2009-05-29

「村上春樹・1Q84」と「存在の耐えられない軽さ」

注・「1Q84」に少し触れています。

村上春樹さんの話題の新刊「1Q84」の冒頭にチェコの作曲家ヤナーチェック(ヤナーチェクがよく使われている表記ですが小説内表記はヤナーチェック、以下ヤナーチェックで表記、)の事が出てきますが、すぐに思い出されるのは映画「存在の耐えられない軽さ」(原作はミラン・クンデラ、監督はフィリップ・カウフマン)。
サントラの音楽表記は別の方ですが全編に使われていたのがヤナーチェックの曲でした。
1968年、激動のプラハを舞台にした脳外科医トマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)とテレサ(ジュリエット・ビノシュ)、サビーナ(レナ・オリン)の3人を描いた映画で印象的だったのが、このヤナーチェックの曲でした。

※MEMO
小説で書かれているのはヤナーチェック「シンフォニエッタ」の冒頭部分(ちなみに「1Q84」内で指揮者が書かれていたのは小澤征爾Book2_34Pとジョージ・セルBook1_202PBook2_61P

1Q84(1) 

1Q84(2) 

存在の耐えられない軽さ [DVD] 

存在の耐えられない軽さ 
下記のAmazonへのCDリンク「クリーブランド管弦楽団」は小説内に出てくるアルバムのCD化されたもの(B面にシンフォニエッタが入っていました)。

バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

| | トラックバック (0)

2009-05-19

川崎和男さんの記事

昨日のTV「カンブリア宮殿」に出演したデザインディレクター・川崎和男さんの「COLOR of CINEMA」での記載記録です。
金沢で行われた展覧会の記事など
(カテゴリーは文化・芸術)

2006_11_01
金沢21世紀美術館・川崎和男展

2006_9_11
デザインという先手・デザイナー川崎和男


カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

artificial heart:川崎和男展 

川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊 (別冊課外授業ようこそ先輩)

| | トラックバック (0)

2009-05-10

再開 !

さて一年間程休載していましたが、再開します。
「DVDにはなっていないけれど」に掲載してきた映画のほとんどが
DVD化される快挙(?)もあったりして、
内容的にも少し補足を加える部分も多くなってきました。

まだ「ラストタイクーン」は見られないですが…
YouTubeで一部、デ・ニーロとジャックニコルソンの競演シーンが見られます。
(英文・The Last Tycoonで検索)

追記
未DVD化作品のLiza Minnelli「ラッキーレディ」や若い!エリザベスシュー、クリス・コロンバス監督「ベビーシッターアドベンチャー」は全編がYouTubeで見られます(字幕無し・英文)。

ベビーシッターアドベンチャー」は
検索で「Adventures in Babysitting」

Lucky Lady
ラッキーレディ」、こちらはPermlinkで直接PlayListへ

注・リンク切れの場合有り(2009年5月16日リンク切れ無し確認済み)

ラスト・タイクーン (角川文庫)


| | トラックバック (0)

2008-05-09

ラストショー「さよなら映画館4」

少し前の写真資料から。
1991年2月11日・シネラマOS劇場(大阪・梅田)、閉館時のもの。
最終日の上映作品は「ベン・ハー」(他の日には「2001年宇宙の旅」や「ウェストサイド物語」など)
最後の最後、劇場関係者からの挨拶(真ん中の写真・スクリーンの大きさが伺えますよね)で締めくくられ、退場時にはフィルムやポスターが来場者に配られました。
現在、劇場跡地のビルに面した歩道に上映作品のプレートが残されています。

Os2















Os1













Os3













ベン・ハー 特別版(2枚組)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

成功する名刺デザイン

K2の長友啓典さんと野地秩嘉さんの共著「成功する名刺デザイン」はパラパラと眺めているだけで「よいデザイン空気」をもらえる、とっても素敵な本です。2006年から綴られている長友さんのブログ「日々@好日」も爽やかにして鮮やか !

日々@好日
http://blog.excite.co.jp/nagatomo/

成功する名刺デザイン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-04-09

ラストショー 「さよなら映画館3」

大阪ミナミ・映画館最後の砦「千日前国際劇場」も2008年3月31日をもって休館(閉館)となりました。その最終日の風景。

Sen_1
















Sen_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008-03-26

ラストショー「さよなら映画館2」

神戸でも多くの「映画館」が閉館されました(ビッグ映劇やアサヒシネマ)。1946年開館(阪神淡路大震災で一時休館後に209席と100席で再開)の阪急会館(OS阪急会館)も昨年5月にさよならフェスティバルを最後に幕を閉じました(ラスト上映はそれぞれ「大脱走」「ローマの休日」)。

Show3









Show4














下記、写真は「道頓堀東映」外観と閉館のご挨拶

昨年4月19・20日「さよなら興業<転生 道頓堀東映52年物語>」で閉館となりました(大阪ミナミでは角座、スバル座も閉館)。ラスト上映は「鉄道員(ぽっぽや)」(入れ替え無しで「わんわん忠臣蔵」や「十三人の刺客」などが上映されました)。

