2017-09-16

「それ、もらうよ」『散歩する侵略者(BEFORE WE VANISH)』黒沢清監督、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、他

注・内容、台詞に触れています。
散歩する侵略者
BEFORE WE VANISH

監督 : 黒沢清
原作 : 前川知大

出演 :
長澤まさみ松田龍平、
長谷川博己、
高杉真宙、恒松祐里、
前田敦子、満島真之介
児嶋一哉、光石研
東出昌大、小泉今日子
笹野高史、他

物語・鳴海(長澤まさみ)の夫・真治(松田龍平)が、数日間行方をくらまし、別人のようになって帰ってくる。これまでの態度が一変した夫に疑念を抱く鳴海は、突然真治から「地球を侵略しに来た」と告白され戸惑う。一方、町ではある一家の惨殺事件が起こったのを機に、さまざまな現象が発生し、不穏な空気が漂い始める(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Vanish

Memo1
車から見える冥界スクリーンプロセス、斜めに交差する梁や柱、突然暗転する画面など、お馴染みの黒沢清監督たる刻印シーンもたっぷり。
本作見て、もしかして既に世界中、日本中の政治家の中に「概念」が奪われてる人、いるんじゃないの?などと、ふと思う。
(で、どのような「概念」?)
笑えないけど。
アヴァンタイトル部分は黒沢清監督らしい、ちょっとホラー的な要素も。
なんとも、つかみが派手。
前半戦にかけてはウルトラセブン風味。
(実際に原作者も「ウルトラセブン」については影響を受けていると語っている)
後半のグダグダ感は実際に有事が起これば、こんなもんだろうなぁーと思えるチグハグさをはらんだ人々の思考停止ぶり。それに呼応するかのような物語のグダグダ感トンデモ系。
(ありえないマシンガン使用とかパンデミックかもしれないという設定の割には病院の体制がゆるゆる)
"家族、自由、所有、自分、仕事…そして、愛"
「概念」を奪われていく登場人物が、それぞれ面白すぎて秀逸なアイロニカルコメディとも見られる。
デザイン会社のセクハラ社長(肩かけカーディガン 笑)、溜まってたのねー。
「仕事」という「概念」がなくなったら、途端にピーヒャララ状態に。
1番可笑しかったのが東出昌大が牧師姿で現れたとき。
なんといっても「寄生獣」の島田やTVドラマ「あなたのことはそれほど」のあの役から考えると、登場人物の誰よりも、宇宙人。
(だからなのか、牧師から何も「概念(説く愛)」を奪わず立ち去る真治…と、いうかイメージしてもらったのに中身は何もなくガランドウだったのかも?)
キャスト陣も素晴らしい。
中立的な立場を持っているようなイメージの宇宙人、天野を演じた高杉真宙、凶暴性をはらんだマシンガン女子高生・立花あきら役、恒松祐里の身体性の高さ、前田敦子の「家族」概念を奪われて反射的に崩れ落ちる姿、そして「嫌!」といった姉を拒絶する動き、表情。
台詞いろいろ。
・「これから侵略がはじまるというのに取材だなんて、のんきだなぁ
・真治が運転する車の中。
(もはや空を飛んでいるかのようなリアウィンドウの風景)
「侵略が始まったの?」
「いや、あれは夕陽だよ」
・終盤近く、駅の広場で。
「彼らは散歩する侵略者なのです」
演説するジャーナリスト、そして宇宙人ガイド役の桜井(長谷川博己)
「うーん、まあ、そうだよね。そういう反応だよね」
「満足した?」
そして宇宙人やUFOを攻撃するのではなく長谷川博己を爆撃するドローンプレデター 笑
これ、どう考えても可笑しい。
そして、また長谷川博己が嬉しそうに嬉々として飛び跳ねるのだ、これが 笑
『散歩する侵略者』のWOWOWスピンオフドラマ『予兆』は、まだ未見。
予告編や見聞きする話からすると、これもまた期待大。
やはり「夫婦の物語」である。
これ、もし宇宙人に乗っ取られていることがわからない、傍から見ればボンクラ夫を甲斐甲斐しく支える妻みたいに見えたりもする。
その妻、鳴海役の長澤まさみがものすごくよい。
「もぉ、しようがないなぁー」
プンスカしながらスタスタと歩く姿が立ち位置として際立っている。
愛"という「概念」を奪うことによって生まれる"愛"
「再生」して「リセット」することの意味を含めて「概念」という言葉の意味同様、いろいろな捉え方ができるラストだ。

