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2006-12-15

2006年の「犬神家の一族」

市川崑監督による1976年版「犬神家の一族」のセルフリメイク。主演の石坂浩二が ' 76年版と同じく金田一耕助を演じている。普通、リメイクというと何らかの手が加えられたり、脚本自体(視点を変えて描いたり)大幅に変更されることが多いと思うのですが、この映画、脚本どころかショットまでもが同じというシーンが多々登場します(左右立ち位置が変わっているものも)。出演者もキーとなる事実を知っている神官役の大滝秀治、「よ〜し、わかった ! 」の署長役の加藤武も同じ配役となっています。もちろん有名なタイトルバック(明朝体の独特の使い方)や大野雄二のテーマ曲も同じ。まさに文字通りのリメイク。

犬神家の一族 コレクターズ・エディション (初回限定生産)

オールスターキャスト(親子共演ありですね〜)映画の楽しみのひとつに、周辺に出てくる人たちの配し方がありますが、那須ホテルの主人役に三谷幸喜(ここで少し笑いがおこっていました。' 76年版では原作者・横溝正史)、従業員・はる役に深田恭子(映画全体の陽の部分を引き受けた形で、よいアクセントとなっていました。 ' 76年版では坂口良子)、' 76年版に出演していた草笛光子が別の役で出ていたりなどなどが、ちょっとした「楽しみ」となっています。ラストシーンが変更されていて石坂浩二さんが著書「金田一です。」の中で「このシーンが加わることによってピリオドがうたれたんだなぁ、と思った」と書かれているとおり(おそらく監督、確信犯?)、同じ作品を同じ形で撮ることによって見事に循環した形で終幕となっている。

犬神家の一族
http://www.inugamike.com/

犬神家の一族 オリジナルサウンドトラック 金田一です。

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コメント

三谷幸喜が出てきたとき、
一瞬、劇団ひとりかと思ってしまいました(汗)
そういや、蛍雪次郎も田中要次に似てるなぁ~と。

投稿: kossy | 2006-12-16 23:47

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