2007-02-20

タイトルデザイン_12・ナイトミュージアム、ドリームガールズ

注・公開前、公開中の作品のTitle Designについて触れています。ナイトミュージアム」のOpening SequenceのTitle Designを見たとき「パニックルーム」と似てるな〜と思っていたら同じPictureMill制作によるものでした。前述の「ドリームガールズ」の美しいEnd TitleもPictureMill。PictureMillについては既に「タイトルデザイン_3・パニックルーム」( 2006-04-18 )で紹介済みです(左サイドメニュー、カテゴリーのタイトルデザイン参照)。その他、最近の作品「レディ・イン・ザ・ウォーター」「オーメン666」「スキャナー・ダークリー」「呪怨2 THE GRUDGE 2」など

PictureMill( 英文 )
http://www.picturemill.com/
※「ナイトミュージアム」Opening「ドリームガールズ」End Title、他多数の作品のタイトルデザインを見る事ができます。
(Flash Playerが必要)
注・タイトル部分がフルにご覧になれます。
鑑賞後の「お楽しみ」としてご覧下さい。

レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版 オーメン666

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2006-06-12

タイトルデザイン_11・ファン・ガッティ

今年のカンヌ映画祭で脚本賞、女優賞を受賞したペドロ・アルモドバル監督「VOLVER」。そのアルモドバル監督作品のタイトルデザインやポスターなどビジュアル面をほとんど作成してきたのがファン・ガッティです。タイトルデザインのデビュー作となった「神経衰弱ぎりぎりの女たち」は元々活躍していたファッション雑誌のエディトリアルデザインを思わせるコラージュと引用の嵐。1枚1枚が連なっていく様は、それこそファッション雑誌のようです。その後の「ハイヒール」も「私の秘密の花」もひとつの作品として成立する美しさ。日本公開時にも踏襲された「トーク・トゥー・ハー」のポスターが個人的には大好きです。最新作「VOLVER」のポスターもキレイ!

Juan Gatti - Michele Filomeno Agency
http://www.mfilomeno.com/juan/artdirector/juan.html
ファン・ガッティの数々のアートディレクション(ヴォーグのアートワークなど)が見られます。アルモドバル監督作品のポスターワークも有り。全てがビューティフル!!!

バッド・エデュケーション

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2006-05-30

タイトルデザイン_10・yU+co.

タイトルデザインと共にエンドタイトルやデザインコンセプトなどを手がけるGerson Yu氏率いる、yU+co.(TVやCMも作成)。作品もスゴイですが、動き続ける星のような、花火のような、花のような増殖型・サイトデザインがカッコイイ!!主な作品・ブロークバックマウンテン、ミニミニ大作戦、SAYURI(Memoirs of a Geisha)、ターミナル、イーオンフラックス、マッチスティック・マン、ハルクなどなど。

yU+co. (英文)
http://www.yuco.com/
Workをクリックするとfilmという項目が出ます。更にクリックするとtitle,prologue,effectと出てきます(そこから各作品へ移動できます)


SAYURI

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2006-05-21

タイトルデザイン_9・ホステージ

ブルース・ウィリス主演のサスペンス・アクション「ホステージ」。公開時からタイトルバック・デザインのスタイリッシュさ(前述のPictureMill制作「パニックルーム」的パースペクティブ・タイトルが更に3D要素が加わってモノクロと赤でデザインされている)が話題になっていましたが、作成したのはLAURENT BRETTによるもの。そのタイトルバック・デザインが下記、ホームページにてチェックする事ができます。

WELCOME TO LAURENT BRETT 'S HOMEPAGE
(英文)
http://laurent.brett.free.fr/
視聴にはQuickTime Playerが必要です