Sampo16

Memo2
パンフレットは表紙含め全76P。
監督、出演者、原作者インタビュー。
プロダクションノート。
コラムは佐々木敦、樋口尚文、大森望3氏。
その時代時代の戦争のメタファーとして、無数の侵略SF映画が作られてきた~略~要するに戦争、映画、侵略SF、この三つは腐れ縁のようにつながって、20世紀のネガディヴな気配をかたちづくっているのだ。鳴海の絶望はまさにここからきている。
『散歩する侵略者』原作・文庫版・黒沢清監督による解説より。
監督インタビューで語られる俳優へのオーダーの話。
"長澤まさみさんには「杉村春子風に」松田龍平さんには侵略者だけど「そのままで」長谷川博己さんには「カート・ラッセル風に」"
…カート・ラッセルって… 笑
(シネフィルらしく、そういう話ばかりしていたとインタビューで知りました)

映画『散歩する侵略者』公式サイト
http://sanpo-movie.jp/




| | トラックバック (7)

2017-09-10

"a-ha"『パターソン(Patterson)』ジム・ジャームッシュ監督、アダム・ドライヴァー、ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏、ネリー(ブルドッグ) 、他

パターソン
Patterson

監督 : ジム・ジャームッシュ
出演 : アダム・ドライヴァー
ゴルシフテ・ファラハニ
永瀬正敏
ネリー(ブルドッグ)、他

物語・ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしているパターソン(アダム・ドライヴァー)は、朝、妻のローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをすることから始まる、変化のない毎日を過ごしている。そんな日々の中でパターソンは、周囲の会話やマッチ箱といった何げない物事に着想を得た詩をノートに書き留めていた。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Patterson1

バスの窓から見える風景は電車に乗って見える風景と違って見える。そんなことを、ふと思った。
Memo1
毎日同じことが繰り返されているように見えて、実は少しずつ違う。
その、ほんの些細なことかもしれない小さな変化を愛おしむように描くジャームッシュ監督の傑作!
パターソンに住むバスドライバーのパターソンを演じるアダム・ドライバー。
まさかポエトリー・リーディングの如き韻を踏むようなキャスティングだがインタビューを読むと全くの偶然とのこと。
第69回カンヌ映画祭パルム・ドッグ賞に輝くブルドッグ、マーヴィンにも(決まったルーティンのような)日常がある。
パターソンが毎朝、出かける際に直していく傾いた郵便ポスト。
(帰宅すると、また傾いている)
誰の仕業と思いきや、これもまた飼い主と同じく日課としていたマーヴィン 笑
詩のノートを破りちぎってしまって部屋に閉じ込められたことによって、そのルーティンが乱れる←思えば起点はカップケーキが売れたお祝いで居残りさせられたことから始まっている
そんな、細かーいパッと見わからないぐらいのヒトコマが随所に。
ローラの作ってくれるお弁当、玄関脇の花(コスモス?)の咲き具合
ローラはとてもマイペースのように見えて実は予見的にいろいろなことを察知できそう。
一番気にしていたのは「詩のノートのコピーを取っておいて」ということ(ふたつの願いの1つ。もうひとつはギター)。
パターソンの過去は描かれないがバーで恋人との別れ話から自暴自棄となったエヴェレットが拳銃を持った際の素早い動きと次のカットで映しだされる軍服姿の写真とでほのかになんとなく判るように描かれている。
繰り返されるシーン(写し方)
特徴的な手描きの詩。
重なるボイスオーバーと共に流れ落ちる瀧の水がオーバーラップで幾度となく写される。背景の音楽も同じ。
これが、また本作のリズムアクセントとなっていて美しい。
永瀬正敏演じる日本人詩人。
「アーハ(a ha)」と特徴的な台詞。
これまたアドリブや現場で書き足されたものかと思いきや、最初に脚本に書かれていたとのこと。しかも永瀬のために書かれた役!
お礼にと渡されたノート。

白紙のページに可能性が広がることもある

日本人詩人が立ち去ったあと、しばらくノートをくるくると回し見つめる。
ひとこと、つぶやくように「a-ha」
そして、すぐにペンを取り出して詩を書き始める。
カメラはゆっくりとパターソンに寄っていく。

