2009-11-13

この人の展覧会が見たい・番外編 エロール・ル・カイン

この人の展覧会が見たい・番外編
日本では「えほんミュージアム清里」で常設展示されいて国内外に多くのファンを持つ絵本の挿絵画家エロール・ル・カイン(1941~1989)その展覧会が12月から京都・美術館「えき」KYOTOで開催されます。イメージの魔術師と称されるバリエーション豊かな作品の数々を見ることが出来ます。

47歳の若さで亡くなるまで、絵本の挿絵やアニメーション映画製作に携わったル・カイン。今年が没後20年の節目の年となります。本展では、えほんミュージアム清里所蔵コレクションの中から、クリスマス絵本の原画、スケッチなど未公開作品を含む約150点を展覧し、類まれなる才能を持ったエロール・ル・カインの華麗なイメージを紹介します。

この部分フライヤーより抜粋

Cain_2











美術館「えき」KYOTO
http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html

えほんミュージアム清里
http://www.ehonmuseum-kiyosato.co.jp/

The illustrated work of Errol Le Cain(英文)
http://www.errollecain.com/index.htm

おどる12人のおひめさま―グリム童話いばらひめ―グリム童話より

アラジンと魔法のランプ魔術師キャッツ―大魔術師ミストフェリーズ マンゴとランプルの悪ガキコンビ

シンデレラ―または、小さなガラスのくつまほうつかいのむすめ

アーサー王の剣キャベツ姫

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2009-10-09

私の中のあなた、タイトルシークエンスデザイン、撮影監督

もう姉のドナーにはならない。両親(キャメロン・ディアス、ジェイソン・パトリック)に訴訟を起こしたアナ(アビゲイル・ブレスリン)、11歳。しかし、その決断はある理由があった-。
このコピーと「きみに読む物語」のニック・カサヴェテス監督ということで、またまた「お涙もの」と思って見ていたら語り口が素晴らしく、ひとつの家族の物語へ昇華されていて苦手な難病を扱っている映画なのに、とても軽やかな作品に仕上がっていて意表をつかれました。(もちろん語るべき問題はきっちりと織り込まれています)

この作品のフィルム質感がいいなぁと思ってプレスシートを見ると
ワイルドブラック/少年の黒い馬」の撮影監督キャレブ・デシャネルでした!!
ライトスタッフ」や「ナチュラル」(どちらもいいなぁ)も、この人(アカデミー賞5回ノミネート)。
私の中のあなた」の中の美しいシーン(海辺のシーンなど)の数々が前述の軽やかさに一役買っているのでは?

ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 [DVD]

またシンプルだが開巻にふさわしいタイトルシークエンスデザインはImaginaryforces
(「セブン」で脚光を浴びたカイル・クーパーらが設立。ちなみに近作では「ターミネーター4」もここ。なおカイル・クーパーは2003年よりPROLOGUEに)

Imaginaryforces(英文)
http://www.imaginaryforces.com/
ARCHIVEをクリックして進むとさまざまなタイトルデザインが見られます。もちろん「私の中のあなた(My Sister`s Keeper)」も(←映画鑑賞後にご覧ください)。

PROLOGUE(英文)
http://www.prologue.com/

ちなみにMEMO
ニック・カサヴェテス監督の両親は映画監督のジョン・カサベテス、母は女優ジーナ・ローランズ(よく知られていることなので、本当にちなみに)

私の中のあなた
http://watashino.gaga.ne.jp/

私の中のあなた 下 (ハヤカワ文庫NV)私の中のあなた 上 (ハヤカワ文庫NV)

きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]

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2009-09-25

映画宣伝デザイン・大島依提亜さんの特集記事

前述の「たゆたゆと、ゆったりとプール」で書いた大島依提亜さんの特集が「デザインノート」の最新号で特集されています。
特にパンフレットは前述の「かもめ食堂」の旅行カバン、「めがね」のブックレット形、「プール」の中抜きプール(ブルーが綺麗)がすべて掲載されていますよ(制作メイキング付)。
もちろん大島さんの傑作パンフレットが多いウディ・アレンも多数(「メリンダとメリンダ」「さよなら、さよならハリウッド」「僕のニューヨークライフ」)
絵本のような版型、表紙の型抜きの印象的な「パンズ・ラビリンス」も。

関連カテゴリー・映画宣伝ツール
http://color-of-cinema.cocolog-nifty.com/blog/cat3685046/index.html

さよなら、さよならハリウッド [DVD]メリンダとメリンダ [DVD]僕のニューヨークライフ [DVD]

 

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2009-09-18

たゆたゆと、ゆったりと、プール

「かもめ食堂」以来、「食とリゾートとまったりと」といった
映画のイメージが定着した小林聡美ともたいまさこのコンビ
(最近、関東エリアで深夜テレビ番組もありましたね~)
かもめ食堂」「めがね」「プール」と3作品の共通点は    というと
映画の中に出てくる、と~ってもおいしそうな食事。
「かもめ食堂」のおにぎり!!
「めがね」の朝ごはん(玉子焼き!)
「プール」のバナナの揚げもの
それらはフードスタイリストの飯島奈美さんの仕事。
(最近では「南極料理人」もありました)
その飯島さんのAERAで連載されていたものが一冊の本になりました。
シネマ食堂
自身の映画以外にも映画と料理のコンセプトで
たくさんの作品が料理とレシピとともに紹介されていますよ。
オススメ本です。

シネマ食堂

で、もうひとつ3作品に共通しているのが
宣伝デザインが大島依提亜さんという事。
「かもめ食堂」の旅行カバン
「めがね」のブックレット形式と
「プール」の中抜きプール(ブルーが綺麗)
それぞれ特徴的なパンフレットがとても印象的でした。

プール
http://pool-movie.com/

プール オリジナルサウンドアルバムプール

めがね(3枚組) [DVD]かもめ食堂 [DVD]

 

 

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2009-09-17

サマーウォーズ、吉田拓郎、小津安二郎

「ひまわり 夕立 蝉の声」と吉田拓郎の「夏休み」を
思い起こさせてくれた、またまた夏の定番映画の誕生。
「時をかける少女」の空の色と入道雲もとても素敵だったが
細田守監督「サマーウォーズ」はさらにそのものズバリのど真ん中ストライク映画。
先日のNHK「TR」に出演していた細田監督の受け答えを見ていて
「あ~やっぱり監督の持っている品格みたいなものが
すみずみまで行き渡るからこその映画なんだ」と納得。
それは既にいろいろと言及されている小津安二郎監督の継承者云々とも一致する部分でもあります。

カラーコーディネートの4シーズンに分けると「」と「」のいわゆるウォームトーンで作られている色彩設計も素敵 !

サマーウォーズ
http://s-wars.jp/

サマーウォーズ 公式ガイドブック  SUMMER DAYS MEMORYサマーウォーズ 絵コンテ 細田守 (ANIMESTYLE ARCHIVE)PLUS MADHOUSE 3 細田 守

 

 

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映画の中のシーリングスタンプ

最近シーリングスタンプのデザイン作成中に、
そういえば映画の中にシーリングスタンプがよく出ている事は
覚えているが具体的なタイトルは?と聞かれると
はたして、まったく浮かんでこない。
中世が舞台の「あの映画」?
シャーロック・ホームズやアガサ・クリスティの「あの映画」?
イギリスの社交界を描いた「あの映画」?
執事が主役の「あの映画」?
(だったのだろうか・・・?)
はっきりと覚えているのは「パイレーツ・オブ・カリビアン」での
スプーンの上でワックスをとろける位に溶かして封筒に垂らし
シーリングスタンプを押す封ろうシーン。
実際、観客動員も多かったので、
このシーンを思い浮かべる方も多いそうです。
(と、書きつつ3部作のどれだ~?)

※「あの映画」はタイトルわかり次第の続編に続く・・・

シーリングスタンプ・Kurk_Design
http://www.kurk.jp/

パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [Blu-ray]

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2009-09-16

魅惑という名の衣装 ハリウッドコスチュームデザイナー史

1993年に刊行されていた川本恵子さんの名著「魅惑という名の衣装 ハリウッドコスチュームデザイナー史」 が新装版として復刊 !
このCOLOR of CINEMAのカテゴリー衣装デザイナー作成の際にも参考にさせていただいた、日本で唯一のハリウッド衣装デザイナーについて書かれた素晴らしい本です。
是非 ! この復刊の機会にご覧ください !!!
(なお川本恵子さんはこちらのブログでも著書を紹介している映画評論家・川本三郎氏夫人、2008年6月に逝去)

魅惑のいう名の衣装 ハリウッドコスチュームデザイナー史

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2009-05-29

「村上春樹・1Q84」と「存在の耐えられない軽さ」

注・「1Q84」に少し触れています。

村上春樹さんの話題の新刊「1Q84」の冒頭にチェコの作曲家ヤナーチェック(ヤナーチェクがよく使われている表記ですが小説内表記はヤナーチェック、以下ヤナーチェックで表記、)の事が出てきますが、すぐに思い出されるのは映画「存在の耐えられない軽さ」(原作はミラン・クンデラ、監督はフィリップ・カウフマン)。
サントラの音楽表記は別の方ですが全編に使われていたのがヤナーチェックの曲でした。
1968年、激動のプラハを舞台にした脳外科医トマシュ(ダニエル・デイ・ルイス)とテレサ(ジュリエット・ビノシュ)、サビーナ(レナ・オリン)の3人を描いた映画で印象的だったのが、このヤナーチェックの曲でした。

※MEMO
小説で書かれているのはヤナーチェック「シンフォニエッタ」の冒頭部分(ちなみに「1Q84」内で指揮者が書かれていたのは小澤征爾Book2_34Pとジョージ・セルBook1_202PBook2_61P

1Q84(1) 

1Q84(2) 

存在の耐えられない軽さ [DVD] 

存在の耐えられない軽さ 
下記のAmazonへのCDリンク「クリーブランド管弦楽団」は小説内に出てくるアルバムのCD化されたもの(B面にシンフォニエッタが入っていました)。

バルトーク : 管弦楽のための協奏曲 / ヤナーチェク : シンフォニエッタ

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2009-05-19

川崎和男さんの記事

昨日のTV「カンブリア宮殿」に出演したデザインディレクター・川崎和男さんの「COLOR of CINEMA」での記載記録です。
金沢で行われた展覧会の記事など
(カテゴリーは文化・芸術)

2006_11_01
金沢21世紀美術館・川崎和男展

2006_9_11
デザインという先手・デザイナー川崎和男


カンブリア宮殿
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/

artificial heart:川崎和男展 

川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊 (別冊課外授業ようこそ先輩)

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2008-05-09

成功する名刺デザイン

K2の長友啓典さんと野地秩嘉さんの共著「成功する名刺デザイン」はパラパラと眺めているだけで「よいデザイン空気」をもらえる、とっても素敵な本です。2006年から綴られている長友さんのブログ「日々@好日」も爽やかにして鮮やか !

日々@好日
http://blog.excite.co.jp/nagatomo/

成功する名刺デザイン

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2008-03-26

ラストショー「さよなら映画館2」

神戸でも多くの「映画館」が閉館されました(ビッグ映劇やアサヒシネマ)。1946年開館(阪神淡路大震災で一時休館後に209席と100席で再開)の阪急会館(OS阪急会館)も昨年5月にさよならフェスティバルを最後に幕を閉じました(ラスト上映はそれぞれ「大脱走」「ローマの休日」)。

Show3









Show4














下記、写真は「道頓堀東映」外観と閉館のご挨拶

昨年4月19・20日「さよなら興業<転生 道頓堀東映52年物語>」で閉館となりました(大阪ミナミでは角座、スバル座も閉館)。ラスト上映は「鉄道員(ぽっぽや)」(入れ替え無しで「わんわん忠臣蔵」や「十三人の刺客」などが上映されました)。

Toei
















Toei2

















大脱走 アニメ/わんわん忠臣蔵

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2008-03-17

ラストショー「さよなら映画館」

「ラストショー」といってもピーター・ボグダノビッチ監督の傑作MOVIEの話でも浜田省吾さんの楽曲の話でもなく昨今の映画館(シネコンではなく)の閉館のはなし。
関西ではこの3〜4年の間に相当数の映画館が閉館されシネコンへと変わっていきました。

2004年2月1日に南街会館(1953年オープン)、2006年1月29日に京都宝塚会館(1935年10月オープン)、京極東宝(1954年12月オープン)、2007年9月24日に三番街シネマ(1975年4月オープン)がそれぞれ閉館しました。
BLOGのコンセプトとは少し外れますがひとつのメモリアルとして記載しておきたいと思います。

写真は告知用のフライヤーと三番街シネマのスクリーン(シネマ1)と外観、チケット売り場です。

Show1_2







Screen_2





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60年代MOVIE・特集本

装苑4月号」に60年代にまつわるこれから公開される映画が2本特集されています。
6名の俳優によるボブ・ディラン伝記映画「アイム・ノット・ゼア」(ケイトブランシェットのサングラス姿のディランがめちゃくちゃ似ている!!そして何よりも監督がトッド・ヘインズ!!)
もう一本はアンディ・ウォーホルのミューズ、イーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)を描いた「ファクトリーガール」。
衣装デザイナー、ジョン・ダンのファッションのコメントが詳しく掲載されています。

また、第一特集は「カラーマジック」です!!
カラーにまつわるセオリーやアイテムが紹介されていてオススメ!

