« 2006年6月 | トップページ | 2006年8月 »

2006-07-31

DVDには、なっていないけれど_8

「アフガニスタンバナナスタンド」と言えば未DVD化作品の佳品「ホット・ロック」(ピーター・イエーツ監督)の大事な大事なキーワード。ドナルド・E.ウェストレイクの現在も続いている人気作品・不運な泥棒ドートマンダーシリーズの第一作を映画化。〜物語・アフリカ某国代表の依頼で盗みのプロフェッショナル(ドート・マンダーとその一味)が警戒厳重なボストン博物館から高価なダイヤを盗み出す仕事を引き受けたまではよかったが、ちょっとした手違いから、第二第三の盗みをはたらく羽目に‥。それも難攻不落な場所からばかり〜ここまでビデオパッケージ参考。

ホット・ロック 強盗プロフェッショナル
ジミー・ザ・キッド 悪党たちのジャムセッション

チームリーダーのドートマンダーをロバート・レッドフォード。音楽はクィンシー・ジョーンス(!!)。とってもおもしろいのに未DVD化。「オーシャンズ11」や「スニーカーズ(こちらもレッドフォード)」や「ミニミニ大作戦」や「黄金の七人」や「RONIN」などなど、この手のチームが集まってのドタバタ劇の傑作アクション(コメディ)と連なる系譜。ついでに記載するとウェストレイクの小説では登場人物紹介が数ページにわたる大人数のスラプスティック劇「踊る黄金像」あたり映画化するとおもしろいと思うのですが‥(あ、そうそう、恩田陸さんの27人と一匹が登場人物の「ドミノ」もいいなぁ〜)

黄金の七人 ドミノ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-30

受け継がれしもの「ゲド戦記」

ゲド戦記」もしくは「海辺のカフカ」? (これは映画を見ている途中、ふっと思った事です‥)。注・これより以降・物語に触れています。宮崎吾朗監督「ゲド戦記」は監督自らがインタビュー等で自身の事を「アレンジ型」と語っている通りアーシュラ・K.ル=グウィンの原作・全6巻中、3巻「さいはての島へ」をベースに宮崎駿監督の20年以上前に描かれた絵物語「シュナの旅」(エンドクレジットに原案と明記されました)や数々の宮崎アニメの名シーンが入り交じった作品となっています(エッセンスであり、スタートでもあります)。(尚、原作に関して何に影響を与えて、どのような骨格の物語であるか等の詳細事項はパンフレットに記載されています)。

The Earthsea Quartet (Puffin Books) (Earthsea#1-4) ゲド戦記 全6冊セット シュナの旅

「ゲド戦記」中でハイタカ(実はゲド・声・菅原文太)、アレン(声・岡田准一)、テルー(声・手嶌葵)ら登場人物は本当の名前を名乗っていない(アレンは本当の名前を知られた事で魔女クモにひきこまれてしまう)。真の名前を語り合えるのは信頼がおけるものの証と言えるのだろうか?この辺りは自分探し的テーマとも関係あるのかもしれません。また、アレンが逃げてきた「影」は自分の影であり、向き合うべき自己でもあるわけですから‥(「海辺のカフカ」的?)。ラスト、アレンとテルーが本当の名前で呼び合って(テルーの真の姿が現れる)までのシークエンスに宮崎吾朗・版「ゲド戦記」が集約されていると思うのですが、いかがでしょうか ?

尚、原作未読のため、映画を元に記載しています。(いろいろ言われている映画本編と宮崎親子をダブらせての父権云々も、ここではあえてパスしています)

ゲド戦記
http://www.ghibli.jp/ged/

ゲド戦記・オリジナルサウンドトラック スタジオジブリ・プロデュース 「ゲド戦記歌集」

| | コメント (0) | トラックバック (36)

2006-07-29

「奥様は魔女」の衣装デザイナー

1960年代TVドラマ「奥様は魔女」の、そのままリメイクかと思って見ていたら、少しひねって、うまくアレンジされていました。〜物語普通の恋がしたい魔女のイザベル(ニコール・キッドマン)が人間界で出会ったのは妻に逃げられ、役にも恵まれない落ち目の俳優ジャック(ウィル・フェレル)。そのジャックが人気回復を狙って出演しようとしている「奥様は魔女」のTVリメイクドラマにイザベルが「鼻がピクピク」できる(ホントの魔女ですから!!)ということで出演することになって‥〜ここまでプレス参考。監督は「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」のノーラ・エフロン。設定が60年代ではなく、舞台が現代に置き換えられていますがファッションはニット主体のパステルカラーを用いたカジュアルで全体に60年代調(ニコール・キッドマンの衣装)でまとめられています。衣装デザイナーはメリー・ゾフレス。スピルバーグ監督の「キャッチミー・イフ・ユー・キャン」でもバリバリの60年代テイストを作り出していました。そういえば同じくニコール・キッドマン主演の「ステップフォード・ワイフ」も60年代テイストのファッションとメイクアップでした(こちらもリメイク作品)。