Patterson2

パターソン出身のルー・コステロ。
そのアボット&コステロの映画ポスターが貼られている。

Memo2
Titles and Graphic Designer
RANDY BALSMEYER (BIG FILM DESIGN)
(コーエン兄弟作品タイトルデザインは、ほぼこの人)
パンフレット、宣材マッチなどのデザインは大島依提亜さん。
(カーテン除く)本文カラーページ含め42P。
表紙をめくるとローラがペインティングしていたカーテン柄(だけではないと思うけれど、どこのシーンの柄が使われていたかわからなかった)が。
そこをめくるとMONDAYから一週間のノンブルがうたれたカラーページ。
センター、テキストページ。最後にもう一度カラーページ(今度はマーヴィンとパターソン。そしてツインズが主に)
OHIO match companyによるブルーチップマッチ(映画本編に詩と共に登場するマッチ)←現在は作られていないので映画スタッフによって再現←そのマッチをさらに宣材として再現。

映画『パターソン』公式サイト
http://paterson-movie.com/

| | トラックバック (2)

タイトルデザイン_53 Greenhaus GFX『ワンダーウーマン(Wonder Woman)』パティ・ジェンキンス監督、ガル・ガドット、クリス・パイン、他

ワンダーウーマン
Wonder Woman

監督 : パティ・ジェンキンス
出演 : ガル・ガドット
クリス・パイン
ロビン・ライト
コニー・ニールセン
ダニー・ヒューストン
デヴィッド・シューリス
エレナ・アナヤ

物語・人間社会から孤立した女性のみの一族のプリンセスとして生まれたワンダーウーマン(ガル・ガドット)は、自分が育ってきた世界以外の環境を知らず、さらに男性を見たこともなかった。ある日、彼女は浜辺に不時着したパイロット、スティーブと遭遇。そして…(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Ww

Memo1
「ツレ?」
「いや、ちゃうちゃう」
「お前の知り合い、ちゃうんか」(関西弁翻訳)
昨年の『BvS』で絶妙の間合いでバットマンとスーパーマンの間に飛び込んできて、すっかりかっさらっていってしまったワンダーウーマン。
それほど、あのドンドコドンテーマ曲とガル・ガドットの勇姿はインパクトは大きかった。
最前線に向かう際に集められる仲間が既に早くから指摘がある通り、いろいろ阻害迫害をうけてきた者たちということ。
そして(ここが最も本編で熱かった)塹壕からゆっくりと階段を上り敵陣へと突き進むダイアナ/ワンダーウーマンの姿。
その姿に呼応していく仲間たちというのも頷ける。
(BvSに出てきた"あの写真"はこの戦闘の後に撮られたものということも)
温泉に入っているところへダイアナ。
「あなたは標準的な男?」に続いて「それは?」に対して一瞬、下を見るスティーブ。つまりつつ「あ、あぁ、これは腕時計」と勘違いに気づいて言うシーン。
(おいおいシモネタかよー 笑)←って、あまり笑いがおきていなかったけれど…
カルチャーギャップシーン。
戦闘姿との落差として最もチャーミングだったのは駅に降り立ったダイアナがアイスクリームを食べて「デリシャス」とホントに美味しそうに言うシーン。
(この感じ、コミコン会見時にガル・ガドットが少し照れながらワンダーウーマンのポーズを決めた時の姿とだぶる)
アクションシーンになると突如クイックスローモーションが出てくる辺り、もしかしてスナイダーのおまじないによるもの?笑
もしくは「あ、ここ、俺に撮らせてーや」(←関西弁)ってジャック・スナイダーが言った?

Memo2
タイトルデザイン(Main-On-End)
Greenhaus GFX
http://greenhausgfx.com/portfolio_page/wonder-woman/
そのタイトルデザインについてのArt OF THE TITLE 記事
“Now there’s Wonder Woman, now Wonder Woman is born”
http://www.artofthetitle.com/title/wonder-woman/
原作者、マーストンについて描かれた映画
PROFESSOR MARSTON AND THE WONDER WOMAN
http://www.comingsoon.net/movie/professor-marston-the-wonder-women-2017#/slide/1

映画『ワンダーウーマン』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/

| | トラックバック (8)

2017-08-24

"Music and ROAD"『ベイビー・ドライバー(Baby Driver)』エドガー・ライト監督、アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、他

ベイビー・ドライバー
Baby Driver

監督: エドガー・ライト
出演・ベイビー : アンセル・エルゴート
ドク: ケヴィン・スペイシー
デボラ: リリー・ジェームズ
ダーリン: エイザ・ゴンザレス
バディ: ジョン・ハム
バッツ: ジェイミー・フォックス

物語・幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。(物語項、シネマトゥデイより抜群)