装苑 2008年 04月号 [雑誌]

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2008-03-13

鮮やかな暖色の赤「ペネロピ」

一族にかけられた呪いのために豚の鼻を持って
生まれたペネロピ(クリスティーナ・リッチ)の
ありのままの自分を見つけるまでを描くファンタジック・
ロマンティック・ラブストーリー
外に出ることが出来ないペネロピの部屋の
鮮やか(赤い色がキーカラーとなって舞台自体を
華やかなものにしています)
監督はマーク・パランスキー。
初長編監督作とは思えない見事な語り口と美意識で、
とってもキュートな映画を作り上げています。
衣装はウディアレン監督のここ最近の2作品「マッチポイント」
「タロットカード殺人事件」を手がけたジル・テイラー
(街へ飛び出したペネロピのコートとマフラーは
作品のトーンにピッタリ!でステキ)
パンフレットデザインは岩波眞理さん。
(こちらも映画にピッタリのイメージ!!)

ペネロピ
http://www.penelope-movie.com/


ペネロピ

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2008-03-10

MoMA特別展 COLOR CHART

MoMAにて開催中のCOLOR CHART展
色に関してのコンセプチュアルアートなどが展示されています。
そのOn-line exhibitionが秀逸です。

COLOR CHART
http://www.moma.org/exhibitions/2008/colorchart/

MoMA
http://www.moma.org/

 

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2007-02-24

ディズニーのプロダクションデザイナー

約30年間にわたって「美女と野獣」「ライオン・キング」「アラジン」「ムーラン」などのディズニー映画に参加してきたハンス・バッハーの著作「Dream Worlds 幻想の世界をデザインする 」が発刊されました。アニメーション映画に関してのデザインプロセスが余すことなく(本当に詳細に)紹介されています。画面構成やリズム&スタイル、色、それぞれのデザイン構築の手法がConcept Sketchや画像によって見ることができます。

Dream Worlds 幻想の世界をデザインする

既に著作として、これまたデザイナー必見の「ハンス・バッハーPhotoshopブラシコレクション」が発刊済みです。こちらは著者が作り上げてきたPhotoshopブラシ20,000点の中から厳選された7,000点のブラシデータが著作権フリーとしてDVD-ROM収録されています。

ハンス・バッハーPhotoshopブラシコレクション

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2007-02-08

「華麗なるハリウッド衣装展」開催

華麗なるハリウッド衣装展」が3月1日より開催されます。「タイタニック」ケイト・ウィンスレットとレオナルド・ディカプリオの有名な「あのシーン」の衣装、オードリー・ヘップバーンの「マイフェアレディ」の衣装、「恋をしましょう」でマリリン・モンローが着た衣装、他にも「風と共に去りぬ」「裏窓」から「ムーランルージュ」「ラストサムライ」まで約40点の実際に映画で着用した衣装、スチール、衣装デザイン画などが展示される予定です。総合監修・米国映画テレビ衣装デザイナーズ・ギルド役員理事メアリー・ローズ(昨年開催された「マリリン・モンロー綺麗のヒミツ」展の総合監修)

3月1日〜3月13日
大丸ミュージアム・東京
(大丸東京店12階)

3月21日〜4月2日
大丸ミュージアム・神戸
(大丸神戸店9階)

DAIMARU MUSEUM
http://www.daimaru.co.jp/museum/index.html

タイタニック アルティメット・エディション マイ・フェア・レディ 特別版 ムーラン・ルージュ

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2007-02-06

色彩設計はブルー「ゴッド・ディーバ」

2095年のニューヨークを舞台に人間やミュータント、エイリアン、神々が混在している世界を描いた「ゴッド・ディーバ」。監督はフランス製コミック「バンドデシネ」の巨匠、エンキ・ビラル。(オールカラーで作成されたコミックはどちらかというとアートと呼んだ方がマッチしている)。「ゴッド・ディーバ」は、彼のコミックの代表作ニコポル3部作の「不死者のカーニバル」「罠の女」が下敷きになっています。そのコミックで描いてきた世界観は「ブレード・ランナー」「フィフス・エレメント」などに多大なるインスピレーションを与えたといっても過言ではありません。
エンキ・ビラルのこの映画における独特の色彩設計は一言で例えるなら「ブルー」(単純なブルーではなくブルーグレー系)。その「ブルー」を表現するのにあたって「色は単独で存在するものではない」とコメントしている通り、照明や光の影響を考えながら画面の中で自分の気に入ったトーンに仕上げていった労作。主要キャスト3人(リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング)以外は、ほぼCGで作成された。

Enki Bilal - Le site
http://bilal.enki.free.fr/
イラスト、作品解説など(仏語サイト)

ゴッド・ディーバ リミテッド・エディション ゴッド・ディーバ The Nikopol Trilogy: The Carnival of Immortals/the Woman Trap/Equator Cold

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世界のホットドリンク、祝祭日とお菓子

以前、映画本の傑作「weird movies a go! go!」を出版したプチグラパブリッシングから2005年に発刊された「Hot Drinks around the World 世界のホットドリンク」のシリーズ第2弾「Holiday Sweets of the World 世界の祝祭日とお菓子」が発売されました。世界各地から集められた55の祝祭日のお菓子を素敵なレイアウトでレシピと共に紹介されています。尚、レシピメモがプチグラのサイトで3ヶ月連続公開中ですよ。

Petit Grand Publishing
http://www.petit.org/
 

Hot Drinks around the World 世界のホットドリンク 世界の祝祭日とお菓子

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2007-02-02

「レイモン・サヴィニャックの原画展」

2005年に開かれた展覧会で一般的にも知られるようになったレイモン・サヴィニャック(広告芸術家にしてポスター作家)。その原画展が2月10日よりグッドデザインカンパニー(ラーメンズのフライヤーなどを手がけるデザイン会社)のギャラリー(g)にて開催されます(東京・渋谷)。詳細は下記WEBまで。

グッドデザインカンパニー

http://www.gooddesigncompany.com/

レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠

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2007-01-27

「のだめカンタービレ」と交響曲第7番

前述記事「敬愛なるベートーヴェン」繋がりで(繋げるな〜!って…)。ドラマ「のだめカンタービレ」のオープニング曲、そして最終回での演奏シーンですっかり有名になったのが「ベートーヴェン交響曲第7番」。ベートーヴェンといえば一般的(注・日本において)に「第九」か「運命」か、はたまた教科書の気むずかしそうな肖像画の人だったのを変革しちゃったのが「のだめ」の功績。ドラマはコミック中盤(現在の発売巻数で)で終了しているが連載は続いており、更にアニメ版も始まっているので一過性のブームではなく定着しそうな気配ですよね〜(ドラマもスペシャル版とかで繋いでいけそうだし…)

フジテレビ・のだめ カンタービレ
http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html

「のだめ カンタービレ」公式サイト
http://www.nodame-anime.com/

のだめカンタービレSelection CD Book のだめカンタービレ 16巻 限定版
のだめカンタービレ キャラクター・セレクション 千秋編 のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編 のだめカンタービレ キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編

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2007-01-24

「ミニシアターグラフィックス2」発刊

以前このブログで紹介した「ミニシアターグラフィックス」の続編が発刊されました。今回はいきなり大島依提亜さんディレクションの「さよなら、さよならハリウッド」「僕のニューヨークライフ」といったウディ・アレン監督作品の宣伝材料やパンフレットが取り上げられていて前回よりも更にパワーアップ感あり(と、いうか好みに合っているというか…)です。大島さんの作品が22作品も掲載されています(あの「かもめ食堂」も ! )。ジャケットデザインも大島さんによるもの。もちろん、もう1人のミニシアターグラフィック界の雄、大寿美トモエさんのものも多数掲載されています。ミニシアターファンの方にオススメ !! 取りあえず、書店でパラパラと眺めてみてくださいね〜。

MEMO
映画宣材グランプリなる企画ページのあった映画季刊誌「QRANK」の休刊が惜しまれます。何処か引き続いてやってくれないものでしょうか?

追記
昨年「エコール」のディレクションの際の特殊印刷であっと驚かせてくれた岩波眞里さん(「8月のクリスマス」のPamphletDesign、フォント含めて素敵 ! )のインタビューが巻頭に掲載されています。

このブログ内・関連カテゴリー(この記事含む)
映画宣伝ツール
http://color-of-cinema.cocolog-nifty.com/blog/cat3685046/index.html

ミニシアターグラフィックス2

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2007-01-09

ggg 20周年記念展

ギンザ・グラフィック・ギャラリー開設20周年企画「EXHIBITIONS : Graphic Messages from ggg & ddd 1986-2006」が開催されます。東京のギンザ・グラフィック・ギャラリー(1986年開設)と大阪のdddギャラリーあわせて約170名の出店作家の代表作品とメッセージが展示されます。1月国内作家、2月海外作家の2期構成で1月11日から2月28日まで。レポートあらためて掲載します。

DNP Gallery:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

田中一光 永井一正 原研哉
横尾忠則 オルガー・マチス 宇野亜喜良

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2006-12-09

イメージの跳躍「ピクサー展」

Pix
















7月に東京展からスタートした「ピクサー展 PIXAR : 20 YEARS OF ANIMATION」(「トイ・ストーリー」から最新作「カーズ」まで)を兵庫県立美術館で見た。昨年12月、ニューヨーク近代美術館、英国科学博物館と巡回して好評を博したもの。製作全体のほとんどを占めるストーリー、キャラクター、世界観のスタッフコンセンサスをとるためのコンセプトアート、スケッチ、ストーリーボード、カラースクリプト、マケットを一挙に見ることができます。中でもカラースクリプトは色彩設計の元となるもので、この時点でほぼ方向付けが決定されていることが伺えます。会場入ってすぐの巨大スクリーン(超シネマスコープ!?)での「アートスケープ」や「トイ・ストーリー」のキャラクターが飛び跳ねる「立体ゾーエトロープ」(立体パラパラ漫画!?見て楽しいですよ!!)などのメディア作品も素晴らしい。

カーズ Mr.インクレディブル モンスターズ・インク

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2006-11-15

ロシアのかわいいデザインたち

以前紹介した「西欧のかわいいデザインたち」に続いて「ロシアのかわいいデザインたち」が発刊されました。例によって新しい発見に出会える本です。著者の一人、井岡 美保さんは奈良でカフェ「カナカナ」を営んでいます(素敵なお店ですよ)。

以前の記事
小物・雑貨・文具本は、いつから?(2006-04-15)

カナカナ
http://trafika.jp/kanakana/

naracafe.com
http://www.naracafe.com/blog/

ロシアのかわいいデザインたち 西欧のかわいいデザインたち

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2006-11-10

オルセー美術館展・神戸

Orsay1_1












Orsay2_1















神戸市立博物館で開催中の「19世紀 芸術家たちの楽園 オルセー美術館展 パリ・印象派の殿堂から - マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ - 名作に出会う」を見てきました。平日にもかかわらず大変な賑わい(入り口はそうでもないが中に入ってビックリ)。12月8日からは神戸ルミナリエが始まるので更に混雑が予想されます。スペースは1階から3階、ほぼ全館使いきっての展示になっているので、それなりの時間配分と休憩をとりながら見ることをお勧めします(1階入ってすぐに猫がかわいい有名なルノワールの「ジュリー・マネ(あるいは猫を抱く子ども)」やモリゾの「ゆりかご」が展示されていたりします)。そして、やはり人気なのはキャッチーにも使用されているエドゥアール・マネの「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」。その筆致の勢い、黒のみずみずしさ、もう一筆入れてしまうと違うものになったんだろうなぁと思わせる瞳の描き方は実物でのみ感じられる傑作。このマネの作品が展示されているSection「芸術家の生活 - アトリエ・モデル・友人」は画家の交友関係含めて「画家が描く画家」という意味でも興味深かった。神戸展は2007年1月8日まで。東京展は1月27日より東京都美術館で開催。

オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園
http://www.orsay3.com/

オルセー美術館展~19世紀芸術家たちの楽園~のすべてを楽しむ公式ガイドブック パリ オルセー美術館 NHK世界美術館紀行 (6)


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2006-11-05

京都国際マンガミュージアム、まもなく開館

Manga











2006年11月25日、いよいよ京都国際マンガミュージアムが開館します。このミュージアムは京都精華大学と京都市の共同事業で、マンガの収集・保管・展示、またマンガ文化に関する 調査・研究および関連事業を行うことを目的としています。建物は烏丸御池の交差点近く、昭和4年建造の旧・龍池小学校の校舎を活用し、当時の佇まいを残したものとなります。所蔵資料は明治の雑誌や戦後の貸本などの貴重な歴史資料や現在の人気作品、海外のものまで、約20万点。2008年には、30万点以上の蔵書数になる見込みです。また、マンガに関する調査研究の発表、マンガに関するワークショップやセミナーなど、多彩な催しが行われる予定です。(以上・SEIKA PLUSより転載)
上記写真は工事中のところを通りかかったときに撮影したものです(すごく緑が美しく、よい雰囲気。期待大!)