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2006-05-14

タイトルデザイン_8・BIG FILM DESIGN

RGA(前述のカイル・クーパーもここの出身)から独立後、BIG FILM DESIGNを設立。スパイク・リー監督、デヴィット・クローネンバーグ監督、ロバート・アルトマン監督などの監督作品を多数手がける。また、「戦慄の絆」で一人の俳優を同一画面に登場させて双子として見せる合成処理なども行っている(ウディ・アレン監督の「世界中がアイラブユー」のラスト、パリ・セーヌ川でのダンスシーンでゴールディホーンが空中へ舞い上がるエフェクトもBFDの制作)他にステップフォードワイフ、シカゴ、マグノリアなど。

BFD!(英文)
http://www.bigfilmdesign.com/

裸のランチ

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2006-05-07

タイトルデザイン_7・パブロ・フェロ

最初のタイトルデザインデビューから40年以上経った今も、現役のタイトルデザイナーの大御所。デビュー作はあのスタンリーキューブリック監督の「博士の異常な愛情」モノクロ画面の中に空中給油をする2機の飛行機。その上にフリーハンドの文字が踊る(タイトルシークエンスもパブロフェロによるもの)。レタリングモーションや画面分割による「ブリット」(文字が上下左右に移動していく見せ方がカッコイイ!)「華麗なる賭け」(分割された画面の色彩設計とミッシェル・ルグランの音楽がマッチして、おしゃれ)はスタイリッシュの極致。他に「チャンス」「アダムス・ファミリー」「メン・イン・ブラック」「フィラデルフィア」「L.A.コンフィデンシャル」「誘う女」など多数。


博士の異常な愛情 ブリット スペシャル・エディション

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2006-05-01

タイトルデザイン_6・カイル・クーパー

1995年「セブン」のタイトルデザインで一躍脚光を浴びて、登場したのがカイル・クーパーです。ロバート・グリーンバーグのニューヨーク・スタジオ(このスタジオ在籍中に「セブン」のタイトルデザインを制作)、ロサンゼルス・スタジオを経て、1996年にチップ・ハフトン、ピーター・フランクフルトらと共同でイマジナリー・フォーセズ(Imaginary Forces) を設立。 当時、カイル・クーパー以後、以前と分けられる程のタイトルデザイン新世代の代表格。主な作品「ミミック」「MIB」「D.N.A.」 「ミッション・インポッシブル」「ツイスター」「スパイダーマン」などなど多数。制作の一端が下記、Adobe Motionで読めます。

Imaginary Forces(英文)
http://www.imaginaryforces.com/if.html

Adobe Motion - Gallery - Image Forces
http://www.adobe.co.jp/motion/gallery/imgforces/main.html

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2006-04-26

タイトルデザイン_5・シャレード

タイトルデザイン_4ではソウル・バスを取り上げましたが、もう一人のタイトルデザイナーの先駆者がモーリス・ビンダーです。あの「007」のタイトルバックを第1作「ドクターノオ」から第16作「消されたライセンス」まで手がけました(第2作と第3作は除く)。しかし、数あるデザインの中でも色彩とパターンのバリエーションで秀逸なのが「シャレード」です(スタンリー・ドーネン監督、オードリーヘップバーン主演)。ぐるぐる回る矢印から波形へ、そして迷路、直線、スクリュー型(風車?)、最後にもう一度回る矢印へと移っていく流れがヘンリーマンシーニとの音楽と相まって本編の雰囲気を、かいま見せてくれます。他に「バーバレラ」「いつも2人で」(こちらもおしゃれなタイトルデザイン)など

「シャレード」オリジナル・サウンドトラック(紙ジャケット仕様)

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2006-04-22

タイトルデザイン_4・ 先駆者ソウル・バス

タイトルバックデザインの先駆者といえばソウル・バスをおいて他には語れません。「黄金の腕」「めまい」「北北西に進路を取れ」「七年目の浮気」「八十日間世界一周」「ウェストサイド物語」等、そのシンプルにしてモダンの極致は、もはやアートの領域。例えば「悲しみよこんにちは」の暖色系の星や月や十字の形が寒色系の青い花びらや雨粒に変わっていって、最後に(雨粒が涙になって)ポスターとしても有名なシンボリックな女性の顔になって監督オットー・プレミンジャーの文字が出て終わる一連のシークエンスはそれだけで一本の映画のような美しさです(そのどれもが映画的って、映画なんですけども‥)。また、もともとデザイナーとして企業CIなどで成功していた事もあって、映画全体をシンボルで捉えるイメージ戦略(ブランド戦略)を始めた先駆者ともよべるのではないでしょうか。