Toei
















Toei2

















大脱走 アニメ/わんわん忠臣蔵

| | コメント (0) | トラックバック (0)

青、緑、金色「パンズ・ラビリンス」

昨年公開されて数々の映画ベストテンにランクインされたギレルモ・デル・トロ監督作品「パンズ・ラビリンス」(第79回アカデミー賞では撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞)。その世界観はまさにイメージの洪水。DVD BOXが発売されたので、さっそく再見しました。
物語・フランコ政権下のスペイン。その軍の大尉である義父を好きになれない少女オフェリア。ある日、妖精に導かれ森の迷宮で牧神パンから「ある秘密」を聞かされる。そして…

そのDVDでギレルモ監督がオーディオ・コメンタリーの中で色彩について語っている部分。
現実世界は寒色系ので、魔法の世界は暖色系の金色が使用され、2つの世界の中間にあたる地下はにしたそうです。
監督曰く「だから地下はコケだらけだ」「オフェリアが着ているセーターも緑にしてある」(メイキング映像でオフェリア役のイバナ・バケロが衣装部屋を案内しながら「私の衣装、緑ばかりです」とコメントしています)。

MEMO
映画公開時の宣伝デザインは大島依提亜さん(絵本型のパンフレットが秀逸!!)

PAN'S LABYRINTH パンズ・ラビリンス
http://www.panslabyrinth.jp/

パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック
パンズ・ラビリンス 通常版 パンズ・ラビリンス DVD-BOX

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2008-03-21

アフタヌーンは「ダージリン急行で」

相変わらずのオフビートなユルユル感で独特の世界を醸し出すウェス・アンダーソン監督「ダージリン急行」。本編の始まる前にプロローグともPART1ともよべる「ホテル・シュヴァリエ」がくっついています(短編とはいえ、きっちりエンドクレジットもついているし、共演はナタリーポートマンだし…)。
物語・父の死をきっかけに疎遠になっていた3兄弟が、もう一度家族としての絆を取り戻そうとインドの旅にでるのだが…
3兄弟にオーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン。アンダースン監督の前作に出ていた「あの人」やこの3兄弟の母って言われて納得の「あの人」が出ていたりと思わずニンマリしてしまうキャスティング。

「ダージリン急行」オリジナル・サウンドトラック/サントラ[CD]

そして、もうひとつの楽しみ、美術と衣装。
本物の10台の列車を借り切って撮影された列車内装デザインはマーク・フリードバーグ(細かいところがいろいろ素敵)。衣装は「マリー・アントワネット」の世界から一転、大御所ミレーナ・カノネロ。最初は公表されていなかったため、後々になって騒がれだしたスーツケース・デザインはルイ・ヴィトンのデザイナー、マーク・ジェコブス(椰子の木キリンや象が配されていて、かわいい)
音楽も例によって素晴らしい(ザ・キンクスからストーンズ、サタジット・レイ作品までバラエティに富んでいる)。上映終了後、ご年配の方がサントラ盤を買って帰る姿をみかけましたよ(年代関係なくセンスのいい選曲は届いているということですよね〜)。

THE DARJEELING LIMITED
http://microsites2.foxinternational.com/jp/darjeeling/

ライフ・アクアティック(ライフアクアティック) ロイヤル テネンバウムス/Royal Tenenbaums (Collectors Edition) - Soundtrack

| | コメント (0) | トラックバック (3)

コインの裏表「ノーカントリー」

注・内容に触れています。
「このコインは1958年製造だから今、この手元に来るまでに22年旅をしてきた事になる」途中、荒野にポツンと佇む雑貨店での会話。そしてラスト…「おれはコインのように生きてきた」。あまりに有名になったオカッパ・ヘアースタイルでのハビエル・バルデム演ずるアントン・シガーの台詞(台詞はスクリプトからの記載ではないので正確ではありませんが…)。まさにコインの裏表(いろいろな意味が含まれている)のように生真面目な追跡者を演じてアカデミー賞を手にしました(おそらく長く記憶に残るであろうキャラクター)。
撮影監督はロジャー・ディーキンス。9作品連続登板でコーエン兄弟との息もピッタリ。今作はシネマスコープで撮影されており、テキサス、ニューメキシコの風景を乾いた砂埃とともにパースペクティブに描きだしている。衣装メアリー・ゾフレス、音楽カーター・バーウェルもコーエン組の常連。
トミー・リー・ジョーンズ演ずるベル保安官は最後の最後までシガーという「影」を追いかける形になっていて(ニアミスはあるが面と向かわない)、それがそのままラストの長い会話の意味(見た「夢」の話とも)と繋がっている。

ノーカントリー
http://www.nocountry.jp/

ファーゴ (ベストヒット・セレクション)

| | コメント (0) | トラックバック (5)

«ラストショー「さよなら映画館」