京都国際マンガミュージアム
http://www.kyoto-seika.ac.jp/kyotomm/index.html

その京都精華大学が行っているアセンブリーアワー講演会は一般の方も聴講できる上、ゲスト講師の多彩にして豪華な布陣に驚かされます(前述の金沢21世紀美術館で展覧会中の川崎和男さんのプレゼンの極みも、こちらで聴講しました)
直近の予定
(無料・申込不要)・場所 : 明窓館201教室
※入場は先着順です。満員になり次第、入場が制限されます。
11月8日(水)15:00〜17:00
対談 浦沢直樹(マンガ家)×長崎尚志(マンガプロデューサー)

11月25日(土)14:00〜16:00
“ap bank dialogue '06 vol.5 at Kyoto Seika University”
小林武史(音楽プロデューサー、ap bank 代表理事)
丹下紘希(映像監督)

アセンブリーアワー講演会
http://www.kyoto-seika.ac.jp/assembly/index.html

KINO  Vol.3 KINO Vol.02 思考としての『ガンダム』 KINO Vol.1


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2006-11-01

金沢21世紀美術館・川崎和男展

Ka1








Ka2








Ka3















デザインディレクター・川崎和男さんの展覧会「川崎和男展・いのち・きもち・かたち artificial heart」を紅葉には、まだ少し早い金沢21世紀美術館に見にいきました。金沢21世紀美術館は妹島和世+西沢立衛(SANAA)の設計で兼六園近くの金沢市の中心部に建てられています(レアンドロのプールやタレルの空など体感できる作品などで、観光コースとしても定着してきています)。
7つのギャラリー(独立した部屋のようになっている)を使ったそれぞれの空間が展示内容によって変えられており、入っていく度に新鮮な驚きがあります。中でも人工心臓やカテーテル、スマートアトミックエンジンなどのプロトタイプが展示された「Gallery8・トポロジーデザイン言語」は、その可能性を含め感動することしきり。また1994年に行われた「個展」のインスタレーション(PLATON'S ORGEL)の再現も嬉しく、素晴らしい内容でした。11月12日まで開催(月曜閉場)

金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html

artificial heart:川崎和男展

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2006-10-23

若冲と江戸絵画展・京都

Edo1








Edo2








東京展では31万7千人の入場者で好評を得た「プライスコレクション・若冲と江戸絵画展」。時代祭で賑わう(隣の京都市美術館ではルーブル美術館展も行われていて平安神宮への道は大変なことになっていましたが…)京都国立近代美術館で見た。ほぼ全館使い切っての展示で、本当に見応えたっぷりの展覧会。東京展でも話題となったガラスなし展示作品や酒井抱一の十二か月花鳥図の自然光展示(綺麗!見る時間で印象違うんだろうなぁ〜)など本来の日本画の姿をまざまざと見せてくれます。しかも、かなりの入場者にもかかわらず若冲・筆「鳥獣花木図屏風」もじっくりと「近くで順に、離れてざっくり」鑑賞できて大満足(展示位置が偶然にしては絶妙)。また葛蛇玉・筆「雪中松に兎・梅に鴉図屏風」の迫力に感動(図録では伝わらないパワー)

京都展は11月5日まで。その後、九州国立博物館、愛知県美術館へと巡回展あり(会場に合わせた展示がまた楽しみ)

若冲と江戸絵画展オフィシャルブログ

http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/

京都展・開幕時の記事
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/20060924/p1

ザ・プライス・コレクション もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品 伊藤若冲大全

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2006-09-18

オーレ・エクセルの作品集

スウェーデングラフィックデザイン界の先駆的存在にして巨匠、オーレ・エクセル( Olle Eksell・1918年〜・60年以上のキャリアにして現役)の作品集が出た。洋書では多く出版されていたものの、まとまった形では本邦初ではないかと思います。
グラフィックデザイナーだけにとどまらず、イラストレーター、文筆家、広告コピーライターなどの顔を持つオーレ・エクセルの作品が多数収録されています。
(スウェーデンのチョコレート会社「マゼッティ社」のロゴマークは有名なのでご覧になった方も多いのでは? Ann Rand と共著の絵本「Edward and the Horse」も有名)

オーレ・エクセル Swedish Graphic Designer

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2006-09-11

デザインという先手・デザイナー川崎和男

デザイナー川崎和男さんがMacPowerに連載しているエッセイ(と、いってよいのか、わかりませんが…)をまとめた著作「デザインという先手 日常的なデザインガンビット」が発売されました(ガンビットとは先手を撃つの意)。これで5冊目となるシリーズだが、いつものことながら川崎さんの言葉には勇気づけられることが多い。何回かワークショップやセミナーを見ていますが、中でも印象に残っているのが京都精華大学で数年前に行われたセミナー。本当にこんな事まで語ってしまっていいの?と、いうぐらい色々なデザインのヒントや含蓄を惜しげもなく、そして熱く伝えている姿自体に深く感動しました。もちろん中身はデザインや企画に携わるものにとって最高にして最良なものだったことは言うまでもありません。

その川崎和男さんの展覧会が金沢21世紀美術館で9月16日よりおこなわれます。あわせて図録を兼ねた書籍も出版予定です。

金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/ja/index.html

デザインという先手 日常的なデザインガンビット artificial heart:川崎和男展 川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊

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2006-07-28

山村浩二さんの新作アニメ

頭山」で「第75回アカデミー賞短編アニメーション部門」にノミネートされた山村浩二さんの新作「年をとった鰐」が8月5日より渋谷ユーロスペースでモーニング&レイトショー公開されます。「頭山」とは、また違った雰囲気の原作の画を踏襲したモノトーンによるシンプルな映像。同時上映として山村浩二セレクションおすすめアニメが見られます。(全国順次上映予定)。

「The Old Crocodile(年をとった鰐)」
2005/35mm/ドルビーデジタル/13分
演出、脚本、アニメーション、
編集、製作・山村浩二
語り・ピーター・バラカン
原作・レオポルド・ショヴォー
「年をとったワニの話」

年をとった鰐 公式ブログ
http://oldcrocodileoctopus.blog65.fc2.com/

年をとったワニの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈1〉

また、特別展・可視幻想 山村浩二アニメーション+原画展が広島市現代美術館で9月18日まで開かれています。

Hiroshima City Museum of
Contemporary Art

http://www.hcmca.cf.city.hiroshima.jp/web/index_j.html

Yamamura Animation's Top Page
http://www.jade.dti.ne.jp/~yam/

ヤマムラアニメーション図鑑―山村浩二ワークスブック アニメーションの世界へようこそ―カラー版

カロとピヨブプト(かわいい!!)も収録されたDVD「頭山」山村浩二作品集 も7月21日に発売されたばかりです!!(以前発売されたものと特典映像が違います。なによりも安くなって発売されたのが嬉しい!!)

しきしきむらのはる しきしきむらのなつ
しきしきむらのあき しきしきむらのふゆ


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2006-07-23

チェコ絵本とアニメーションの世界展

京都・プラハ姉妹都市提携10周年記念「チェコ絵本とアニメーションの世界展」が8月3日より美術館「えき」KYOTO(JR KYOTO ISETAN 7F)で開催されます(今年、東京で開かれたものと同内容かは未確認)。本展ではチェコスロヴァキアの公立美術館、旧国営アニメーションスタジオ等の協力により、チェコを代表する作家28名の原画や製作過程の資料、絵本など約 200点によって、20世紀前半から今日までのチェコ絵本の歴史をアニメーション制作と絡めながら紹介します。日本でも人気の高いチャペックや国民的な絵本作家ラダの貴重な原画をはじめ、「チェコの最も美しい本」の絵本部門で受賞した最新作、また、日本未公開のアニメーション映画の上映などもみのがせません。ここまでフライヤーより抜粋。イジー・トゥルンカの作品も見られますよ!

JR KYOTO ISETAN
http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/index_7f.html

メッセージ・フロム・チェコアート チェコへ行こう! 絵本と雑貨とちいさな街めぐり

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ベルサイユのばらと宝塚歌劇

激動の古都パリ「ベルサイユのばら」の時代展・古都物語パリ編が奈良県立図書情報館で開催されます。平城遷都1300年を4年後に控え、古都「奈良」をキーワードに、長い歴史と文化をもつ諸外国の古都との交流を趣旨に開かれるもの。 その第1弾は、パリ。ルイ王朝の興隆と没落、一世を風靡した「ベルサイユのばら」を中心に、その激動期の姿を展示と講演会で浮き彫りにします。〜WEBより

期間
平成18年7月25日(火)~8月27日(日)
会場
奈良県立図書情報館
2階メインエントランスホール

奈良県立図書情報館
http://www.library.pref.nara.jp/index-j.html

尚、原作者の池田理代子さん、1975年版でアンドレを演じた安奈 淳さん(女優・歌手、元宝塚歌劇団花組トップスター)らの講演会もあります(事前申込が必要、応募者多数の場合は抽選。詳しくはWEBを)

ベルサイユのばら―完全版 (1) ベルサイユのばら―完全版 (2) ベルサイユのばら―完全版 (3)
ベルサイユのばら―完全版 (4) ベルサイユのばら―完全版 (5) ベルサイユのばら―完全版 (6)
ベルサイユのばら―完全版 (7) ベルサイユのばら―完全版 (8) ベルサイユのばら―完全版 (9)

今年は5年振りに宝塚歌劇で「ベルサイユのばら」が上演されました。1974年の初演以来、上演される度に焦点となる主人公や視点を変えて描かれてきましたが、今年はフェルゼンとマリーアントワネット篇(星組)、オスカル篇(雪組)が上演されました。原作から、どの部分を抜き出すかによって、こんなにも印象が変わるものかと驚かされます(ファンにとっては、それはないでしょう〜ってところもあるみたいですが‥)。舞台セットも変化していて、かなり大仕掛け化してきています。中でもオスカル篇の白馬の仕掛けには更に驚かされました(このまま大仕掛け化していくと少し、心配)。ちなみに本公演はマリー・アントワネット生誕250周年記念の冠がついていましたが、(このBLOGで)何回も紹介しているソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」が来年正月第二弾として公開が決定しています。

ベルサイユのばら特集本 (1) ベルサイユのばら特集本II

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2006-07-21

永遠のマリア・カラス

物語・オペラ界の伝説のスター、マリア・カラスはパリ16区のアパルトマンで、ひっそりと隠遁生活を送っていた。そんなある日、彼女の元にかつての仕事仲間のプロモーターが一通の企画書を持って現れる。それは、カラス全盛期の録音を使い、カラス主演のオペラ映画「カルメン」を制作するというものだった。〜ここまでプレスより抜粋。監督はマリア・カラスのオペラも演出し、親友でもあったフランコ・ゼフィレッリ。マリアカラス役には監督が「まるでマリアの霊が乗り移っているかのようだった」と言わしめたファニー・アルダン。

映画はフィクションだがファニー・アルダン演ずるカラスがあまりの存在感のため、「えっ!?本物?」と見間違ってしまう程、素晴らしい作品となっています。実際にリップシンク(いわゆる口パクの高度なもの)のシーンでは歌声が実際のカラスのものを使っているので本当に、こんなシーンがあったのでは?と、思わされるほどです。

ベスト・オブ・マリア・カラス「カラス・イン・ポートレイト」 カラス・イン・シネマ

プロダクションデザインは圧倒的な「プロの仕事の固まり」のような映画。衣装デザイナーチームは4人。ひとりはファニー・アルダン以外のメインキャストの衣装を担当したアルベスト・スピアッツィ。劇中のオペラの衣装担当がアンナ・オニ。そして、公開時にも話題になったファニー・アルダンの衣装をカール・ラガーフェルドがデザイン。彼のデザインにシャネルのヴィンテージものを組み合わせる仕上げの作業をアレッサンドロ・レイが担当した。カール・ラガーフェルドがデザインした衣装はスーツ3点、ステージガウン1点、日常のドレス、ブラウス、パンツ、帽子、コート、カクテルアンサンブルなど、合計20点近くに及んだ。(久しぶりに人前に姿を現したときの衣装が頭の先からつま先、バッグにいたるまで全てシャネルで決まっています)

付記
1974年11月11日札幌厚生年金会館での演奏が世界で最後のステージとなった。映画の中にもこの公演のビデオを見るシーンがある。映画はこの日本での演奏旅行以降をフィクションとして形作っている)

永遠のマリア・カラス

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2006-07-18

この人の展覧会が見たい_5

数年前に作家の荒俣宏さんが編纂した「二十世紀イリュストレ大全 〜 少女まんがのルーツをもとめて(※)」(全3巻)で取り上げられているアールデコ期の画家、イラストレーターを集めた、この書籍と同タイトルの展覧会開催はいかがでしょう?(と、提案 ! と、いうか見たい !! )。ジョルジュ・バルビエやエルテ、ウンベルト・ブルネレスキなど現在の少女まんが、ファッションや衣装デザインに影響を及ぼしている画家(イラストレーター、舞台衣装デザイナー)の作品が一堂に会して展望できるなんてステキだと思うのですが‥?