奥さまは魔女 ステップフォード・ワイフ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-28

山村浩二さんの新作アニメ

頭山」で「第75回アカデミー賞短編アニメーション部門」にノミネートされた山村浩二さんの新作「年をとった鰐」が8月5日より渋谷ユーロスペースでモーニング&レイトショー公開されます。「頭山」とは、また違った雰囲気の原作の画を踏襲したモノトーンによるシンプルな映像。同時上映として山村浩二セレクションおすすめアニメが見られます。(全国順次上映予定)。

「The Old Crocodile(年をとった鰐)」
2005/35mm/ドルビーデジタル/13分
演出、脚本、アニメーション、
編集、製作・山村浩二
語り・ピーター・バラカン
原作・レオポルド・ショヴォー
「年をとったワニの話」

年をとった鰐 公式ブログ
http://oldcrocodileoctopus.blog65.fc2.com/

年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈1〉

また、特別展・可視幻想 山村浩二アニメーション+原画展が広島市現代美術館で9月18日まで開かれています。

Hiroshima City Museum of
Contemporary Art

http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/index_j.html

Yamamura Animation's Top Page
http://www.jade.dti.ne.jp/~yam/

ヤマムラアニメーション図鑑―山村浩二ワークスブック アニメーションの世界へようこそ―カラー版

カロとピヨブプト(かわいい!!)も収録されたDVD「頭山」山村浩二作品集 も7月21日に発売されたばかりです!!(以前発売されたものと特典映像が違います。なによりも安くなって発売されたのが嬉しい!!)

しきしきむらのはる しきしきむらのなつ
しきしきむらのあき しきしきむらのふゆ


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-27

「ニュー・ワールド」緑と灰色と。

20年間の沈黙を破って発表された前作「シン・レッド・ライン」から7年、テレンス・マリック監督の最新作「ニュー・ワールド」(しかし、驚くべき寡作ぶり)。主演、ジョン・スミス役は「アレキサンダー」のコリン・ファレル。ヒロインとなるポカホンタス(ふたりの話はアメリカで最も有名な伝説物語)には15歳の新人クオリアンカ・キルヒャー。他に「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベール、「ナショナル・トレジャー」のクリストファー・プラマー。テレンス・マリック監督で必ず語られるのが、その映像の美しさです。1978年公開の「天国の日々」の黄金色の麦畑、農場の四季の移り変わりを撮影したネストール・アルメンドロスはこの年のアカデミー撮影賞を受賞。テレンス・マリック監督はカンヌ映画祭のパルムドールを受賞しています。

天国の日々

それで今作ですが前作「シン・レッド・ライン」の時に感じた森や草原の「グリーン」のイメージは、「ニュー・ワールド」でも色濃く出ています。(と、いうか「グリーン」の印象だけが残っているほど、鮮烈)。まるで、写真集をめくるが如く繰り広げられるショットの数々‥。しかし、今作で違っている点が一点あります。ジョン・スミスが開拓者の砦に戻ってきた時に砦内で疑心暗鬼から、仲間割れが起こっているのですが、その時の色彩がほとんど彩度のないグレー調になっていて、先住民たちの村の豊かさとの対比がはっきりとわかるようになっています。(生彩が無いとは、まさに、この事ですね)

ニュー・ワールド コレクターズ・エディション

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-26

衣装デザイナー_3

イーデス・ヘッド(Edeth Head)の時代
〜その他のデザイナー〜

セシル・ビートン( Cecil Beaton )
なんといっても「マイ・フェア・レディ」! ヘップバーンの大変身後の衣装は、この人。他に「恋の手ほどき」「アンナ・カレリア」など。尚、マイ・フェア・レディの撮影日誌が発刊されています。

マイ・フェア・レディ 特別版   「マイ・フェア・レディ」日記

オリー = ケリー( Orry-Kelly )
最初はワーナーブラザースの衣装デザイナーとして活躍。「カサブランカ」の衣装は、この人。イングリッド・バーグマン・登場シーンのまばゆいばかりの輝きは語りぐさとなっています。その後ビリー・ワイルダー監督のコメディ、「お熱いのがお好き」「あなただけ今晩は」など

あなただけ今晩は

ヘレン・ローズ( Helen Rose )
エリザベステーラーの「花嫁の父」「熱いトタン屋根の猫」などアカデミー衣装賞も受賞した50年代に活躍したデザイナー。グレースケリーのウェディングドレスは彼女のデザインによるもの。

