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2006-10-25

父親たちの星条旗

戦争を終わらせた一枚の写真。その真実。クリント・イーストウッド監督・硫黄島2部作のアメリカ側から描いた作品「父親たちの星条旗」(脚本・ポール・ハギス)を見た。注・ラストシーンに触れています。製作・S・スピルバーグということで、すぐに「プライベート・ライアン」をイメージしたが実際は「ライトスタッフ」の方が「英雄」に祭り上げられ国家に奔走されていくというプロットにピタリとはまる(もちろん彩度を落とした戦闘シーンも、きっちりと描かれています)。実際、硫黄島の戦闘のことは激戦であったことだけが語られるぐらいで日米ともに「そこで何が行われたか」を知らない、そのことを踏まえた上で双方からの視点で描こうとするイーストウッド監督の真摯な姿勢が伝わってくる一作(全体の批評は12月に公開される「硫黄島からの手紙」を見た上で改めて記載します)。
ラストシーンの頂上から降りてきた兵士たちが海に入ってはしゃぐ、つかのまの解放された姿。上品で詩的、そして秀逸な終わり方だと思います。

父親たちの星条旗 | 硫黄島からの手紙
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

Flags of our Fathers [Soundtrack] 父親たちの星条旗

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» 父親たちの星条旗 [欧風]
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