二十世紀イリュストレ大全〈1〉ロマンティックドリーム―少女まんがのルーツをもとめて 二十世紀イリュストレ大全〈2〉アメージングファンタジー―少女まんがのルーツをもとめて 二十世紀イリュストレ大全―少女まんがのルーツをもとめて (3)

「BOOK」データベースより引用〜フランス二十世紀前半のロマンティックな挿絵は、それまでどの国にもなかった斬新で愛らしい女性像を描いている。描かれた女性たちのライフスタイルとファッションは挿絵を通じてアメリカのハリウッド映画やミュージックホールのレヴューに影響し、さらに大正期の日本にも伝わって、竹久夢二らの抒情画や宝塚少女歌劇団に受容された。太平洋戦争後、そこ からまた現代少女まんがの自由で豪華な乙女イメージが日本に誕生した。本書は、まさに日本少女まんがのルーツともいうべきフランス・ガール・アートを集大成した、日本で最初のイラストレーション大全である

ちなみに1巻、カバー帯には山岸涼子さん(「日出処の天子「アラベスク」)がエルテの作品No5(ファイアーバード)に出会った時のコメントが記載されています。

ジョルジュ・バルビエは画集も入手しにくくなっています。こちらはエルテの作品紹介書籍。

エルテ―幻想の世界を生きたアールデコの寵児 Ertes Seven Deadly Sins And Other Great Graphics in Full Color Erte's Theatrical Costumes in Full Color

またSFイラストレーションの先駆者にして宮崎駿さんに多大な影響を与えたと言われるアルベール・ロビダなども「二十世紀イリュストレ大全」には掲載されています。(過去にジブリ美術館で「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」でロビダの複写が展示された事も有ります)

The Twentieth Century (Early Classics of Science Fiction)

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2006-07-08

ジブリの原点「王と鳥」公開

高畑勲・宮崎駿をアニメーションへと誘った、アンデルセン原作(「羊飼い娘と煙突掃除人」)の「王と鳥」(ポール・グリモー監督)が、7月29日に東京・渋谷のシネマ・アンジェリカで公開されます(日本語字幕・高畑勲)。尚、同日ジブリの最新作「ゲド戦記」も公開されます。

「王の鳥」の前身となる作品「やぶにらみの暴君」(ポール・グリモー監督・詩人のジャック・プレヴェール脚本参加)は1947年に製作が開始され、プロデューサーの手によって1953年に2人の納得のいかない形で公開された。(1955年には日本でも公開され、その年のキネマ旬報ベスト10の第6位に他の実写映画にまじって選ばれている)。その後、1967年、作品の権利とネガフィルムを買い取り修正作業が加えられて、1979年に題名を改めて「王と鳥」として完成する。今回の公開が劇場初公開となります。

Outotori










映画「王と鳥」
劇場初公開記念
ポール・グリモー展開催中
会場・東京日仏学院ギャラリー
料金・入場無料
6月30日〜8月31日まで
(夏期休館等有り)

映画「王と鳥」公式サイト

http://www.ghibli.jp/outotori/

王と鳥

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2006-07-07

今日は何の日? TARO DAY !

と、いうわけで7月7日は岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」(1968-1969)の除幕式(※)。日本テレビの特番が21時から生放送されて、ほぼ日刊イトイ新聞では(AM11時頃から深夜25時頃まで)テキスト中継や中沢新一さんと糸井さんの特別講義ストリーミング放送とか、いろいろあります。「明日の神話」は2003年メキシコ・シティ郊外で見つかった縦5.5m、横30mの岡本太郎さん最大にして幻の作品です。故・岡本敏子さん(岡本太郎さんのパートナー)が生前、探し続けてきてメキシコで見つかった際の某ニュース番組に出演された時に語っていた「是非、日本に持ち帰りたい」。その夢は実現し、いよいよ世界初公開となります。壁画についての、経緯や修復作業の模様はTV特番やWEBの方を是非、ご覧下さい。まるで映画の如くドラマティックな「壁画」を巡る物語。35年の時を経て、いよいよ姿を現します!!
※翌7月8日から一般公開されます。

追記・
無事、壁画が姿を現しました!!感動!!

ほぼ日刊イトイ新聞 - TARO DAY!
http://www.1101.com/taro_money/taro_day.html

岡本太郎「明日の神話プロジェクト」

http://www.ntv.co.jp/asunoshinwa/index.html

川崎市岡本太郎美術館所蔵作品集 TARO

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2006-07-04

ALWAYS・三丁目の夕日と昭和30年代

西岸良平のシリーズ発行部数1400万部のコミック「三丁目の夕日」を「ジュブナイル」「リターナー」の山崎貴が監督した、昭和の「懐かし新しい世界」にタイムスリップさせてくれる、ほのぼの心温まる映画。(吉岡秀隆が今までと違ったテイストの役を演じ、淳之介を演じる須賀健太が「その健気さ」の演技で泣かせます。またTV「野ブタ。をプロデュース」の野ブタパワー注入!!とは違った持ち味で堀北真希が好演。堤真一、薬師丸ひろ子の夫婦役も温かい)。そして、セット美術が「今後のCG使用のあり方」も含めて素晴らしい。

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 「ALWAYS 三丁目の夕日」夕日町オフィシャルガイド

時代設定は昭和33年。その「昭和30年代」を特集した「東京人」8月号が発売されました。テレビのこと、その頃多く発刊された女性週刊誌のこと、渡辺プロのこと(先日TVドラマ「ザ・ヒットパレード」が放映されましたね〜)、遊園地のことなどがモノクロ写真とともに紹介されています(銀座辺りの写真は映画とも重なったりします)。

その、渡辺プロダクションの創立50周年として制作された5枚組CD「ベスト歌謡曲100 ザ・ヒットパレード」まさに昭和歌謡クロニクルの趣き。

ベスト歌謡曲100~ザ・ヒットパレード

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石岡瑛子のアートワーク

以前、記載したデザイナーの石岡瑛子さんのレクチャーショウ(4月)の採録が「ブレーン8月号」に掲載されています。当日は石岡さんがプロダクションデザイナーを担当したポール・シュレーダー監督「MISHIMA」の20年振りの上映が行われました(日本・未DVD)。主な仕事 : 「地獄の黙示録」のポスターアートディレクション(ヘリコプターが低空飛行で飛んでいる大判のポスター。カッコイイです。このアートディレクションによってアカデミー賞コスチュームデザイン賞を受賞した「ドラキュラ」へと繋がっていきました。尚、イラストはリアルイラストレーションの滝野晴夫さん)。他のアートワークにマイルス・デイビス、ビョーク「COCOON」など。最近では「ザ・セル」のコスチューム・デザインが一度見たら忘れられないインパクト大の衣装でした。

私 デザイン 石岡瑛子

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並べてみました「画家と映画」

近年、公開されたものですぐに思い浮かぶのが「真珠の耳飾りの少女」(2004年)有名なフェルメールの絵画「真珠の耳飾りの少女」はいかにして生まれたか‥絵のモデルをスカーレットヨハンソンがはっ!とする程の「そっくり」ぶりで演じました。前述記事・(2006-06-19)「真珠の耳飾りの少女」とラピス・ラズリ

真珠の耳飾りの少女 通常版

画家の制作の秘密を暴いていくドキュメンタリーの傑作が、「ミステリアスピカソ・天才の秘密」(1956年・1998年)です。名匠アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督がパブロ・ピカソによるこの映画のための新作製作過程を記録した映画。スタンダードサイズが途中からシネスコサイズに変わる瞬間、いきなり絵画世界が広がるという趣向が素晴らしい。(ピカソ自身の意向で映画のための絵という事なので絵画そのものは残されていないそうです)

ミステリアス・ピカソ ~天才の秘密

そのピカソを「そっくり」さん演技で見せたのがアンソニー・ホプキンス主演
サバイビング・ピカソ」(1996年)38歳の年齢差があった画学生フランソワーズとピカソの物語。ジェームズ・アイボリー監督作。ピカソの女性関係にポイントを合わせた映画。

「そっくり」さん演技もの(?)としては、他に1968年6月3日に実際におきたアンディウォーホル狙撃事件を描いた「アンディ・ウォーホルを撃った女」(公開タイトル「I SHOT ANDY WARHOL」1995年)やそのウォーホルとも親交があり、27歳の若さで世を去ってしまった画家ジャン・ミッシェル・バスキアの生涯を描いた「バスキア」(1996年)(こちらはウォーホルをなんと!デヴット・ボウイが演じています)が印象的。

バスキア

創作を描いている作品で思い浮かぶのが「美しき諍い女」(1991年)。4時間近い映画ですが、ほとんど絵画の制作シーンという一歩間違えれば「ほとんど睡眠」になりかねないところを画家とモデルの対立する緊張感で見せます。(と、いっても「少しウトウト」かも‥)モデル役をエマニュエル・ベアール、画家を名優・ミッシェル・ピコリが演じました。

美しき諍い女 無修正版

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2006-07-03

美術監督・種田陽平さん

美術監督シリーズ_1

種田陽平さんは「スワロウテイル」での円都(YenTown)のセットや「キル・ビル Vol.1」の青葉屋のセットなどを、もはや芸術作品とも呼べるデザインで組む日本屈指の美術監督。最近では「THE 有頂天ホテル」での日本最大のセットといわれる東宝スタジオ第8ステージを使ったホテルのセット、「フラガール」の舞台セットなどがあります。(他に「花とアリス」「69シックスティーナイン」「いま、会いにゆきます」「不夜城」など多数。また、TV「カンブリア宮殿」のセットも)。詳細プロフィールは下記、WEBで読めます。

YOHTA-design
http://www.yohta-design.com/
種田陽平さんのアートワークが掲載されています。

キル・ビル Vol.1 THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション   花とアリス 特別版


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2006-07-01

見逃せない「若冲と江戸絵画展」

前述(2006-04-21)の「プライスコレクション・若冲と江戸絵画展」がいよいよ来週より、東京国立博物館で開催されます。そのコレクターでもあるジョー・プライス氏のコメント付きのオフィシャルブログ(出展作品情報が読めます。しかも作品毎にトラックバックができるので観た後に、お気に入りの作品に感想が書けますよ)が、素晴らしい!!東京の後は京都、福岡、名古屋と約1年に渡り巡回展が行われますのでお見逃しなく!!(雑誌・BRUTUSにプライス氏のバスルームが掲載されていましたが、なんと若冲作品のタイル仕様!!)

追記
デザインテンプレートも提供されています。

若冲と江戸絵画展オフィシャルブログ

http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/

目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

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この人の展覧会が見たい_4

「この人の展覧会が見たい_4・ジェイ・オット シーボルド ( J.Otto Seibold )」Macを使って書かれた絵がデジタルとは思えない暖かさ。「タウンページ君」のキャラクターはこの人。そして最近よく見る、この絵本、「ミスター・ランチ」。オリジナルの雰囲気を損なわないフォント使いで完璧に翻訳されて3冊全て発刊されています。(HPをご覧になれば絵柄でわかると思いますが、昔「ウゴウゴルーガ」でアニメーションが流れていたそうです)

J.Otto Seibold (公式サイト・英文)
http://www.jotto.com/

ミスター・ランチ カヌーのたび ミスター・ランチひこうきにのる ミスター・ランチをすくえ!
Mr. Lunch Highly Professional Address Book Mr. Lunch Fold and Mail Stationery (Fold and Mail Stationery)

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楽しい ! IKEA ファンブック

今年4月、日本上陸を果たしたスウェーデンの大型雑貨&インテリアショップIKEA(世界34ヶ国、年間4億人が訪れている)。その紹介本「IKEA ファンブック」が発売されました。執筆したのは世界一のIKEAマニアを自負する森井ユカさん(雑貨本「スーパーマーケットマニア」シリーズ有名)。発祥の地スウェーデン訪問から世界のIKEA巡りまで盛り沢山の内容。中でも「おぉっ」と笑ってしまったのがスウェーデンのソウルフード(!?)ミートボールの7ヶ国IKEAレストラン食べ比べ・ページ(それぞれビミョ〜に違うんですよね〜。やっぱり日本のが一番美味しそうに見えますが‥)。尚、船橋店に続いて港北店、そして2008年にはIKEA神戸のオープンが決定しています。

IKEA | ホーム |
キッチン 家具 ワードローブ 椅子 ソファ ベッド テーブル
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/

雑貨まみれの毎日
http://blog.so-net.ne.jp/yukazakka/
著者・森井ユカさんのブログ
 楽しいですよ!!


IKEAファンブック

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2006-06-29

装飾文様のこと、デザインのこと

以前(2006-04-19)「日本の伝統文様・中国の装飾文様・世界の伝統文様 」のCD-ROM素材集を紹介しましたが第4弾「江戸の伝統文様」が発売されました。基本的に「日本の伝統文様」との重複は無く、またまた大変充実した内容になっています。(例によって文様の由来等の記述も「なるほど〜」と頷く事しきり)。江戸時代は幕府の統制で使える色の制限等があって茶色と鼠色のバリエーションがたくさん生まれたという事もあり「粋な色・渋い色」の文様も多種収録されています。

江戸の伝統文様CD-ROM素材250

前述「花よりもなほ・是枝裕和監督と葛西薫さん(2006-06-08)」で紹介した葛西薫さんの講演会に関する記事のTBがありましたので、あらためて記載します。

プリンターズサークル
(記事名)葛西薫氏の講演会
http://jagat.typepad.jp/pc/2006/06/post_2819.html

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2006-06-28

豪華絢爛 !! 243分の「ハムレット」

1998年に上映時間4時間3分、スーパーパナビジョン70ミリ(注)による撮影、オールスターキャスト(ハムレットにケネス・ブラナー、オフィーリアにケイト・ウィンスレット、他にジュリー・クリスティ、ビリー・クリスタル、ジャック・レモン、ロビン・ウィリアムス、チャールトン・ヘストン、ジェラールド・ドパルデュー、多数)。主題歌を世界的テナー、プラシド・ドミンゴ、と超豪華な「ハムレット」(1996・英)が公開されました。

有名なシェークスピアの戯曲「ハムレット」をロイヤル・シェークスピア・カンパニー(RSC)に史上最年少の24才で参加したケネスブラナーが脚色・監督し自身も公開時、既に舞台で200〜300回演じたというハムレットで主演している。

Hamlet












衣装はアレクサンドラ・バーン。この「ハムレット」と「エリザベス」でアカデミー賞にノミネートされました。オフィーリアが着用する真紅の宮廷用ドレスはロシア皇女の軍服からヒントを得て作成されコルセットを使用した優美なラインと金糸の縁取りが美しい仕上がりとなっていました。男性の衣装も役ごとに黒とベージュ(ハムレット)、赤、クリーム色というように色分けされ同じく軍服を基調に作成されました。そして何より冒頭に行われた結婚式のシーンでの豪華なドレスは、それはそれは素晴らしいものでした。(列席者用のクリーム色の礼服に施された胸の刺繍はバチカンの刺繍工房で縫いとられた)
尚、映画の舞台となるエルシノア城の撮影にはユネスコの世界遺産にも指定されているイギリス、オックスフォード郊外のブレナム・パレスで行われました。非常に細かい刺繍部分や豪華なセット、役者の熱演、現代的演出などなど、できれば大スクリーンで再上映してほしいものです。(未DVD化、VIDEOは何故かトリミング版)

付記
ドミンゴといえばトゥーランドット姫に一目惚れしたカリフ役を演じたプッチーニ : 歌劇「トゥーランドット」の極めつけがこれ。演出が「ロミオとジュリエット」「永遠のマリア・カラス」のフランコ・ゼッフィレッリ監督。衣装も舞台装置も目眩がするほど豪華。

プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全曲

スーパーパナビジョン70ミリ(注)
1950年代から1970年代にかけて「ベン・ハー」「ウエストサイド物語」「2001年宇宙の旅」などの超大作が70ミリで撮影された。ハリウッドでは1992年の「遙かなる大地へ」以来、コストと手間がかかるため撮影されなくなってしまいました。通常は35ミリ、当然フィルムの粒子は細かくなり人物の肌はなめらかに、衣装の金糸の縫い目も鮮やかに映し出すことができます。(DLPも可能か?)