花嫁の父

+ + 補足 + +
カサブランカ」といえばボギーことハンフリー・ボガードが着た、というより羽織ったトレンチコートが思い起こされます。(トレンチコートは元々第一次大戦中のイギリス陸軍が塹壕戦用に採用した軍服であり、実際にアメリカで流行し始めたのは「カサブランカ」公開後の第二次大戦後の事でした。もちろんボギーが「着崩し」たイメージが影響したことは言うまでもありません)

カサブランカ スペシャル・エディション

衣装デザイナー番外編
(ウェディング・ドレス編)

かつてスターが結婚する際には映画スタジオの衣装デザイナーがウェディングドレスのデザインを行ったりもしていました。
中でも有名なのがモナコのレーニエ大公と結婚したグレース・ケリーです。
彼女のためにウェデング・ドレスのデザインを行ったのがMGMの衣装デザイナー、ヘレン・ローズ。ドレスのレース部分には美術館から購入したアンティークレース、3mのヴェールには何千個もの真珠がちりばめられていました。同じくMGMからドレスを贈られたのがエリザベス・テーラー。(最も、この時のドレス姿は主演映画「花嫁の父」の宣伝に使われたので贈られたというべきかどうか‥?)こちらは、最初の結婚の際に。(お相手はホテル王の息子、コンラッド・ヒルトン・ジュニア←た、玉の輿‥)その後、エリザベス・テーラーは合計8回( ! )結婚(その内、リチャード・バートンと2回)って、すごいですね‥

番外の番外
オードリー・ヘップバーンの2度目の結婚の際に着たドレスはジバンシーのデザインによるピンクのミニドレス(襟や袖のデザインもかわいい)。スカーフ風の帽子(スカーフにも見えますが‥)もドレスに合っていて、おしゃれ。(こちらの写真はよく掲載されているのでご覧になった方も多いのでは‥?)。下記のポートレート集は参考(掲載されていた写真集が品切れのため)

アルバム オードリー・ヘップバーン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-25

トリコロール 青の愛・白の愛・赤の愛

フランスの国旗を構成する3色、。それぞれの色はフランス革命の精神、自由・平等・博愛をあらわしていると言われています。その3色をモチーフとした3本の独立した映画にして三部作。3本全てを監督するのはポーランドのクシシュトフ・キエシロフスキ監督。(「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督や「LoveLetter」の岩井俊二監督など、多くの映画監督にRESPECTされています。尚「トリコロール三部作」はキェシロフスキ監督の遺作となりました)それぞれ3本の映画にはテーマに沿ってジュリエット・ビノシュ、ジュリー・デルピー、イレーヌ・ジャコブが主演をつとめました。

トリコロール・青の愛
ジュリエット・ビノシュ演じる作曲家の妻、ジュリーはある日突然、愛する夫と娘を事故で失ってしまう。ジュリーは自殺を図るが死にきれず葛藤の末、新たな人生をスタートさせ絶望の淵からジュリーは夫の意志を継いで未完成だったコンチェルト曲を完成させようと試みる。そんな矢先、死んだ夫に愛人がいたことに気づきジュリーは‥‥

トリコロール/青の愛

トリコロール・白の愛
性的不能に陥った夫との結婚生活に嫌気がさした妻ドミニク(ジュリー・デルピー)は裁判所に離婚請求を申し立てた。妻に捨てられ、失意のうちに母国ポーランドに帰った夫は新たなビジネスで大成功。そして、別れた妻と再会したい一心である大芝居に打って出るのだが‥‥

トリコロール/白の愛

トリコロール・赤の愛
大学に通うかたわらモデルの仕事をしているバランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)はある日、誤って車で犬をはねてしまう。首輪から飼い主は初老の退官判事だとわかり、自宅まで訪ねていくと、彼は一日中電話の盗聴をして過ごしていた。バランティーヌは盗聴をやめるように懇願するが「これが自分の生活だ」と取り合わない。それから、しばらくしてバランティーヌは彼が盗聴の罪で起訴されたことを知り再び、訪ねていくと男の意外な過去を知る‥‥
〜ここまで初公開時のフライヤーより引用。

トリコロール/赤の愛

物語の舞台はそれぞれ、パリ、ワルシャワ、スイスとモチーフによって分けられています。また、映画それぞれの物語もクールな風合いの「青の愛」皮肉が効いた「白の愛」暖かさのある「赤の愛」とそれぞれのテーマ「自由」「平等」「博愛」にそって綴られています。
もちろん、画面には各タイトルの色に関係あるオブジェや処理がちりばめられています。例えば「青の愛」では最も印象的な「青いプール」や「青いファイル」「青い窓」「青いガラス玉のモビール」などなどが象徴的に使われています。さらに「白の愛」ではウェディングドレスの白、「赤の愛」ではバランティーヌの街角に飾られる広告の大幕の真紅の色といった具合にさまざまです。