Bd1

Memo1
ブログタイトルは劇中、台詞にも出てきた"Music and ROAD"で。
例えは全く違うかもしれないけれど(曲も全く関係ないけれど)ニュー・オーダーのAge Of Consent、エンディングでの一回決め打ちギターリフのようなタイミングでポイント、ポイントのリズム、止めがパチッと合ってくる。
母からプレゼントされたのがiPod!
iPodのクリックホイールを回す音"クリクリクリッ"が懐かしくもあり、アクセントでもあり。
(これがiPhoneではちょいと違う←劇中、奪っていく車にセットアップされていたけれど、これは曲がオーケーだからクリックホイールなくても大丈夫)
「昔を思いだした」
ケビン・スペイシー演じるボス。
もはやこれまでとなったところでアジトから逃げ出す際にミニチュアカーを鞄につめていくところをみると、かつて相当の走り屋にしてカーマニアだということがわかる一瞬のシーン。
(それにしてもおいしい、いい役だ)
(こればっかり書いていますが、小林信彦先生の格言"映画は女優で"ということで)リリー・ジェームズが魅力的。
『シンデレラ』『高慢と偏見とゾンビ』やバーバリーの記念フィルムなど、ほとんどがコスチューム劇で、もしかして本作が初の現代劇?
それにしてもアンセル・エルゴートがめちゃくちゃ高長身なので背丈あわせが大変だったろうなぁ、と推測。
主演、アンセル・エルゴートの身体性の抜群さ。
カーチェイスばかりと思いきや、走って走って走りまくって逃げるシーンの速さ!軽やかさ!
椅子に座っているときは、ちょっとモサーッとした感じなのが動き出すとキビキビしていて素晴らしい!
ビックリしたポール・ウィリアムス起用は『トランザム7000』の白いスーツから、と監督インタビューで知る。
あー、それにしてもビックリした!
ウー「テキーラ!!」

Bd2

Memo2
オープニング6分間映像。
6-Minute Opening Clip
https://www.youtube.com/watch?v=6XMuUVw7TOM
あのダイナーや銀行、ラストシーンのロケ地はどこ?
http://www.atlasofwonders.com/2017/06/baby-driver-filming-locations.html
15年前に制作されたMV
(監督がインタビューで答えていたけれど、この当時からカーチェイスと音楽についてのアイデアがあったということ)
Mint Royale - Blue Song
Directed by Edgar Wright
https://www.youtube.com/watch?v=dfrcZsKcVxU
Graphics, Main & End Title DesignはMatt Curtis
イギリス絡み(ダニー・ボイル作品はほぼ全て)といえばマット・カーティス。
今年も既に『ファンタスティックビースト』『ミスペレグリン』など多数。
衣装デザイナー は『ヘイトフル・エイト』『はじまりへの旅』『パロアルト・ストーリー』などを手がけたCourtney Hoffman
http://courtneyhoffmandesigns.com/

『ベイビー・ドライバー』オフィシャルサイト
http://www.babydriver.jp/

| | トラックバック (10)

2017-08-17

タイトルデザイン_52 Perception『スパイダーマン : ホームカミング(SPIDER-MAN: HOMECOMING)』ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド、ロバート・ダウニー・Jr、マイケル・キートン、他

注・内容、ラスト、エンドクレジット後に触れています。
スパイダーマン : ホームカミング
SPIDER-MAN: HOMECOMING

監督 : ジョン・ワッツ
出演 : トム・ホランド
ロバート・ダウニー・Jr
マイケル・キートン
マリサ・トメイ、他

物語・15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し…(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Home