ベン・ハー コレクターズ・エディション

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2006-06-26

春の雪・美術、衣装、撮影

三島由紀夫が人生最後に手がけた長編4部作「豊饒の海」の第1部「春の雪」を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲が監督した意欲作(主演・妻夫木聡・竹内結子)。

春の雪

美術は行定監督とは本作で3作目となる山口修。
松枝家は振興の貴族ということで清顕の部屋は緑、食堂は赤、地下にある童球室は黄色、舞踏会の会場となる大広間はグレーと色彩豊かな作りとし、逆に綾倉家は没落貴族という設定ですから由緒正しい家柄として「和」の世界でまとめたそうです。(このあたりの色彩の対の形式は前述・2006-06-15「ロミオとジュリエット・暖色と寒色」にも記載しています)

衣装は浜崎あゆみと行定監督とのCollaboration「月は沈む」も担当した伊藤佐智子。大正時代といえば和洋折衷が最も華開いた時代として、その衣装は重要なキーとなっています。コンセプトは美術の場合と同じく松枝家は武家の成り上がりなので洋装主体、綾倉家は由緒正しい貴族とということで和を重んじた衣装としたそうです。清顕は衣装の数を絞り、当時の学習院の制服を再現したものを中心にし、ストイックさが表現されていました。
そして、やはり目をひくのが聡子が初めて画面に登場する際のエメラルドグリーンの着物です。映画の中でもキービジュアルになっている蝶が大胆にあしらわれていて大変印象的なシーンとなっています。聡子用に用意された衣装は和洋あわせて全部で24点にも及びました。ある雑誌のインタビューで行定監督がこんな話をしていました。「たとえば着物でいうと、大正時代には半襟を、たっぷり出すスタイルが主体で、女性はそこでセンスを競っていたそうです。でも最近の日本映画は、どの時代を描いても現代風に襟を詰めてしまう。衣装デザインの伊藤佐智子さんと膨大な資料にあたりました。そういう美意識に関する考証は、とことんまでやっています」なるほど、と思わせる言葉ですね。

伊藤佐智子プロフィールのホームページ
http://www.brucke.co.jp/

春の雪 Be My Last(DVD付)

撮影はリー・ピンビン。盟友だったカメラマン篠田昇(前述・2006-06-22・「真夜中まで」と撮影監督篠田昇さん・参照)が亡くなった後、果たして三島文学を監督の意図した感覚で撮れる人はいるだろうかと危惧されていたが、さすがに台湾で既にその実力が実証されていたカメラマンだけあって、その世界を見事に再現していました。
リー・ピンビン
「恋恋風塵」「春の惑い」など。最近では日本で撮影された浅野忠信主演の「珈琲時光」(何かご覧になられた方は「春の雪」につらなる色彩感覚が思い浮かんだのでは?)

(記事内・敬称略)

珈琲時光 侯孝賢傑作選DVD-BOX 80年代篇

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横尾忠則さんの22面体ジャケット

美術手帖・2006年7月号に美術家・横尾忠則さんがヨーロッパに衝撃を与えた、パリ・カルティエ現代美術財団での展覧会記事が掲載されています(この時の図録の英語版が発売予定、日本でも洋書として取り扱われる予定)。その横尾さんの伝説的アルバムジャケット「サンタナ・ロータスの伝説・紙ジャケット仕様・22面体ジャケット仕様」も6月7日に発売されました。帯まで復刻していてスゴイのひと言!!

TADANORI YOKOO OFFICIAL SITE
http://www.tadanoriyokoo.com/
横尾忠則さんの日記が読めます。

ロータスの伝説(紙ジャケット仕様) (22面体ジャケット仕様)

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「かもめ食堂」、デザインたち。

映画「かもめ食堂」に関連しての北欧デザイン(フィンランド編のみ)をブログ内で記載したページを、まとめてみました。「marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー」記載ページ中の「MAIJA ISOLA マイヤ・イソラ」(下記書籍)はヘルシンキのデザインミュージアム(DESIGNMUSEO)での回顧展・図録を定本としたもので、マイヤ・イソラによるテキスタイルパターン500も掲載されています。

2006-04-15
小物・雑貨・文具本は、いつから?

2006-04-25
マイヤ・イソラとマリメッコ

2006-04-30
北欧のスタイリッシュデザイン

2006-05-23
marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー

DESIGNMUSEO - DESIGN MUSEUM -
DESIGN MUSEET
http://www.designmuseum.fi/

MAIJA ISOLA マイヤ・イソラ marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー

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2006-06-22

「真夜中まで」と撮影監督・篠田昇さん

イラストレーターにして映画館監督の和田誠さん(「怪盗ルビイ」「麻雀放浪記」)が撮った「真夜中まで」。全編をスタンダードジャズが流れる粋なファンタジームービー。

物語 PM10時35分、ジャズトランペッターの守山(真田広之)はライブハウスの店裏で休憩を取っていた。そんな彼の元にホステス・リンダ(ミッシェル・リー)が助けを求め飛び込んでくる。事情が飲み込めないまま追いかけてきた得体の知れない男たちの攻撃をかわし2人は夜の街へと逃走する。次のステージまで残された時間はわずか2時間あまり。果たして守山は再びステージに立てるのか? 

1時間50分がリアルタイムで描かれ、果たして主人公・守山は次のステージに間に合うか!というサスペンスもしゃれています。そして、この映画、真夜中が舞台ということで全篇夜間撮影。とにかく油絵のようなこってりした画面に驚かされます。その撮影監督が篠田昇さんここより抜粋3200の感度で撮影された映画って、映画の歴史上でもないと思うよ。日本映画だけじゃなくて。あの色は、美術の福ちゃんが道路を濡らそう言ったことも影響してる。あ、俺か(笑)アスファルトは真っ黒ではないから、浮いた感じになるんだけど濡らすことによって真っ黒な感じになる。濡れてると赤とか青とかの光が映って、こってりした感じになる。長いホースを使って銀座の道路を濡らしたりしたのはすごいよね」ここまで抜粋(「ジャズと映画と仲間たち」講談社・刊より)。
「俺にはこれしかないから」といって最後までトランペットを持ったまま疾走した真田広之さんがとても粋でした。

撮影監督・篠田昇さん
行定勲監督の「世界の中心で愛をさけぶ」が遺作となった。岩井俊二監督との「Love Letter」「リリィシュシュのすべて」「スワロウテイル」「四月物語」なども全て篠田昇さん。本当に素晴らしい映像の数々です。

3200の感度
800の高感度フィルムの感度をさらに4倍にあげて(増感)3200にしたそうです。

真夜中まで

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2006-06-21

映像クリエイターがいっぱい!!

「映像クリエイター実践講座(玄光社・刊)」で現在公開中の映画に関わるクリエイターの方々のインタビューや特集の記事が盛り沢山に掲載されています。行定勲監督と脚本家の伊藤ちひろさんとの対談、中島哲也監督のインタビュー(映画を面白くするためになにをすればいいのか「嫌われ松子の一生」メイキング )、映画に愛された女優・蒼井優さん(「フラガール」「ハチミツとクローバー」作品紹介)、「ダメジン」「時効警察」の三木聡監督のインタビュー(「くだらないこと」を常に考えていたい)、美術監督・種田陽平さん特集(「THE有頂天ホテル」「KILL BILL vol.1」「フラガール」「今、会いにゆきます」 「不夜城」「INNOCENCE」「スワロウテイル」などのスケッチも掲載)。他にも映像実践講座として作曲家の服部隆之さん(「新撰組!」)や「初恋」のプロデューサー・河井信哉さん、「デスノート  DEATH NOTE」の金子修介監督のインタビューが掲載されています。なんとなく専門書っぽい扱いで見過ごされてしまうには、もったいない興味深い話がいっぱいですので、是非、書店で見てみて下さいね。

映像クリエイター実践講座

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2006-06-20

「ピクサー(Pixar)」の展覧会

まもなく公開のピクサー(Pixar)最新作「カーズ(cars)」。そのピクサーの展覧会(Pixar:20Years of Animation)が2006年7月1日〜8月27日まで東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)で開催されます。DVDの特典で見てきたコンセプト・アートやスケッチ、ストーリーボード、マケットなどが生で見られるチャンス!!そして、時、同じくして前述「初期ディズニーアニメ原画(2006-04-28)」で紹介した通りディズニーの原画展も東京都現代美術館で7月15日から開催されるわけですから、この夏、東京でディズニーの貴重なアートがそろい踏みとなります。尚、「ピクサー展」は東京展開催後、福島県郡山市立美術館、兵庫県立美術館に巡回予定です。

追記1
Pixar:20Years of Animationは2005年12月14日〜2006年2月6日ニューヨーク近代美術館(MoMA)、2006年4月1日〜6月10日英国科学博物館で開催され、いよいよ日本公開となる超一級品の展覧会です!(日本公開後もスコットランド、オーストラリアへ巡回展予定)

追記2
「カーズ(cars)」の最初のレースシーンで白い車に注目!「Apple」のロゴマークの入った車が走ってますよ〜。お見逃しなく!!

Mr.インクレディブル ファインディング・ニモ モンスターズ・インク

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2006-06-19

「真珠の耳飾りの少女」とラピス・ラズリ

17世紀のオランダ、寡作の天才画家フェルメールが描いた最も有名な作品、真珠の耳飾りの少女(通称・青いターバンの少女)。その肖像画に描かれたモデルの少女とフェルメールとの秘められた物語。

使用人としてフェルメール(コリン・ファース)の家にやってきた少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)が、次第に芸術的センスをのぞかせいてくシーンがとても秀逸でした。フェルメールの妻からアトリエの窓を拭くように言われたとき、「光の感じが変わってしまうのでは・・・」と返したり、制作途中の絵画に描かれている置物の配置を変えて逆にフェルメールに想像力をあたえたり、ブルーの色の下に黒色がおかれている事を見つけたりと、とても、さりげなく描かれていました。

フェルメールといえば、この「真珠の耳飾りの少女」でもターバン部分に使われていた印象的な青い色が特徴のひとつです。映画中、絵の具を鉱物から作るシーンが登場しますが、この青を作るための原材料「ラピス・ラズリ」は当時のオランダでは黄金にも匹敵するぐらい貴重で高価なものでした。(その「ラピス・ラズリ」から作られる青の色名「ウルトラマリン・ブルー」は「海を超えて渡ってきた青」という意)。一説には「真珠の耳飾りの少女」の神秘性や魅力はエジプトのピラミッドや中世の大聖堂にも使われてきたとされる歴史に裏打ちされた「ウルトラマリン・ブルー」の青を用いたことによるものではと言われるほど深い意味合いを持っているそうです。フェルメールは他の絵画にも、この「ウルトラマリン・ブルー」を多く使用しており、画家本人としてもこの青に魅せられていたと言えるのではないでしょうか。

COLOR of CINEMA blog Edition
スカーレット・ヨハンソン関連記事
スカーレット・ヨハンソンと南禅寺
(2006-06-04)

真珠の耳飾りの少女
http://www.gaga.ne.jp/pearl/

真珠の耳飾りの少女 通常版

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2006-06-18

この人の展覧会が見たい_3

「この人の展覧会が見たい_3・モーリス・センダック」。1928年・米国ニューヨーク州生まれ、1964年「かいじゅうたちのいるところ(WHERE THE WILD THINGS ARE)」でコールデコット賞、1970年にアンデルセン賞などを受賞。「かいじゅうたちのいるところ」は最初「子供が怖がるのでは‥」と大人からは眉をひそめられたが、子供たちからは拍手絶賛!!今では世界的に評価されています(こどもの眼は確かということですね〜)。内容によって変わる変幻自在のタッチが魅力。(ある時はコミック風、また、ある時はゴーギャン風や水彩タッチなどなど)。ちなみに「かいじゅうたちのいるところ」は映画化が本格的に始動しているそうです(スパイク・ジョーンズ監督)。

追記
FLiXムービーサイト
http://www.flix.co.jp/page/N0008327
映画化の記事が掲載されています。

かいじゅうたちのいるところ まよなかのだいどころ The Art of Maurice Sendak The Art of Maurice Sendak: 1980 To the Present