キェシロフスキ監督は常に「運命」と「偶然」にまつわる物語を描き続けてきましたがこの「トリコロール三部作」でも多くの「運命」と「偶然」が描かれています。中でも三部作最後を飾る「トリコロール・赤の愛」のラストはそれまでの「青の愛」「白の愛」をつなぐ素晴らしい「運命」と「偶然」が用意されています。(これは、これからご覧になられる方がいるかもしれませんので記載いたしません。尚、もしご覧になる場合はの順に見ることをオススメします)

トリコロール/青の愛 トリコロール/白の愛 トリコロール/赤の愛

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-24

火花散る演技「ゆれる」

注・物語の構成に触れています。西川美和監督「ゆれる」のプロットを最初聞いた時は「Rashomon Approach」をベースとした物語かと思っていました。しかし、そのあたりのところを西川監督は見事に裏切ってくれて前半かつてのATG系の映画(「遠雷」など‥)を彷彿とさせる映像とリズムで登場人物たちの関係性を巧みに紡いでいきます。そして吊り橋の一件(実際には観客には何も見せていない。よって、この物語には客観的な事実は存在しない)をはさんで、ほぼピッタリ1時間ほど経過したところから法廷を主体としたドラマに変調し、最後のコーダとして約15分間、その後(7年後)、そしてラストワンショットが描かれるという秀逸なオリジナル脚本には、本当に驚かされました(法廷でのカメラ位置も印象的)。また、演じるオダギリジョー、香川照之の火花散る抑制の効いた芝居は見応え十分!!脇を固める伊武雅刀、蟹江敬三、木村祐一(法廷でのモテない話の時は本人の話?かと‥)、新井浩文、真木よう子も素晴らしく今年公開作品中、屈指の一本。

ゆれる
http://www.yureru.com/

ゆれる ゆれる オリジナルサウンドトラック ゆれる

| | コメント (1) | トラックバック (35)

2006-07-23

チェコ絵本とアニメーションの世界展

京都・プラハ姉妹都市提携10周年記念「チェコ絵本とアニメーションの世界展」が8月3日より美術館「えき」KYOTO(JR KYOTO ISETAN 7F)で開催されます(今年、東京で開かれたものと同内容かは未確認)。本展ではチェコスロヴァキアの公立美術館、旧国営アニメーションスタジオ等の協力により、チェコを代表する作家28名の原画や製作過程の資料、絵本など約 200点によって、20世紀前半から今日までのチェコ絵本の歴史をアニメーション制作と絡めながら紹介します。日本でも人気の高いチャペックや国民的な絵本作家ラダの貴重な原画をはじめ、「チェコの最も美しい本」の絵本部門で受賞した最新作、また、日本未公開のアニメーション映画の上映などもみのがせません。ここまでフライヤーより抜粋。イジー・トゥルンカの作品も見られますよ!

JR KYOTO ISETAN
http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html

メッセージ・フロム・チェコアート チェコへ行こう! 絵本と雑貨とちいさな街めぐり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベルサイユのばらと宝塚歌劇

激動の古都パリ「ベルサイユのばら」の時代展・古都物語パリ編が奈良県立図書情報館で開催されます。平城遷都1300年を4年後に控え、古都「奈良」をキーワードに、長い歴史と文化をもつ諸外国の古都との交流を趣旨に開かれるもの。 その第1弾は、パリ。ルイ王朝の興隆と没落、一世を風靡した「ベルサイユのばら」を中心に、その激動期の姿を展示と講演会で浮き彫りにします。〜WEBより

期間
平成18年7月25日(火)~8月27日(日)
会場
奈良県立図書情報館
2階メインエントランスホール

奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/index-j.html

尚、原作者の池田理代子さん、1975年版でアンドレを演じた安奈 淳さん(女優・歌手、元宝塚歌劇団花組トップスター)らの講演会もあります(事前申込が必要、応募者多数の場合は抽選。詳しくはWEBを)

ベルサイユのばら―完全版 (1) ベルサイユのばら―完全版 (2) ベルサイユのばら―完全版 (3)
ベルサイユのばら―完全版 (4) ベルサイユのばら―完全版 (5) ベルサイユのばら―完全版 (6)
ベルサイユのばら―完全版 (7) ベルサイユのばら―完全版 (8) ベルサイユのばら―完全版 (9)

今年は5年振りに宝塚歌劇で「ベルサイユのばら」が上演されました。1974年の初演以来、上演される度に焦点となる主人公や視点を変えて描かれてきましたが、今年はフェルゼンとマリーアントワネット篇(星組)、オスカル篇(雪組)が上演されました。原作から、どの部分を抜き出すかによって、こんなにも印象が変わるものかと驚かされます(ファンにとっては、それはないでしょう〜ってところもあるみたいですが‥)。舞台セットも変化していて、かなり大仕掛け化してきています。中でもオスカル篇の白馬の仕掛けには更に驚かされました(このまま大仕掛け化していくと少し、心配)。ちなみに本公演はマリー・アントワネット生誕250周年記念の冠がついていましたが、(このBLOGで)何回も紹介しているソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」が来年正月第二弾として公開が決定しています。