Memo1
マーベル作品でも、ちょっと傍系(と、勝手に呼んでいる)『アントマン』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ドクターストレンジ』が好物な自分としては、本作展開は嬉しい限り。
(そして『アイアンマン』とのDIY系映画繋がりも←1作目の手作りロケッティア風アイアンマンあたりのノリ)
シビルウォーに参加した際「キャプテン・アメリカの盾を奪った」と有頂天モードがいかにも高校生(授業にはちゃんと戻るのも偉い 笑)
泥棒から奪い返した自転車に残したメモとラストのバルチャー捕獲時のメモが同じノリというのも可笑しい。
ほとんどのスタントを行ったトム・ホランドの身体性。みるからに軽々としていて、それだけで全体に躍動感が生まれている。
Netflixにジョン・ワッツ監督『クラウン』『COP CAR/コップ・カー』そしてジョン・ヒューズ監督『フェリスはある朝突然に』『ブレックファスト・クラブ』が揃っているという、まるで準備していたかのような‥
(エンドクレジットに『フェリス〜』も記載)
脱出経路を指示するイスの男(笑)ネッド。
最初、ウザい感じが見ているうちに「お、これは名パートナー」と思えてきた。
「絶対に話すなよ」に対して普通だったら「いや、話さないよ」と返すところをすかさず「絶対喋りまくってしまう」と即反応するのも、笑える(で、この感覚もSNS時代の脊髄反応っぼくて面白い)
この最初から正体バレているというのも新機軸。
(今後も絶対うっかり喋りそう 笑)
また次回以降に展開されていくと思しきラストで明かされるミシェル(デンゼイヤ)の愛称「MJ」など楽しみな伏線も用意されている。
『ファウンダー』で"(吉本新喜劇風関西弁で)「エっゲツなぁ~」"企業人を演じたヴァルチャー役のマイケル・キートンが中小企業人(しかも雇った従業員のことを考えての悪事動機。バットマンとバードマンを演じて)
また『ファウンダー』で最も大事なのは「忍耐」と語っていた台詞が、偶然なのかエンドクレジット後のキャップによる教育ビデオ(日本だと松岡修造が熱く語りかけてくるようなノリ?笑)でも出てくるあたりが面白い。
(おそらくはカーネギーなどによる"アメリカ自己啓発的なもの"の根っこが同じなのだろうなぁ、などということを思った←『ファウンダー』に出てきたトランプ大統領愛読の"あの啓蒙書"とか)
スーツ内蔵AI「カレン」
声がジェニファー・コネリー。吹き替え版は井上喜久子さんという抜群の布陣。
恋のアドバイスから各種モード(瞬殺モードからおまかせまで 笑)とやりとりが面白い。(スーツの眼が細く釣り上がっり変化するのも斬新)
ラストのトニー・スターク秘書、ペーパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)再登場も嬉しい限り。(『アイアンマン』初公開時には秘書限定試写会などという企画もあったような)

Memo2
バルチャー戦を終え、アベンジャーズ入りも断り"ご近所ヒーロー"の道を選び、自宅の部屋に戻るとトニー・スタークからの紙袋がベッドの上に。
中にはスターク製スパイダーマンスーツが。
すかさず嬉々として着替えると…。
「なにしてるの?」
鏡に写るメイ叔母さん。
(あ!?み、見つかっちゃったー?!と、いったピーターの顔)
絶妙タイミングで監督クレジットが入って、POPなアニメーションエンドタイトルシークエンスへ。
そのタイトルデザインはPerception
(該当動画は coming soon! 表記となっていますがスケッチ関連はART BOOKから掲載されたもの有り)
http://experienceperception.com/homecoming.html

映画『スパイダーマン:ホームカミング』
公式サイト
http://www.spiderman-movie.jp/

| | トラックバック (12)

『オクジャ/Okja』ポン・ジュノ監督、アン・ソヒョン、ティルダ・スウィントン、ポール・ダノ、ジェイク・ギレンホール、他

オクジャ/Okja
Okja

監督 : ポン・ジュノ
出演 : アン・ソヒョン
ティルダ・スウィントン
ポール・ダノ
ジェイク・ギレンホール
リリー・コリンズ
スティーヴン・ユアン
ピョン・ヒボン、他

物語・心優しい巨大生物オクジャと一人の少女ミジャ、そしてお祖父ちゃん。田舎で平和に暮らしていた彼らが、現代社会の科学倫理と動物愛護主義、企業欲の醜い争いの渦に巻き込まれていく。