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2006-06-17

映画「初恋」・追記

前述「初恋。あるいは宮崎あおい・映画(2006-06-14)」の追記です。キネマ旬報6月下旬号で塙幸成・監督が時代設定に関して「実際、スタッフのほとんどがリアルタイムで体験していないものなので、イメージとしての60年代を表現する事にしました」と語っていました。確かにアパート室内に貼られた横尾忠則さんの芝居のチラシ(※)が実際に配布されていたわけではないが、あえて使用している点、ヒット曲の使い方等を見ると、なるほどと頷けます。都市の記憶とは、一人ひとりが持つイメージの記憶でもあるわけですから、リアルな60年代後半を再現する事よりもイメージ(あるいはファッションという記号)として表現した方法論はきわめて有効だったと言えるのではないでしょうか。

シルクスクリーンで作成されたポスターを映画用に縮小して使用していたと思われます。

初恋
http://www.hatsu-koi.jp/

初恋

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VISUALOGUE BOOK

2003年10月に開催された「世界グラフィックデザイン会議・名古屋」(日本のデザイン史上において、1960年の「世界デザイン会議」以来の規模で実施された)。その全記録の本が出版された(宣伝会議・刊)。会議テーマは「情報の美」世界49カ国から3700人が参加。開催された41のディスカッションを完全採録。684ページの大著。

宣伝会議
http://www.sendenkaigi.com/

Book









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2006-06-16

生誕100年記念・ダリ回顧展

東京・上野の森美術館で「生誕100年記念・ダリ回顧展」が開催されます。期間は2006年9月23日〜2007年1月4日まで。チケットは6月17日より発売。約3ヶ月間にわたって、日本初公開の作品を含め、最初期から最晩年まで主要な作品約60点が展示されます。(日本での大規模な展覧会は1999年以来です)

dali2006
http://www.dali2006.jp/

Dali2

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2006-06-15

花よりもなほ・是枝監督と葛西さん・追記

前述「花よりもなほ・是枝裕和監督と葛西薫さん(2006-06-08)」で記載した葛西さんのアートワークの中で是枝監督作品(「幻の光」「ワンダフルライフ」「DISTANCE」「誰も知らない」)が取り上げられているムック本があります。「デザインノートNo2・特集アートディレクターが魅せる文字・ロゴ・フォント(誠文堂新光社・刊)」現在No7が最新刊ですが大きい書店だとバックナンバー扱いで常設している場合が多いと思いますので、機会があればご覧下さいね。(この特集号、他の方のアートワークも大変参考になります)

追記の追記
前述(2006-06-13)「雪に願うこと」の原作「鞍馬」の作者・鳴海章のもう一本映画化された小説が「風花」(相米慎二・監督、小泉今日子、浅野忠信)。こちらの広告美術も葛西薫さんによるものです。

デザインノート―デザインのメイキングマガジン (No.2)

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2006-06-13

北欧・西欧・東欧のかわいいデザインたち

北欧、西欧と続いたシリーズ(実際はシリーズ化とうたっているわけではないようですが‥)の3冊目「東欧のかわいいデザインたち」がまもなく発売されます。今回は東欧のソフィスティケートされているわけではないけど、あたたかいレトロティックな手作り感溢れる日用雑貨や文房具、アンティーク刺繍などが紹介されています。で、3冊そろった中では、以前こちらで紹介した「西欧のかわいいデザインたち」(前述「小物・雑貨・文房具本はいつから?」2006-04-15)が一番のお気に入りです。(その前述の中で紹介した「文房具と旅をしよう」も良いですよ〜)

東欧のかわいいデザインたち 西欧のかわいいデザインたち 北欧のかわいいデザインたち―日用品をたくさん集めてみました

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2006-06-11

黒澤監督の映画セットのような「お店」

前述「花よりもなほ・美術と衣装」(2006-06-10)に記載した衣装デザイナー黒澤和子さんの黒澤組を支えていたもう一つの顔、「食」のプロデュースを行った蕎麦と肉料理のお店「永田町・黒澤」。初めて見たとき(4年ほど前)、本当にビックリした外観(キャピトル東急の斜め下にあるのですが、そこだけ異空間のように突然現れるように建っているのです)。それもそのはずで、黒澤組の美術スタッフが柱の塗りから照明にいたるまで作り上げた、まるで映画セットのようなお店なのです。黒澤監督ゆかりの品や、美術品 に値する黒澤監督自筆の絵コンテなども展示し、小道具も楽しめます。(ちなみに、永田町と聞いて一瞬、躊躇してしまいましたが、1階のそば席は気楽に立ち寄れて、いい感じですよ〜)

永田町 黒澤
http://www.9638.net/nagata/index.html
現在、他にもいろいろな「食」のお店ができています。上記サイトから移動できます。

黒澤明の食卓

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2006-06-10

花よりもなほ・美術と衣装

是枝裕和監督・岡田准一・宮沢りえ主演の「花よりもなほ」。美術が故・黒澤明監督の「羅生門」などに携わった馬場正男さん、衣装が長女の黒澤和子さん(パンフレットに衣装スケッチが掲載されています)と時代劇に関しての超豪華布陣(実際、長屋のセットの見事さ、衣装のおさえた色調の中、各キャラクターに合わせた見立ての素晴らしさはフィルムの中で、いかに映るかを熟知された方のプロのお仕事の見本)で制作された「お話」が「クソをモチに変える話」というところが、なんとも痛快でステキ。ちなみに、黒澤和子さんはこの秋公開の「武士の一分」も担当されています。

追記1
キネマ旬報6月上旬号「花よりもなほ」特集の中で黒澤和子さんの手がけた衣装が解説付きのカラー写真で紹介されています。

追記2
(ここから一瞬、ネタばれ)ラストショットは岡田准一ファンも納得の「いい感じ」のワンショットで終わっていますよね〜

花よりもなほ 回想 黒沢明

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2006-06-09

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

毎年、イタリア・ボローニャで開催される絵本原画コンクール。今年40回を迎えるコンクールは世界唯一の児童書専門の見本市(Bologna Children's Book Fair)のイベントとして開かれています。その特徴は5点1組という応募規定を守れば、プロ・アマ誰でも応募できる事から、世界中のイラストレーターの登竜門として有名です。(今年は世界79ヶ国2544人ものイラストレーターから応募があり、その中から日本人作家27人を含む16ヶ国92人の作家が入選)。その入選作品の展覧会(板橋、西宮での開催は26回を数える)が7月8日から8月13日まで板橋区立美術館で行われます。その後西宮市大谷記念美術館(8月19日〜9月24日)・四日市市立博物館(9月30日〜10月29日)・石川県七尾美術館(11月3日〜12月3日)・長島美術館(12月9日〜2007年1月7日)と、巡回展が開かれます。(毎回、特別展示が行われます。昨年はオランダのマックス・ベルジュイス、今年はイランのアリレザ・ゴルドゥズィヤン。共にイラストレーター)。デザイナー、イラストレーターはもちろん、家族そろって楽しめる展覧会ですよ。

BOLOGNA FIERA DEL LIBRO PER RAGAZZI
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/bologna/index.html

Bologna Childrens Bookfair's - Homepage
http://www.bookfair.bolognafiere.it

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2006-06-08

花よりもなほ・是枝裕和監督と葛西薫さん

現在公開中の是枝裕和監督・岡田准一・宮沢りえ主演の「花よりもなほ」(仇討ちという、きな臭いプロットが、なんだか楽しいお話に変わっていく、いい感じで花咲く傑作)。その広告美術を担当したのがサンアドの葛西薫さん(サントリー「ウーロン茶」やユナイテッドアローズの端正な広告を生み出した人)です。「花よりもなほ」以前の是枝監督作品「幻の光」「ワンダフルライフ」「DISTANCE」「誰も知らない」の広告全般も葛西さんによるもの。全てを並べてみると、その美しい文字組にドキドキしてしまいます。(「花よりもなほ」のプレスシートも当然キレイ!!)

花よりもなほ
http://www.kore-eda.com/hana/

 

花よりもなほ 葛西薫の仕事と周辺

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2006-06-05

東京の美術館・原美術館

国内の「美術館紹介本」が今年だけでも数冊、出版されていますが、その中の一冊「東京の美術館」は大きい版型で、美術館の成り立ちのエピソードも紹介された見応えのある写真集です。掲載されている中では「原美術館」の中庭が、いきなり空気感を変えてくれる程の清々しさで、とても気に入っています(プラス、中庭に面したカフェダールでは展覧会のイメージに合わせたオリジナル「イメージケーキ」が展覧会会期のみの限定メニューとして楽しめます)。下記写真は、その原美術館に行った際、撮影した一枚。「横尾忠則・暗夜行路」展の時の玄関表示。妙にマッチしていて、もう何年もそこにあるようなイメージです。(クリックすると大きい画像が開きます)

Hara





原美術館

Hara Museum Web
www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

東京の美術館

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2006-06-04

着物と日本の色・夏篇

以前、紹介した着物コーディネーター弓岡勝美さんのアンティーク着物コレクション「着物と日本の色」の夏篇の発売が6月20日(予定)に決まりました。表紙を見ても、わかる通り本当に綺麗な本だと思います。

着物と日本の色 夏篇

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スカーレット・ヨハンソンと南禅寺

ソフィア・コッポラ監督「ロスト・イン・トランスレーション」の中でスカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットが京都を訪ねるシーンがあります。そこで訪れているのは南禅寺の三門(山門)と平安神宮なのですが、先日、まさにその通りのコースを移動した時に外国人観光客の多さに少しビックリしました。もしかして「ロスト・イン・トランスレーション」の影響?などと、勝手にイメージしてしまいました。(実際は枯山水庭園目的で「ZEN」ということなのでしょうか‥)。折しも、少し前の項目(2006-04-10、他)に書いた「藤田嗣治展」が平安神宮・横の京都国立近代美術館で始まったばかりです。鑑賞の際は、少し足を延ばして「気分はスカーレット・ヨハンソン」なんていうのは、いかがでしょうか?

Lost In Translation
http://www.lit-movie.com/

大本山南禅寺
http://nanzenji.com/

京都国立近代美術館
The National Museum of Modern Art, Kyoto
http://www.momak.go.jp/
「藤田嗣治展」・水彩作品の展示替えがあります。上記HPより確認できます。

生誕120年 藤田嗣治展
〜パリを魅了した異邦人〜
http://foujita.exh.jp/

ロスト・イン・トランスレーション

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2006-06-02

ジャケガイノススメ

ジャケガイノススメ—Beautiful Covers(土橋一夫・著)」は、いわゆる「ジャケ買い」してしまいそうなデザイン的にもビジュアル的にも美しいレコードジャケットの数々をオールカラーで紹介したステキな本です。前日(2006-06-01)繋がりで言うと「ゴールディ・ホーン」が唄っているレコード(CD化されています)のジャケットやカンヌ映画祭パルムドールを受賞した「男と女」のフランス版のサントラ(パルム・ドールの文字が‥!)など映画にまつわるジャケットも数多く収録されています(「バーバレラ」や「ミッシェル・ルグラン」ものとか)。もちろんジャズ、ボサノバ、フレンチポップスなどの50〜70年代のPOPなジャケットのオンパレードです!!デザイナーにとってはインスピレーションの源!!スタイリッシュにしてレトロモダン、眺めても楽しい一冊!

MYCOM BOOKS - HOME
http://book.mycom.co.jp/
出版元のサイトです

ジャケガイノススメ―Beautiful Covers  

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2006-05-29

「映画美術監督・水谷浩」展

日本映画における「美術監督」のポジショニングを高めた先駆者・水谷浩さんの国内初の展覧会が東京国立近代美術館フィルムセンター展示室で開催されています。黒澤明監督、小津安二郎監督と並んで国際的にも評価の高い溝口健二監督の「美」の世界を支えた水谷浩さんのデザイン画、遺品等が展示されています。9月4日まで。

東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/

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2006-05-27

映画・TVの衣装デザイン博物館

TV東京系の映画情報番組「Cinema通信」で「マリー・アントワネット」の紹介の際に衣装のミレーナ・カノネロについて触れていましたが、関連情報でFIDM(Fashion Institute of Design & Merchandising: California Schools Colleges Degree Programs)のレポートを行っていました(卒業生が多数、衣装デザインの仕事に就いているそうです)。そのFIDM、4月末までFIDM Museum&Galleries(こちらの博物館では18世紀から現在までの1万以上の衣装、アクセサリー、織物をコレクション)で開催していた「Motion Picture Costume Design Exhibition」で「SAYURI」「コープス・ブライド」「チャーリーとチョコレート工場」「Mr&Mrsスミス」等、24のフィルムから100点以上の衣装が展示されていました。次回は7月10日より「TVの服飾デザイン」を開催(2005-2006エミー賞受賞の衣装他100点以上の衣装を展示)。

FIDM (英文)
http://www.fidm.com/
左サイドにFIDM Museum&Galleriesへのリンクが有ります。

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2006-05-26

大絵巻展、後半の賑わい

京都国立博物館で開催中の「大絵巻展」。「鳥獣人物戯画・甲巻」が有名なシーン(蛙とうさぎの相撲シーン等)に変わった事によるからか、大変な賑わいを見せています。平日のお昼で入場制限のため入場するまでに約30分待ち、「鳥獣戯画・甲巻」「源氏物語絵巻・東屋(一)」を1列目で見るための列に館内で更に30分の時間を要します(後列、人の隙間から見る場合は並ばなくても大丈夫ですが、平面展示されているので1列目だとホントに間近で見られます)。閉館時間も繰り下げて6月4日まで開催中。(会期終了が近いので、待ち時間が更にかかる場合もあると思われます)