ベルサイユのばら特集本 (1) ベルサイユのばら特集本II

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-22

あ〜片想い「ハチミツとクローバー」

恋はくるくる巡る ! 全員片想い !! 「月刊コーラス」連載中の羽海野チカの「ハチミツとクローバー」は今年またまた、やってくれました「青春だなぁ〜」作品の好篇 !! なんといっても花本はぐみ役の蒼井優がピッタリ、そのはぐみに一目惚れの竹本祐太役にこれまたハマり役の櫻井翔。そしてそして、変人(笑)森田先輩役の伊勢谷友介( !! )、関めぐみ、加瀬亮の顔ぶれはキャスティング段階で既に成功していたと言えるかも。主題歌は当然スピッツ(タイトルの「ハチミツ」はスピッツのアルバムタイトル。ちなみに「クローバー」はスガシカオのアルバム。TVアニメ版は挿入歌にいっぱい楽曲が使われていました。現在放映中の2も)。映画版はコミックやアニメだからこそというプロットをどうするのだろうと思っていましたが、そこをCM畑出身の高田雅博監督が原作ファンからも納得のいく着地点でピシッとまとめあげていました。今日から公開 !!

ハチミツとクローバー (1) ハチミツとクローバー オリジナルサウンドトラック

映画「ハチミツとクローバー」公式サイト
http://www.hachikuro.jp/

ハチミツとクローバー
http://www.hachikuro.net/
公式サイト

フジテレビ<ノイタミナ>ハチクロ2
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/hachikuro2/
アニメ完結編!!

ハチミツとクローバー ―PHOTO MAKING BOOK ハチミツとクローバー ~恋に落ちた瞬間~


| | コメント (1) | トラックバック (25)

2006-07-21

永遠のマリア・カラス

物語・オペラ界の伝説のスター、マリア・カラスはパリ16区のアパルトマンで、ひっそりと隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼女の元にかつての仕事仲間のプロモーターが一通の企画書を持って現れる。それは、カラス全盛期の録音を使い、カラス主演のオペラ映画「カルメン」を制作するというものだった。〜ここまでプレスより抜粋。監督はマリア・カラスのオペラも演出し、親友でもあったフランコ・ゼフィレッリ。マリアカラス役には監督が「まるでマリアの霊が乗り移っているかのようだった」と言わしめたファニー・アルダン。

映画はフィクションだがファニー・アルダン演ずるカラスがあまりの存在感のため、「えっ!?本物?」と見間違ってしまう程、素晴らしい作品となっています。実際にリップシンク(いわゆる口パクの高度なもの)のシーンでは歌声が実際のカラスのものを使っているので本当に、こんなシーンがあったのでは?と、思わされるほどです。

ベスト・オブ・マリア・カラス「カラス・イン・ポートレイト」 カラス・イン・シネマ

プロダクションデザインは圧倒的な「プロの仕事の固まり」のような映画。衣装デザイナーチームは4人。ひとりはファニー・アルダン以外のメインキャストの衣装を担当したアルベスト・スピアッツィ。劇中のオペラの衣装担当がアンナ・オニ。そして、公開時にも話題になったファニー・アルダンの衣装をカール・ラガーフェルドがデザイン。彼のデザインにシャネルのヴィンテージものを組み合わせる仕上げの作業をアレッサンドロ・レイが担当した。カール・ラガーフェルドがデザインした衣装はスーツ3点、ステージガウン1点、日常のドレス、ブラウス、パンツ、帽子、コート、カクテルアンサンブルなど、合計20点近くに及んだ。(久しぶりに人前に姿を現したときの衣装が頭の先からつま先、バッグにいたるまで全てシャネルで決まっています)

付記
1974年11月11日札幌厚生年金会館での演奏が世界で最後のステージとなった。映画の中にもこの公演のビデオを見るシーンがある。映画はこの日本での演奏旅行以降をフィクションとして形作っている)

永遠のマリア・カラス

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2006-07-20

しみじみと「東京日和」

前述(「竹中さんと知世ちゃん」2006-04-14)で取り上げた「サヨナラCOLOR」も素敵な映画でしたが、この「東京日和」も、しみじみと「あ〜いいなぁ〜」と心から思える作品でした。

竹中直人が散歩の途中に立ち寄った本屋で手にした写真家・荒木経惟+陽子夫妻のフォトエッセー集「東京日和」を元に映画化。(荒木氏の写真と90年に他界した陽子さんのエッセーによって構成された本は「夫婦で歩いた楽しくも、切ない東京の記憶」を封じ込めたものとなっている)。映画自体はその写真集「東京日和」の骨格を借りて別の人の人生として描いている。