Okja

Memo
本年エポックメーキングな出来事として記憶されるであろうストリーミング配信によるポン・ジュノ監督新作。
本作のためにNetflixに入った知人が3人(無料期間でお試しだったけれど、湯浅政明監督『デビルマン』もあるし、そのまま継続。コンスタントにオリジナル新作映画が送り出され、アーカイヴとしてもメル・ブルックスからドラン監督、映画祭のみで公開されていた作品など全方位的リサーチ力にしてまったくもって"沼"である。←また、知人と意見の一致をみたのが、もし劇場公開されたら既に見ていたとしても絶対に観に行くということ。これすごく重要なポイントだと思う)
音も良い!
(韓国パートでの高速道路、トンネルに入った瞬間途切れる音のタイミングなど緩急極まる使い分け←良い音の劇場で見たいなぁ…)
入口天国、出口は地獄。
前半、誰もが思うは宮崎駿作品(トトロやもののけ姫の森)
後半はこれまた多くの方が書かれていたアウシュビッツ収容所の如き、暗黒食肉工場。
(これ、本当に通常の映画会社だったら絶対NGな内容)
列車内という移動制限される中という設定と初の英語劇ということもあってか『スノーピアサー』では100%ポン・ジュノ印が出てなかったように思うけれど、本作は時にスピルバーグ、時にテリー・ギリアム、時にエミール・クストリッツァ感が復活していてめちゃくちゃ面白かった。
ティルダ・スウィントンが『スノーピアサー』に続いて(もはやポン・ジュノ組と呼べるほどの馴染み具合で)怪演(ミランド双子姉妹ネタは、もう少しふくらませられそうな気もするけれど、そうなると本線から逸脱するほど濃いキャラになるか…笑)。
そして、出てくるだけで不安と不穏当な気分にさせてくれる(マスクの下のおよいだ眼)ポール・ダノ(環境保護団体ALF・ジェイ)。
『ナイトクローラー』でキレた眼をしていたジェイク・ギレンホールがハイテンションで演じたジョニー・ウィルコックス博士(動物学者公式キャラクターって 笑)
ミジャ、オクジャとその語感からもわかるとおり、どちらかというと兄弟姉妹(時に母親のようでもありますが)のような、ふたり関係(ひとりと一匹)。
「夕食の時間だよ~」とお祖父ちゃんの山中放送。
急いで危ない崖っぷち近道を通ろうとするミジャに嫌な顔を浮かべるオクジャ。
すると案の定、本当に危ない目に。
そのあとオクジャの「ほらぁ、言わんこっちゃないでしょー」というミジャに対しての態度 笑
(しばらく見ていると、このミジャを演じた子役アン・ソヒョンの顔がオクジャにそっくり!)
撮影ダリウス・コンジはウディ・アレン作品が続いていたけれど、このようなタイプの凄いデジタル撮影を行っていたことに驚き。
カラコレも素晴らしい。
に映えるの色。
一転して、研究所、工場内のダークな色調。
お祖父ちゃんを演じていたのが『ほえる犬は噛まない』のピョン警備員(こちらは犬を……ている。この頃から"食"に!?)と『ほえる犬は~』パンフレットデザインの大島依提亜さんツイートで気づく。(どこかで見た顔だなぁ、と思いつつ、喋り方が変わっていないけれど見事なお爺ちゃん役者に!)

Okja/オクジャ
Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
https://www.netflix.com/title/80091936

| | トラックバック (0)

2017-08-16

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(The Founder)』ジョン・リー・ハンコック監督、マイケル・キートン、ローラ・ダーン、他

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
The Founder

監督 : ジョン・リー・ハンコック
脚本 : ロバート・シーゲル
出演 : マイケル・キートン
ローラ・ダーン
ニック・オファーマン
ジョン・キャロル・リンチ、他

物語・1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブインレストランに興味を覚え訪ねてみる。そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。契約を交わしてフランチャイズ化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき…(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Founder

Memo
(吉本新喜劇風関西弁で)「エっゲツなぁ~」
ゴリゴリの押し押し人物をマイケル・キートンが怪演。
何故「マクドナルド」の名前でなければならなかったのか?
それは名前の響き。
「◯◯バーガー」「××バーガー」「バーガー、バーガー…そういった名前ばかりだ」
「それに対してマクドナルドから受ける印象は、どうだ。いかにもアメリカらしい名前だ」とやたら語る。
確かにチェコ系ユダヤ人であるクロックという響きのまま"クロックバーガー"と名付けていたらどうだっただろうとも思う。
「キッチン(ニワトリ小屋)にオオカミをいれてしまったんだ」
(気づいたときは、もう遅かりし)
パーセンテージ契約では、あまり自分への利益が出ず、そのことでマクドナルド兄弟との確執が深まっていく中、偶然銀行で隣に居合わせた男からのアドバイスで実権を握り始める。
(エンドクレジットにも記されるとおり、チェーン店としての凄さというより、世界最大の好立地/不動産を所有している会社)
「溺れかかっているライバルにホースで水を飲ませる」とレイが言っていたとおりラストでは、マクドナルド兄弟が名前を「ビッグM」に変えて再オープンさせたハンバーガー店の向かい側にマクドナルドを出店するレイの姿が描かれる。
2回出てくる台詞
(レイは何かを生み出したわけでも創業者でも無い。それ故、そのたびに一瞬、言葉につまる)
「創業はいつ?」

映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
公式サイト
http://thefounder.jp/

| | トラックバック (3)

2017-08-06

"AS TIME GOES BY"『20センチュリー・ウーマン(20th Century Women)』マイク・ミルズ監督、アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグ、ルーカス・ジェイド・ズマン、他