Kyoto National Museum
http://www.kyohaku.go.jp/
会場の混雑状況がリアルタイムで確認できます(会場状況ページ)。

追記・
総入場者数18万6千人だったそうです。

十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの

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2006-05-25

この人の展覧会が見たい_2・マリスカル

バルセロナ・オリンピックの公式マスコット「コビー」の生みの親、ハビエル・マリスカル(JAVIER MARISCAL)。1992年に小規模な巡回展がありましたが、その後、展覧会が行われた形跡はありません。ハウステンボスや昨年の愛知万博のスペイン館の食べ物彫刻など、作品自体は目に触れる機会は多いのですが展覧会は開かれていません。画集も1992年にマリスカル1「平面」、マリスカル2「立体」の2冊が出版されたぐらいなのです(以外は洋書で数冊)。でも、その作品たちは「かわいらしさ」「おちゃめさ」「ゆるさ」「穏やかさ」などなど素晴らしさに溢れています。この人の展覧会が見たい!!ハビエル・マリスカル編でした。
尚、今年、絵本「ルラのなつやすみ」がアシェット婦人画報社より翻訳出版されました。

Estudio Mariscal
http://www.mariscal.com/
FLASHアニメがどれも、かわいい。
(Flash Player8が必要です)

マリスカルの記事掲載のあるブログです。
http://olivemitten.blog2.petitmall.jp/blog-entry-107.html

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2006-05-23

marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー

前述の「マイヤ・イソラとマリメッコ(2006-04-25)」に記載したマイヤ・イソラの作品&資料本「MAIJA ISOLA マイヤ・イソラ marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー」が6月20日発売予定となりました。映画「かもめ食堂」以前からのmarimekkoファンも、映画を見て北欧デザインファンになった方も是非、ご覧下さい。(昨年5月から9月にかけてヘルシンキのデザインミュージアムで回顧展「Maija Isola - Life, Art,Marimekko」が行われましたが、日本でも開催されないものでしょうか?と、思う今日この頃)

MAIJA ISOLA マイヤ・イソラ marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー

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2006-05-19

北斎のビュンとしたライヴ描線

「ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑」が現在、神戸市立博物館で開催中(28日まで、その後名古屋、東京と巡回)。長い間「幻の浮世絵コレクション」と言われたボストン美術館所蔵の名品が1世紀ぶりの里帰り。浮世絵の版画サイズでは表現できなかった細密な描写に感嘆 ! (ファクトリー的な版画と違って、直接力量が出るので絵師の腕の見せ所)。菱川師宣「芝居町・遊里図屏風」の巨大なサイズに書き込まれた江戸の人々の生活描写(見て楽しい)、北斎ののぼり絵、ふくさ絵(デザイン的にも秀逸)の描線、鳳凰図屏風の色彩の鮮やかさ、などなど。機会のある方は是非、ライヴで、間近でご覧下さい。

展覧会 公式サイト
http://www.asahi.com/boston/

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2006-05-17

この人の展覧会が見たい_1・ツヴェルガー

何故か、まとまった形での画集(洋書は有り)が出ていない絵本画家リスベート・ツヴェルガー(Lisbeth Zwerger)。以下、3年半程前に開催された「デビュ−25周年記念・リスベート・ツヴェルガー絵本原画展」フライヤーより引用ツヴェルガーは1977年23歳「ふしぎな子」でデビューし、たちまち注目を浴びました。アンデルセンやグリム童話といった古典的な物語を描き、近年では「不思議の国のアリス」「オズの魔法使い」等のファンタジー世界にも意欲的に挑戦しています。今では20ヶ国以上で出版され、日本での人気も徐々に高まってきています。〜すごく洗練された色彩感覚は是非!また原画で見たいもの。展覧会が見たい!!

ツヴェルガーの記事が掲載されたブログです。
http://blog.so-net.ne.jp/seerose/2006-04-18
http://blog.goo.ne.jp/oasis0315/e/60cded68f302a9728a54fe01b13a9ca0


The Art of Lisbeth Zwerger (The Art Of...catalogues)
The Wizard of Oz Alice in Wonderland

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2006-05-14

着物と日本の色

着物コーディネーター弓岡勝美さんのアンティーク着物コレクションを日本の伝統色の色別に紹介した美しい一冊「着物と日本の色」(ページ組が綺麗!判型もピッタリ!!)。着物と色をテーマに作り上げた書籍として圧倒的存在感のONE AND ONLY本。尚、見た目も涼しい「着物と日本の色 夏篇」が近日発売予定。

着物と日本の色 数々の美しい日本の伝統色が展開する着物の世界

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脳は美をいかに感じるか

いわゆる脳ブームということで、脳科学者・茂木健一郎さんの一連の脳にまつわる書籍(映画にもなった「セレンディピティ」という言葉を「偶然、幸運に出会う能力」と解しています。ピッタリ!! )を書店等で、よく目にしますが、4年程前に発刊された「 脳は美をいかに感じるか—ピカソやモネが見た世界」は脳研究とアートを結びつけた、今読んでも斬新な書籍です。図版も全てカラー。美術書としても素晴らしい一冊です。

茂木健一郎 クオリア日記
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

脳は美をいかに感じるか―ピカソやモネが見た世界 ひらめき脳

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2006-05-11

表紙とカバー・ディック・ブルーナ他

ディック・ブルーナ、セレスチーノ・ピアッティ、ポール・ランドなど世界の巨匠達のペーパーバックデザイン約300点が紹介された本が、まもなく発売されます。2003年から2004年にかけて巡回展が行われたディック・ブルーナ展で驚いたのはディックブルーナのデザインしたペーパーバックの表紙の圧倒的な量とバリエーションでした。この本に収められた作品のレトロモダンでは片付けられないモチーフと描線はホントに魅力的です。

表紙とカバー

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藤田嗣治展・白の秘密

現在、東京で開催中の藤田嗣治展(京都、広島へ巡回展有り)。前述(2006-04-13)で「乳白色について」記載しましたが、先日NHK-BS・迷宮美術館でも取り上げられていました。タイトルもずばり「白の世界展」(ユトリロの白とフジタの白の秘密)。地上波NHKでも明日、5月12日に放送予定(PM8時)です。

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2006-05-05

artificial heart

デザインディレクター川崎和男さん(※)の展覧会が開催される事になりました。9月16日から11月12日まで金沢21世紀美術館にて(artificial heart・川崎和男展)。生み出されていくプロダクトデザインの美しさとフィロソフィーを感じ取れるチャンス。語られているデザインの「言葉」そのものにも力づけられます。

金沢21世紀美術館
http://www.kanazawa21.jp/


Design Anthology of Kazuo Kawasaki

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2006-04-30

北欧のスタイリッシュデザイン

前述(2006-04-25)の映画「かもめ食堂」繋がりでもうひとつ。北欧を代表する陶磁器の「アラビア窯」の作品140点が展示された「北欧のスタイリッシュデザイン・フィンランドのアラビア窯展」が東京都庭園美術館で6月18日まで開催中です。(アラビアと言ってもヘルシンキ郊外のアラビア地区に製陶所があった事に由来します)陶磁器製品ですが、そこはフィンランド。デザインが抜群にいいんですよね〜(ムーミンのデザイン食器もあり)そして、この美術館は建物自体がアールデコ様式(1933年・朝香宮邸として建築)によるものなので、その外観、内装にも感動ものです。もちろん庭園も美しいです。

東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/

わたしのマトカ

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2006-04-29

ちばてつや・竹宮恵子・犬童一心

京都精華大学から発刊されていた「木野評論」が「KINO」のタイトルで新創刊されました。(河出書房)。内容は浦沢直樹(「モンスター」「20世紀少年-本格科学冒険漫画」「PLUTO」)と仕掛人・編集プロデューサー長崎尚志の対談、メガヒットマンガ100(年代別)などなど盛り沢山。その京都精華大学が1968年から行っているのがアセンブリーアワー講演会です。無料で開かれていて在学生以外の一般の方でも参加する事ができます。直近でいくつか紹介しますと、6月17日14時40分・ちばてつや×竹宮恵子/7月6日14時40分・犬童一心監督(「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」)の講演会が予定されています。(入場無料・申込不要ですが先着順です)京都市内より少し離れていますが、風情のある比叡電鉄に乗って、ちょっと小旅行気分で、おでかけはいかが?

京都精華大学
http://www.kyoto-seika.ac.jp/index.html
TOPページからアセンブリーアワー講演会スケジュールに移動できます。

KINO Vol.1 メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)

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2006-04-28

Esquire&high fashion

Esquire (エスクァイア) 日本版 2006年6月号で特集「10人のキュレーターが選んだ愛すべきデザイン122。」が掲載されています。世界のデザインミュージアム巡りも有り。high fashion・2006年6月号(文化出版局)では画家・横尾忠則さんの特集を掲載。初めて画家としての全体像を浮かび上がらせヨーロッパアートシーンに衝撃を与えたカルティエ現代美術財団での個展の全貌が明らかに!!
追記
尚、NHK教育テレビ、新・日曜美術館のアートシーンで、このカルティエ現代美術財団での個展のレポートが放送予定。2006年4月30日(AM9時と再放送PM8時)

カルティエ現代美術財団

http://www.fondation.cartier.fr/

Esquire (エスクァイア) 日本版 2006年 06月号 [雑誌]

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初期ディズニーアニメ原画

昨年12月に千葉大学で保管されていた事が発見(※)されたと、発表されたディズニーの原画約250点のうちの約200点と米ディズニー社の所蔵する約350点の合わせて550点を集めた「ディズニー・アート展」が7月15日から9月24日まで東京都現代美術館で開催されます。約半世紀、まさに「眠れる森の美女」が眠っていたというわけです。
※1959年全米公開された「眠れる森の美女」のワールドキャンペーンの一環として1960〜61年に全国のデパートや美術館にてセル画や背景画、スケッチ等の巡回展が行われたのち美術館に寄贈されたものを千葉大が譲り受けたとみられる。

ディズニー・アート展
http://www.disney.co.jp/disneyart/

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2006-04-27

ロッタちゃんとカール・ラーション

スウェーデンの児童文学作家アストリッド・リンドグレーン(「長靴下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」など有名)が生み出した「ロッタちゃん」は、そのキュートなキャラクターですっかり人気者となり「ロッタちゃん はじめてのおつかい」「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」と2本の映画が公開されました(スウェーデンでは1992年公開、日本では2000年公開)。それで、思い出したのが同じスウェーデンの国民的画家カール・ラーションが描く子供たちの絵です。ラーションは家族と自分でインテリアまでも手がけた家の成長を描き続けました(インテリアや家具・小物類が、また良いんですよね〜)。大きな展覧会はもう10年以上、開かれていませんが、すごく日本人好みの絵だと思います。(そろそろ、展覧会開かれないものでしょうか‥)

Astrid Lindgren(スウェーデン語)
http://www.astridlindgren.se/index_1024.htm

The official homepage of the artist Carl Larsson
(スウェーデン語)
http://www.clg.se/

カールラーションについて記載されているブログです。
http://kiriru.blog2.fc2.com/blog-entry-127.html
http://blog.livedoor.jp/esatie/archives/50257088.html

A Home: Paintings from a Bygone Age ロッタちゃん はじめてのおつかい

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2006-04-25

マイヤ・イソラとマリメッコ

マリメッコの洋服やイッタラの食器などが、ふんだんに登場するオールフィンランドロケの映画「かもめ食堂」。そのマリメッコの代表的な柄と呼べる花柄の「ウニッコ」をデザインしたのがマイヤ・イソラでした。そのマイヤ・イソラの作品&資料本が、先日紹介した「サヴィニャック」と同じピエブックスから発刊予定です。ところで「ウニッコ」柄、こんなグッズも出ていたんですね〜(下記CDファイルやマウス)

marimekko(フィンランド版、英文)
http://www.marimekko.fi/fi
左下に英語が選べるアイコンがあります。

iittala(英文)
http://www.iittala.com/
トップページにインターナショナル版か、フィンランド版か選べるようになっています。


KOKUYO テクスチャーマウス <マリメッコ> レッド [EAM-UMTX2-1R] KOKUYO  CD/DVDファイル <マリメッコ> 12枚入り ピンク

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2006-04-24

プロデューサーズ

ミュージカルへ送られる最高の賞、トニー賞12部門受賞を果たし、昨年映画化されて現在、日本でも公開中の「プロデューサーズ」(尚、COLOR of CINEMAメルマガ版で紹介済みです)の超詳細な解説付き台本とメイキングが書かれた解説本が発売中です(映画公開に合わせてではなく実際は昨年、東京で上演された来日公演&日本版上演の際に発刊されたものです)衣装や舞台装置のデザイン画も掲載されています。

プロデューサーズ

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2006-04-23

大絵巻展

以前、こちらで紹介した京都で開催中の「大絵巻展」を見てきました。巡回展が無いという事で各地から訪れる方も多く初日から結構な賑わいを見せていました。ちょうど展示室の中間部分にあたる中央室に「鳥獣戯画・甲巻」「源氏物語」「信貴山縁起」の国宝三点がまとめて、置かれています。(鳥獣戯画・甲巻は期間中、巻替えがあるので今回は前半部分を展示、最も有名な相撲や追っかけっこのシーンは5月16日から6月4日まで展示。源氏物語「宿木(三)」は5月9日から5月21日まで展示、と他の絵巻含めて、あらかじめ細かくチェックが必要です)