東京日和

主人公の写真家・島津巳喜男を竹中直人、その妻ヨーコを中山美穂。(演じる中山美穂がえもしれぬ存在感と透明感で最後まで映画のトーンをひっぱっていってます)

他の出演者に松たか子、三浦友和、浅野忠信、内田也哉子、田口トモロヲ、鈴木砂羽、中島みゆき(「サヨナラCOLOR」にも出ていて竹中組の常連ですね)など多彩。(荒木経惟も車掌役で特別出演しています)スタッフも監督・竹中直人、脚本・岩松了、音楽・大貫妙子、サウンドトラックのオーケストレーションには坂本龍一も参加と、豪華な組み合わせが実現。

この映画で出てくる島津のマンションと室内のセットがとてもキレイで、特に色彩が時間によって変わっていく様が特筆ものの出来映えです。(これは撮影と照明の共同作業によって、時刻、天候によってベランダから見える景色が変わるように組み立てられたそうです)。また、衣装に北村道子が参加(近作に「メゾン・ド・ヒミコ」! )。コム・デ・ギャルソンが使われたシーンもあります。更に映画の中に多くの花が登場するのですが、それらを専属のフラワーコーディネーターが担当しひまわりあじさいなどで美しく彩っています。そして、現在では既に撮影時とは様変わりしつつある東京のロケ地の数々が本当に美しさに溢れていました。(特に有楽町、銀座、東京ステーションホテル丸の内など)

東京日和

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-19

2006年の「日本沈没」

注・物語に触れています。1973年版と2006年版「日本沈没」の大きな違いは33年の間に進化し続けたビデオカメラによるリアルな災害(地震・津波)の映像を体験してしまった「その後の2006年におけるドラマ」であるという事。極めて市井な人々(「ひょうたん」に集う人々、若干特異な職業ではあるが主人公・小野寺俊夫と阿部玲子)を描きつつ視点は鳥瞰的(たびたび登場する日本全体の衛星画像)で、本来描かれるであろう悲惨な災害現場はまるでアトラクションのようですらある。逆にそういう方法でしか描けなかったと判断するべきか‥(本編を神戸で見たのでなおさら、そう感じたのかも‥)。ちなみに1973年版は政治家センセイたちを描いて、まるで逆の構造。2006年版「日本沈没」後半は、ほとんど東宝特撮科学映画の様相(トンデモ映画、一歩手前です)。でも、このオチのつけ方も個人的には悪く無かったかも‥とも、思います。最後、カメラが引いていった「山々が水没して島のように点在する富士山近くの風景」が瀬戸内海の島々のようで少し美しくもあるのは、そこに残った「希望」のようなものと関係があるのかもしれません。

日本沈没
http://www.nc06.jp/

「日本沈没」PHOTO BOOK featuring 草なぎ剛 日本沈没OFFICIAL BOOK―沈没へのカウントダウン

日本沈没 ナビゲートDVD 日本沈没

| | コメント (0) | トラックバック (45)

2006-07-18

この人の展覧会が見たい_5

数年前に作家の荒俣宏さんが編纂した「二十世紀イリュストレ大全 〜 少女まんがのルーツをもとめて(※)」(全3巻)で取り上げられているアールデコ期の画家、イラストレーターを集めた、この書籍と同タイトルの展覧会開催はいかがでしょう?(と、提案 ! と、いうか見たい !! )。ジョルジュ・バルビエやエルテ、ウンベルト・ブルネレスキなど現在の少女まんが、ファッションや衣装デザインに影響を及ぼしている画家(イラストレーター、舞台衣装デザイナー)の作品が一堂に会して展望できるなんてステキだと思うのですが‥?

二十世紀イリュストレ大全〈1〉ロマンティックドリーム―少女まんがのルーツをもとめて 二十世紀イリュストレ大全〈2〉アメージングファンタジー―少女まんがのルーツをもとめて 二十世紀イリュストレ大全―少女まんがのルーツをもとめて (3)

「BOOK」データベースより引用〜フランス二十世紀前半のロマンティックな挿絵は、それまでどの国にもなかった斬新で愛らしい女性像を描いている。描かれた女性たちのライフスタイルとファッションは挿絵を通じてアメリカのハリウッド映画やミュージックホールのレヴューに影響し、さらに大正期の日本にも伝わって、竹久夢二らの抒情画や宝塚少女歌劇団に受容された。太平洋戦争後、そこ からまた現代少女まんがの自由で豪華な乙女イメージが日本に誕生した。本書は、まさに日本少女まんがのルーツともいうべきフランス・ガール・アートを集大成した、日本で最初のイラストレーション大全である