20センチュリー・ウーマン
20th Century Women

監督 : マイク・ミルズ
出演 : アネット・ベニング
エル・ファニング
グレタ・ガーウィグ
ルーカス・ジェイド・ズマン
ビリー・クラダップ、他

物語・1979年のカリフォルニア州サンタバーバラ、自由奔放なシングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、15歳の息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育に頭を悩ませていた。そこで、ルームシェアしているパンクな写真家のアビー(グレタ・ガーウィグ)と、近所に暮らすジェイミーの幼なじみジュリー(エル・ファニング)に相談する。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

20

Memo
ジェイミーが3世代の女性から受ける啓示。
息子の成長、世代間の差異。
とまどう母親のこともよく感知している優しいジェイミー。
それを見守る(姉のような、友だちのような、メンターのような)ふたりの女性(←ジュリーのポジション、ジェイミーにとってはとっても罪な…。とはいえジュリーも、また悩んでいるわけですが…)
空撮から入り、同じように空撮で終わる。
現在と違って1979年におけるシングルマザーとはいかなるポジションだったのだろう?
母ドロシアとジェイミーの株価読み上げの時に「IBM」の名前が出ていたけれど、Appleが株式を公開するのは翌年(1980年)なので、もしかして、その際にはチェックしていたりして 笑
『フォレスト・ガンプ』でダン中尉がリンゴ農園(果物の会社)に投資していたおかげで生活には困らなくなったガンプ、みたいなことが!?
パンフレットのテキスト量がとっても多い。
このまま写真部分を増やして書籍化してもよかったのでは?と思える内容。
本作に出てくるカルチャーを理解する上でのサブテキストとしても重要。
第89回アカデミー賞・脚本賞にノミネートされた、その脚本(英文・PDF保存可)
(2017年6月11日現在リンク確認済み)
http://scriptfest.com/home/wp-content/uploads/2017/01/20TH-CENTURY-WOMEN.pdf
タイトルデザイン
Opening credits – typography
使用フォントはNews Gothic
http://annyas.com/screenshots/updates/20th-century-women-2016-mike-mills/
メインタイトルを出すタイミングが極上の美しさ。
マイク・ミルズ監督のグラフィック・デザインワークなどを見ることができます。
Mike Mills / Film / Art / Graphics
http://mikemillsmikemills.com/

映画『20センチュリー・ウーマン』公式サイト
http://www.20cw.net/

| | トラックバック (1)

『セールスマン(Forushande)』アスガー・ファルハディ監督、タラネ・アリシュスティ

セールスマン
Forushande

Director : Asghar Farhadi
Writer : Asghar Farhadi
Stars : Taraneh Alidoosti
Shahab Hosseini
Mina Sadati
Babak Karimi

Sales

Memo
戯曲『セールスマンの死』は古い建物が壊され新しい建物が次々と作られてていくニューヨーク。
冒頭、隣のビル解体のためエマッドたちの住むアパートも倒壊の危険性があるということで出るはめとなる。
そのように本作も都市化が進むイランという町全体がひとつのメタファーとしての装置として働いている。
『セールスマンの死』舞台照明の、娼婦役の着るいコート、そして主人公ラナの巻くヒジャブ(スカーフ)の、血痕の…、と
ファルファディ監督作品のカラーアクセントの使い方がとても好み。(以前の作品などからもわかるとおり)そもそもがカラコレ自体がきっちりとしている。
前の住人、アフーについては姿を現さないことによって逆にイメージが膨らむ。
それは戯曲『セールスマンの死』での娼婦の存在と補完関係にある。
明るい音楽が流れる食事シーンが一転、重~い空気充満の見ているこちらも息がつまる場面。
「食べるな」
「例の男が残した金だ」
アスガー・ファルハディ監督『彼女が消えた浜辺』主演のふたり。
タラネ・アリシュスティゴルシフテェ・ファラハニがそれぞれ本作『セールスマン』まもなく公開ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』と続けて公開されるというタイミング。
それにしても、なんという上手さだろう!

映画『セールスマン』公式サイト
http://www.thesalesman.jp/

| | トラックバック (1)

2017-06-07

タイトルデザイン_51 カイル・クーパー(Kyle Cooper) 『夜に生きる(Live by Night)』ベン・アフレック監督・主演、エル・ファニング、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、他

注・内容、台詞に触れています。
夜に生きる
Live by Night

原作 : デニス・ルヘイン
監督 : ベン・アフレック
出演 : ベン・アフレック
エル・ファニング
シエナ・ミラー
ゾーイ・サルダナ
ブレンダン・グリーソン
クリス・メッシーナ
クリス・クーパー