Kyoto National Museum

http://www.kyohaku.go.jp/
特別展覧会のページより出品目録・展示替予定表が確認できます。

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2006-04-22

タイトルデザイン_4・ 先駆者ソウル・バス

タイトルバックデザインの先駆者といえばソウル・バスをおいて他には語れません。「黄金の腕」「めまい」「北北西に進路を取れ」「七年目の浮気」「八十日間世界一周」「ウェストサイド物語」等、そのシンプルにしてモダンの極致は、もはやアートの領域。例えば「悲しみよこんにちは」の暖色系の星や月や十字の形が寒色系の青い花びらや雨粒に変わっていって、最後に(雨粒が涙になって)ポスターとしても有名なシンボリックな女性の顔になって監督オットー・プレミンジャーの文字が出て終わる一連のシークエンスはそれだけで一本の映画のような美しさです(そのどれもが映画的って、映画なんですけども‥)。また、もともとデザイナーとして企業CIなどで成功していた事もあって、映画全体をシンボルで捉えるイメージ戦略(ブランド戦略)を始めた先駆者ともよべるのではないでしょうか。

Welcome to Saul Bass.co.uk(英文)
http://www.saulbass.co.uk/
現在、Design Museum, LondonのsaulbassページへのLINKとなっています。

SAUL BASS ggg Books No10 スリージーブックス 80日間世界一周 スペシャル・エディション

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2006-04-21

「若冲と江戸絵画」展

7月4日から東京国立博物館で「プライスコレクション・若冲と江戸絵画展」が開催されます。伊藤若冲、長沢蘆雪など全109点が出展されます。東京の後は京都、福岡、名古屋と約1年に渡り巡回展が行われます。そのコレクターでもあるジョー・プライス氏のコメント付きのオフィシャルブログが19日より開設されました。(展覧会のスタートまで一点一点解説されていくそうです)

「若冲と江戸絵画」展オフィシャルブログ
http://d.hatena.ne.jp/jakuchu/

目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

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2006-04-20

レイモン・サヴィニャック

数年前から人気の出ていたレイモン・サヴィニャック。(広告芸術家とでも呼べばよいのだろうか‥とにかくオシャレで、かわいい作品多数)。昨年、行われた展覧会では最終的に図録が売り切れてしまうぐらい。で、悔しい思いをした方に朗報!ピエブックスから5月20日に「レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠」のタイトルで作品集が発売予定と、なっています。(そういえば、先日ご紹介した「西欧のかわいいデザインたち」もピエブックスが出版元でした。ここからは良い本が続々出てますね〜)

※サヴィニャックは広告ポスター作家シリーズとして、あらためて詳しく掲載します。

SAVIGNAC
http://www.odeon.jp/savignac/
昨年の展覧会のWeb。終了していますが一部作品を見る事ができます。期間型Webですのでリンク終了の場合があると思われます。2006年4月19日現在確認

レイモン・サヴィニャック フランスポスターデザインの巨匠

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2006-04-19

日本の文様・中国の文様・世界の文様

デザイン本の中で「和」を取り入れたものも数年前から格段に増えてきましたが、その流れからか「文様」に関しての本も、多く見かけるようになりました。中でも、プロ向けに「EPS文様図鑑」を発売していたコブル・コラボレーションの中村重樹さんが昨年から連続して発刊した「日本の伝統文様・中国の装飾文様・世界の伝統文様」は増刷が続くヒット作となっています。(各巻250点のJPEG画像データとPSD画像データを収録したCD-ROM素材が著作権フリーというところも魅力)。本の中身の印刷もキレイでパラパラと眺めるだけでも楽しくなってきます。

日本の伝統文様 CD-ROM素材250 中国の装飾文様 CD‐ROM素材250 世界の伝統文様 CD-ROM素材250

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2006-04-18

タイトルデザイン_3・ パニックルーム

最初に「パニックルーム」(監督・デビッド・フィンチャー、主演・ジョディフォスター)のタイトルデザインを見たときは「こんな表現方法があるのか」と、ビックリしました。ビルの壁面沿いに看板のように(パースに合った形で)タイトルデザインが続いて、まるで違和感無く浮いている感じ。(うまく表現できない‥)このタイトルデザインを手がけたのはピクチャー・ミル(PictureMill)によるもの。さすがにこのタイトルデザインのインパクトは大きく、その後似たような模倣デザインをよく見るようになりました。(ピクチャー・ミルは以降も宇宙戦争、フライトプラン、ファンタスティック4、アイロボット、デイ・アフター・トゥモロー、エレクトラ、ヴィレッジなど話題作がいっぱい。フォントの扱いも凄く美しい)

PictureMill(英文)
http://www.picturemill.com/
上記の作品のタイトルデザインを見る事ができます。
(Flash Player8が必要)

  フライトプラン パニック・ルーム

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2006-04-17

イラストレーションの教科書

昨年、イギリスで発刊された「イラストレーションの教科書」(イギリス版原文はイラストレータションの原則)の日本版が発売されました。日本のイラストレーション事情もプラスアルファされた解説本。たんなる技術書ではなく、考え方やセルフプロモーションまで書かれた目からウロコ本であります。イラストレーターを目指している方へオススメの一冊です。

イラストレーションの教科書

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2006-04-16

タイトルデザイン_2・ピクトグラム

トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオが共演し、スティーブン・スピルバーグが監督した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。時代設定が1960年代ということでタイトルデザインも60年代テイストのトムとレオのおっかけっこをモチーフとしたピクトグラム化されたデザイン。タイトルバックのアニメーション・ワークだけでこれから始まる映画のイメージ+ワクワク度を高めてくれる、秀逸なデザイン。手がけたのはkuntzel+deygasによるもの(プロダクションNEXUSのWebで見る事ができます)

※ピクトグラム・誰が見ても何を意味しているのか直感的にわかる、言語に制約されない簡略化されたデザインやマーク

NEXUS(英文)
http://www.nexuslondon.com/

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

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2006-04-13

タイトルデザイン_1・親切なクムジャさん

映画のタイトルデザインに関してシリーズ掲載します。
(タイトルシークエンス、タイトルバックデザインなど正式には部分部分で意味が変わりますので総称的にという事でタイトルデザインと表記します)

「宮廷女官 チャングムの誓い」で人気のイ・ヨンエさんの昨年公開された「親切なクムジャさん」、今までのイメージを覆す(ダーティな)、しかし、いつものように透明感のある演技。で、この映画のタイトルバックデザインが痛みと悲しみを伴った、これから起こるであろう内容を美しいビジュアルで見せてくれます。
こんな感じ‥‥
白い画面、薔薇のツルが手や手のひらに巻きつきながら伸びてゆく先にい花が咲く、さらにするすると伸びてゆく、白い粉、パン切りナイフ、ケーキ、赤い水紋が広がる、赤いアイシャドウ、涙。滑らかにコラージュされてゆく中に浮かび上がるキャスト、スタッフのクレジット。

音楽に溶け込んだ素晴らしいオープニング。

監督は「オールドボーイ」でカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞したパク・チャヌク。

映画の内容を語るコピーふたつ。
娘を奪われた美しい母の悲しく切ない復讐‥涙あふれる愛と再生のドラマ
無実の罪で服役した美しい女が、自分を陥れた男に果たす完璧な復讐計画

イ・ヨンエ(オフィシャルホームページ/韓国)
http://www.leeyoungae.net/

イ・ヨンエ(応援ブログ/日本)
http://leeyoungae.seesaa.net/

親切なクムジャさん プレミアム・エディション

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乳白色の肌の色、そのヒントは下地

藤田嗣治展の続き >>>
フジタは市販のキャンバスではなく、肌触りの良い気に入った布を使い、通常、ニカワや油と白い絵の具で作られる下地を石膏の粉を混ぜていたのではないかと言われています。(そうする事によって面相筆による細い輪郭線と相まって、肌色の薄塗りが際立って人物が浮き立って見える)
しかし、最近の調査によって下地から炭酸カルシウムの白(少し黄色みを帯びる)が検出された事によって初期のもの(石膏を混ぜたもの)から以降も試行錯誤を重ねていたと見られます。(レントゲンの際に用いられる硫酸バリウムも検出され、実際の作成方法の謎は深まるばかりです)

(芸術新潮の最新号においても乳白色の秘密など創作に関しての詳細なレポートが掲載されています)

猫の本―藤田嗣治画文集

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2006-04-12

ヴェンダース写真展

映画監督ヴィム・ヴェンダース(ヴィム&ドナータ・ヴェンダース夫妻)の写真展が東京で開催されます。世界初公開となる本展、ヴェンダース最愛の映画・小津安二郎監督の「東京物語」の撮影地・尾道を巡る発見の旅となっています。今年、公開された最新作「アメリカ,家族の風景」でも絵画的にして一枚のフォトフレームのようなシーンに溢れていたヴェンダース監督の写真家としてのもう一つの面を見る事ができます(尚、ドナータは写真家です)

ヴィム&ドナータ ヴェンダース写真展〜尾道への旅
Journey to Onomichi
Photo by Wim & Donata Wenders

2006年4月29日(土)〜5月7日(日)
表参道ヒルズ 本館地下3階「O(オー)」

詳細はヴェンダース写真展〜尾道への旅(期間限定サイト)
http://www.wenders.jp/
(Flash Player8が必要)

アメリカ,家族のいる風景―オフィシャル・フォトブック

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2006-04-11

美術テレビ番組

テレビ東京系で放送中の「美の巨人たち」
毎回、一人のアーティストをとりあげ「一枚の絵」にまつわるエピソードで綴る三十分番組。先週、先々週と「藤田嗣治」の特集が組まれていました。こちらのホームページでは2004年4月以降放送された「一枚の絵」に関しての内容がバックナンバーとして掲載されています。(放送翌日には新しい内容がアップされているようです)

美の巨人たち
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

NHK-BSで放送中の「迷宮美術館」も地上波での放送が始まりました。
BSの方では「白色」の特集の回で「藤田嗣治」を取り上げる予定だそうです。

迷宮美術館 アートエンターテイメント

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2006-04-10

藤田嗣治展

昨年はミュシャの大規模な全国巡回の展覧会等、アールヌーボー、アールデコがひとつのキーワードだったような気がしますが、今年はしいてあげるならばエコール・ド・パリがメインキーと呼べるかもしれません。中でも現在、東京国立近代美術館で開催中の藤田嗣治展は見逃せないひとつです。
その透明な乳白色の肌色の秘密は、今だ謎の部分が多く解明されていません。(ピカソにもその制作過程を見せなかったと言われているそうです)尚、乳白色の肌色の秘密に関しては、また近くこの欄で。

・東京国立近代美術館 2006年3月28日〜  5月21日
・京都国立近代美術館 2006年5月30日〜  7月23日
・広島県立美術館   2006年8月  3日〜10月  9日

東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/

藤田嗣治画集  素晴らしき乳白色 藤田嗣治「異邦人」の生涯

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2006-04-07

コスチュームデザイン

コッポラ監督の「ドラキュラ」でアカデミー賞コスチュームデザイン賞を受賞した石岡瑛子さんのレクチャーショウが4月16日・六本木ヒルズ(アカデミーヒルズ49)で開催されます。昨年、出版された自伝的要素も含まれた著書「I DESIGN 私 デザイン」は大変刺激的な内容でした。石岡瑛子さんで思い出されるのは「地獄の黙示録」のポスターアートディレクション(ヘリコプターが低空飛行で飛んでいる大判のポスター。カッコイイです。このアートディレクションによって「ドラキュラ」へと繋がっていきました。尚、イラストはリアルイラストレーションの滝野晴夫さん)
最近では「ザ・セル」のコスチュームデザインが一度見たら忘れられないインパクト大の衣装でした。

私 デザイン

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2006-04-05

鳥獣戯画

4月22日から6月4日まで京都国立博物館で「大絵巻展」が開催されます。
「源氏物語絵巻」や「信貴山縁起」など超有名な絵巻50件が展示されますが、なんといっても「鳥獣戯画・甲巻」は大注目。
(蛙とウサギの相撲、ウサギと猿のおっかけっこなど。昨年、お茶のCMやパッケージに使われたりして目にした方も多いと思います)
また、手塚治虫さんが生前、日曜美術館に出演した際に「アニメーションのルーツ」として紹介していました。番組中、その場で模写する手塚さんが一言「この線を一気に書いているところがすごいところなんですね」(その模写した絵もスゴイですが・・・)また、スタジオジブリの高畑勲さんによる絵巻物の解説本の中でもアニメーションのルーツとして紹介されています。
(展示に関してのご注意・10mの巻物ですので会期中、巻き替えがあります。有名なシーンはご確認の上、おでかけを)

京都国立博物館
http://www.kyohaku.go.jp/

十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの

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2006-04-04

レモニースニケットの影絵アニメ

「レモニースニケットの世にも不幸な物語」中身もよいですが、なんといってもエンディングの切り絵風アニメ。これだけでも見る価値有りの大傑作エンディングです。(結構、あちらこちらで書かれていますが・・・)

とにかくセピアトーンとモノクロ風の色彩設計抜群の出来です。
そして、なんと!このエンディングはサイズは小さいですが、製作したメインデザイナーのwebで見ることができます。

yellowshed(英文)
http://www.yellowshed.com/

Worksをクリックして2人のクリエーターの名前が出ます。TODD HEMKERの方のAnimationをクリックするとTV風のMenu画面が現れます。その中のLemony Sniket'sをクリックして進むと数パターンに分けて見ることができます。(尚、Web視聴にはFlashPlayerとQuickTimePlayerが必要です)他のアニメーションワークやデザインワークも素敵です。(尚、Lemony Sniket'sは2006年4月3日現在視聴可能です)

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション

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2006-04-02

チェコアート

チェコアートの素晴らしい本が刊行されました。北欧、東欧のデザインブームが続いていますがこの本はチェコのアート、アニメ、絵本など、全般にわたって記載されていてオススメです。ちなみに、今年は京都を皮切りに全国巡回のチェコの絵本展も開催される予定です。

メッセージ・フロム・チェコアート

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