ちなみに1巻、カバー帯には山岸涼子さん(「日出処の天子「アラベスク」)がエルテの作品No5(ファイアーバード)に出会った時のコメントが記載されています。

ジョルジュ・バルビエは画集も入手しにくくなっています。こちらはエルテの作品紹介書籍。

エルテ―幻想の世界を生きたアールデコの寵児 Ertes Seven Deadly Sins And Other Great Graphics in Full Color Erte's Theatrical Costumes in Full Color

またSFイラストレーションの先駆者にして宮崎駿さんに多大な影響を与えたと言われるアルベール・ロビダなども「二十世紀イリュストレ大全」には掲載されています。(過去にジブリ美術館で「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」でロビダの複写が展示された事も有ります)

The Twentieth Century (Early Classics of Science Fiction)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006-07-17

「空中庭園」ピンクのオブラート

映画「空中庭園」の公開時に発売され、あまりにも素晴らしい内容のため現在は書店でも入手可能になった経緯を持つパンフレット。スタッフインタビュー、撮影日誌、シナリオ決定稿、そして原作者・角田光代さんによる「空中庭園」の続編「夜道の家族」などを収録。その中にこんな事が書かれていました(インタビューより再構成)。映画の中で小泉今日子さん演ずる絵里子は最初から最後までピンクのコートを着ている(ポスター等に使用された非常にキャッチーなイメージ)。これは衣装の宮本まさ江さんの手によるもの。本当は暗いにもかかわらず、オブラートに包まれたようにピンク色を身につけ頑に自身を守っている絵里子という設定。逆に周りの出演者は全体に黒っぽい衣装でピンクを際立たせています。また、美術の原田満生さんは家族を記号化したマルをキーワードとして数多くセットや小道具、ロケ地などに登場させています。ランプシェード、テーブル、そしてマットも、更にショッピングセンターの観覧車もマル。(余談ですがカメラも不安定を表すかのように、よく回っていました‥)。その他にも映画に携わった方の興味深い話がいっぱい読める内容となっています。

空中庭園
http://kuutyuu.com/

空中庭園 通常版 映画『空中庭園』パンフレット 空中庭園

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2006-07-16

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

幽霊船フライング・ダッチマン号の船長ディヴィ・ジョーンズと「血の契約」を交わしていてビビりまくるジャック・スパロウ船長(ジョニー・デップ)って「スターウォーズ」のジャバ・ザ・ハットとハン・ソロ船長みたい ! なんて事を思いながら最後まで楽しめた第2作「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス(キーラ・ナイトレイ)が再びジャックとからむ事になるくだりから、コミックテイストのアクションシーン(水車の上のチャンバラって‥!!!)までゴア・ヴァビンスキー監督、うまくまとめて、とっても職人ですね〜(ブラッカイマーは商売人って、あ、冗談冗談)。早々と第3作の公開日(2007年5月26日)まで発表されていた通り、やっぱり!!という中間第2作でありました。(1作目同様エンドロールは最後まで)

パイレーツ・オブ・カリビアン/
デッドマンズ・チェスト

http://www.disney.co.jp/pirates/

Interview : Johnny Depp
MoviesOnline

http://www.moviesonline.ca/movienews_9211.html
※Johnny Deppインタビュー(英文です)、
Orlando Bloomのインタビュー他記事もあり

(最下段・Popular Movie News This Monthから他記事移動・2006年7月16日現在記事掲載確認)

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション (パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト プレビュー・ディスク付) パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト オリジナル・サウンドトラック(2万枚限定生産)(DVD付)
ジャック・スパロウKUBRICK & アステカコイン BE@RBRICK SET


| | コメント (0) | トラックバック (86)

ミシェル・ゴンドリー監督、再び!!

夢をコントロール!?「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー(ミッシェル・ゴンドリー)監督・最新作「ザ・サイエンス・オブ・スリープ(原題) THE SCIENCE OF SLEEP 」。例によって例の如くゴンドリー・スタイルのオンパレード!! (脚本もゴンドリー監督) 〜 物語おとなしい夢見がちな青年・ステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)が彼の魅力的な隣人 ステファニー(シャルロット・ゲンズブール)と恋に落ちた時、夢と現実が交錯する。眠りの 科学のおかげで信じられない夢の世界に一歩足を踏み入れるというセンチメンタルコメディ。〜ここまで・シノプシス他参考。他の出演者にミュウ=ミュウ、アラン・シャバ、ピェール・ヴァネックなど。フランス・8月16日、全米9月15日公開予定、(日本未定)

Sleep


The Science of Sleep (英文)
http://www.thescienceofsleep-movie.com/

The Science of Sleep (英文)
http://www.director-file.com/gondry/science.html
NEWS、写真等の記事が掲載されています

Apple - Trailers - The Science of Sleep
予告編

エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション ヒューマン・ネイチュア コレクターズ・エディション