物語・禁酒法時代のボストンで、ジョー(ベン・アフレック)は警察幹部の父親に厳しくしつけられた。だが、彼はその反動でギャングの世界に足を踏み入れる。ある日、ジョーは強盗に入った賭博場でエマと運命の出会いを果たすが、彼女は対立している組織のボスの愛人で…(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Lbn2

Memo1
第一次大戦と第二次大戦、ふたつの戦争の間をめぐる父と子(娘)の物語。
警察官(警視正から警部に降格される)である父親とコクリン、タンパ警察署長と娘。そしてジョーと息子。
デニスル・ヘインによる3部作『運命の日』(ジョーの父親を軸に書かれている)『夜に生きる』『過ぎ去りし世界』(ジョーと息子のその後)の中間部分。
上下巻の長さのため映画としては端折っているところもあるが、全体の語り口がよくて落ち着いて見られるいい映画だった。
役者の顔が全ていい。
面構えというのだろうか。
(知人に言わせると昔の映画に比べたら手緩いらしいが、それでも本作、素晴らしいと思います)
対立するふたつの組織。
アイルランド系ギャングのボス、アルバート・ホワイトとイタリア系ギャングのボス、マソ・ペスカトーレ。フロリダ、タンパ警察署長フィギス(クリス・クーパー)
KKKのリーダー、RD(喋り方がまたイラッとする)の、この顔一度、見たら忘れまへんでー(←関西弁)
そして、ジョーの父親。
(いかにもな警視正かと思いきや、息子の服役期間を縮めるために少しゆすりをかけたりもする場面もあり、一面だけでは計り知れない善悪についての"揺れ"が描かれる)
そしてエマ(シエナ・ミラー)、クラシエラ(ゾーイ・サルダナ)、ロレッタ(エル・ファニング)。3人の女性がジョーの運命にかかわってくる。
アルバートの女だったエマを内通者としての賭博場襲撃シーン。
「靴下を私の口に?」
「大丈夫だ。使っていないやつだ」
「そうやって嘘をつく」
(この時、テープを頭に巻く際に妙に目線が…、と、思っていたら暫く経っての場面でそこを使ってキスシーンにつなぐ上手い描き方が出てきた←こういった、ちょっとしたところが気がきいていてベン・アフレック監督、いいなぁ、と思えるところ)
薬物中毒から立ち直り教会のカルト的説教者となるフィギスの娘、ロレッタ(エル・ファニング)。
彼女の説教の影響力は大きくカジノ建設が頓挫しそうになる。
しかし、ジョーにはロレッタを殺すことができない。
(最初のモノローグにも出てきているが、彼の中には父親から引き継いでいるとも言える"善的なもの"があるのだ)
ふたりがレストランで会話をするシーン。
「私たちはみんな地獄に行くの」
あなたは違うというジョーに。
「私たちは学ぶの」
「ここが天国だということを」
「法律でもKKKでも阻止できなかったカジノ建設をあなたは阻止できた」
「私が?」
ここでニッコリと微笑む。
(このあと自ら命を絶つこととなるだけに、このシーン、本作白眉といえる)
クラシエラには駅でジョーが見かけた時から、ほぼひとめぼれだ。
そしてクラシエラはジョーの中の"善的なもの"を見抜いていたともみえるところがある。
服役中に亡くなった父親の葬儀。
墓の前に佇むジョー。
(ここ、カメラがスコープサイズ中央に配したジョーに寄っていくのだが、ちょっとブルース・ウェインにみえたw こんな感じのショットBvSで無かっただろうかと既視感)
ラスト、ジョーと息子。
(ボイスオーバーで)
「週末は映画を見に行った」
(ニュース映像にヒトラーの姿)
「ドイツ野郎が暴れているみたいだが戦争にはならないだろう」
(西部劇が流れ)
「いたく気に入ったみたいだ」
脚本に兄(ダニエル・コフリン)の名前を見つける。
(すごく嬉しそうに)
「ほら、お前の叔父さんだ」
(海にでかけて)
「天国はどこにあるの?」
(ロレッタから聞いたことを息子に伝えた)
「ここが、その場所だ」

Memo2
プロローグ部分(セピア色調で写真、ニュース映像などを静かにフェードイン、アウトを繰り返しながらモノローグがかぶさる)とメインタイトルデザインはカイル・クーパー(Kyle Cooper)
プロダクション表記なし。
本編に使われているタイトルロゴのデザインが既製フォントを少し変えて作っていいて、これが絶妙のバランス。
End Title > SCARLET LETTERS

映画 『夜に生きる』 公式サイト
https://warnerbros.co.jp/c/movies/yoruni-ikiru/

| | トラックバック (8)

より以前の記事一覧