Welcome to Saul Bass.co.uk(英文)
http://www.saulbass.co.uk/
現在、Design Museum, LondonのsaulbassページへのLINKとなっています。

SAUL BASS ggg Books No10 スリージーブックス 80日間世界一周 スペシャル・エディション

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2006-04-18

タイトルデザイン_3・ パニックルーム

最初に「パニックルーム」(監督・デビッド・フィンチャー、主演・ジョディフォスター)のタイトルデザインを見たときは「こんな表現方法があるのか」と、ビックリしました。ビルの壁面沿いに看板のように(パースに合った形で)タイトルデザインが続いて、まるで違和感無く浮いている感じ。(うまく表現できない‥)このタイトルデザインを手がけたのはピクチャー・ミル(PictureMill)によるもの。さすがにこのタイトルデザインのインパクトは大きく、その後似たような模倣デザインをよく見るようになりました。(ピクチャー・ミルは以降も宇宙戦争、フライトプラン、ファンタスティック4、アイロボット、デイ・アフター・トゥモロー、エレクトラ、ヴィレッジなど話題作がいっぱい。フォントの扱いも凄く美しい)

PictureMill(英文)
http://www.picturemill.com/
上記の作品のタイトルデザインを見る事ができます。
(Flash Player8が必要)

  フライトプラン パニック・ルーム

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2006-04-16

タイトルデザイン_2・ピクトグラム

トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオが共演し、スティーブン・スピルバーグが監督した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。時代設定が1960年代ということでタイトルデザインも60年代テイストのトムとレオのおっかけっこをモチーフとしたピクトグラム化されたデザイン。タイトルバックのアニメーション・ワークだけでこれから始まる映画のイメージ+ワクワク度を高めてくれる、秀逸なデザイン。手がけたのはkuntzel+deygasによるもの(プロダクションNEXUSのWebで見る事ができます)

※ピクトグラム・誰が見ても何を意味しているのか直感的にわかる、言語に制約されない簡略化されたデザインやマーク

NEXUS(英文)
http://www.nexuslondon.com/

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

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2006-04-13

タイトルデザイン_1・親切なクムジャさん

映画のタイトルデザインに関してシリーズ掲載します。
(タイトルシークエンス、タイトルバックデザインなど正式には部分部分で意味が変わりますので総称的にという事でタイトルデザインと表記します)

「宮廷女官 チャングムの誓い」で人気のイ・ヨンエさんの昨年公開された「親切なクムジャさん」、今までのイメージを覆す(ダーティな)、しかし、いつものように透明感のある演技。で、この映画のタイトルバックデザインが痛みと悲しみを伴った、これから起こるであろう内容を美しいビジュアルで見せてくれます。
こんな感じ‥‥
白い画面、薔薇のツルが手や手のひらに巻きつきながら伸びてゆく先にい花が咲く、さらにするすると伸びてゆく、白い粉、パン切りナイフ、ケーキ、赤い水紋が広がる、赤いアイシャドウ、涙。滑らかにコラージュされてゆく中に浮かび上がるキャスト、スタッフのクレジット。

音楽に溶け込んだ素晴らしいオープニング。

監督は「オールドボーイ」でカンヌ国際映画祭のグランプリを受賞したパク・チャヌク。

映画の内容を語るコピーふたつ。
娘を奪われた美しい母の悲しく切ない復讐‥涙あふれる愛と再生のドラマ
無実の罪で服役した美しい女が、自分を陥れた男に果たす完璧な復讐計画

イ・ヨンエ(オフィシャルホームページ/韓国)
http://www.leeyoungae.net/

イ・ヨンエ(応援ブログ/日本)
http://leeyoungae.seesaa.net/

親切なクムジャさん プレミアム・エディション

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