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2006-07-15

細田守監督の「時をかける少女」

まるで映画自体がタイムリープ(時間跳躍)しているかのように、時代の空気を取り込みながら過去6回実写映画化されてきた筒井康隆原作「時をかける少女」。一番有名なのは1983年・原田知世主演で映画化された大林宣彦監督版ですが今回、細田守監督の手によって初のアニメーション化。これが、もう最高によかったのですよ、ホント。あ〜すっがすがしい〜って感じ。既に各メディアでも言及されている通り主人公・紺野真琴の声を演じた仲里依紗(なか・りいさ)のボイスキャスティングが功を奏した好感の持てる一作となっています !! ちなみに真琴の叔母として原作の主人公・芳山和子(声・原沙知絵)が登場 ! (確かに年数も合う!!)。今日15日から全国順次公開 !

時をかける少女
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/

WEBアニメスタイル_TOP
http://www.style.fm/as/index.shtml
監督の絵コンテや対談記事が読めます。

時をかける少女 時をかける少女
時をかける少女 限定版 時をかける少女 通常版

| | コメント (0) | トラックバック (10)

2006-07-14

都市とモードのビデオノート

ヴィム・ベンダース監督がファッションデザイナー、山本耀司に関する映画を作ってほしいとポンピドゥー文化センターから依頼を受け作成したシネ・エッセー「都市とモードのビデオノート」(公開時の表記はヨージ・ヤマモトではなく山本耀司)。舞台は1987年、秋のパリから88年7月の東京、そしてルーヴル宮でのコレクション発表の秋のパリと約1年にわたって撮影された。

当時ヴェンダース監督はビデオを「敵視」していたが、はじめて映画に導入することとなり、それをどう扱うかが大きく注目されていた。(当時のビデオとは8ミリビデオの事を指しておりデジタルビデオやHDビデオなどの影も形もないホントに今と比べるとウソのように画質の悪いものでした。まさか「スター・ウォーズ」のように丸々一本、映画がとれるなんて誰もイメージしていない時代でした。この作品以降、ヴェンダース監督は積極的にビデオカメラや最新の器材を使用するようになり、後に全編DIGITAL CAMERAで撮影した音楽映画の傑作「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ」が生まれた)映画はこのフィルムとビデオの間で揺れる監督とモードの仕事でかかえる矛盾と未来(流行とクラシック)の間で葛藤するデザイナー・山本耀司とが重なり合って、今までに例をみないファッションドキュメンタリーとなっている。

都市とモードのビデオノート デジタルニューマスター版

ヨージ・ヤマモトというと、既にその当時Y'sなどにおいて代表されるように黒のイメージが定着していた。その黒という色に関して映画の中でこんなことを言っていました。〜「服作りということで言えば私にとっては単純なのです。私がつくりたいのはシルエットや形(フォルム)なので色は必要ないのです。の生地は生地でしかない。何らかの色がついていると、そうした色によってさまざまな感覚や感情がついてきてしまう。それがうるさいのです。〜中略〜 時にはが色彩の行きつくところになる。色を混ぜて混ぜていくとになる。この感じがすごくおもしろいのです」〜 映画は仮縫いやリハーサル風景など、克明に写し出していて、最後まで興味深いものとなっていました。

付記
近年、ヴェンダース監督は16日間という短期間で傑作「ランド・オブ・プレンティ」を、やはり全編DIGITAL CAMERAで撮影しました。

ランド・オブ・プレンティ スペシャル・エディション ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006-07-13

シャマラン監督の色彩暗示、今回も?

まもなく全米で「レディ・イン・ザ・ウォーター(原題・Lady in the Water)」が封切られるM・ナイト・シャマラン監督(「シックス・センス」「サイン」)。例によって全体的なストーリーは極秘(シノプシスは公開済み)。主演が「サイドウェイ」のポール・ジアマッティ(役名・クリーブランド)、ブライス・ダラス・ハワード(役名・ストーリー)。

Lady









シャマラン監督と言えば、画面の中に物語のキーの色を潜ませる手法を用いる事で有名。「シックス・センス」での「」(ゴーストにかかわるシーン)、「サイン」での「青みがかったスミレ色」(亡くなった妻を連想するシーン)、そして、「ヴィレッジ」の「」と「黄色」(災いの色を「」、災いから守る色を「黄色」)。「レディ・イン・ザ・ウォーター(原題・Lady in the Water)」は「プール下に潜む精霊」という事で、さしずめ「青系」ということになるのでしょうか ?日本公開は2006年秋・予定。

Apple - Trailers - Lady In The Water
http://www.apple.com/trailers/wb/ladyinthewater/

Lady in the Water

http://ladyinthewater.warnerbros.com/

ヴィレッジ サイン


| | コメント (0) | トラックバック (0)