「さくらん」金魚と花魁(おいらん)
監督・蜷川実花、脚本・タナダユキ、原作・安野モヨコ、音楽・椎名林檎(初映画音楽 ! )、主演の「きよ葉(後に日暮)」役に土屋アンナと、まさに女性たちによる究極のコラボレーション「さくらん」。注・内容に触れています。物語・吉原遊郭「玉菊屋」に 8歳で連れてこられた少女は「きよ葉」と名付けられた。女だらけの世界が怖くて脱走、あえなく捕まる「きよ葉」。しかし、彼女は厳しい折檻に涙も見せず、いつか自分の足で吉原を出る!と言い放つ。次第に、その美貌と誰にも媚びない負けん気の強さで、売れっ子となっていく「きよ葉」。そして遂に花魁「日暮(ひぐらし)」へと成長する…(プレスを元に記載)。「きよ葉」に影響を与える「粧ひ」に菅野美穂。対照的な「高尾」に木村佳乃。(「日暮」VS「高尾」ありって、相撲取り組みみたいですが本当に乱闘だったりするわけで〜)、玉菊屋の女将に夏木マリ(ピッタリ! )「きよ葉/日暮」が「恋したり」「裏切られたり」「元気づけられたり」する男優陣も豪華。椎名桔平、成宮寛貴、安藤政信、永瀬正敏…。「金魚は川に放せば鮒になる」金魚は台詞でもイメージでもこの映画のキーポイント。
衣装(着物)はスタイリスト伊賀大介と着物スタイリスト杉山優子によるもの。花のアレンジに東信。照明は超大ベテラン、熊谷秀夫。美術は長編の美術監督は初めてという岩城南海子(金魚鉢の大門や緑の畳のアイデアはこの人)。その照明、美術のふたり(熊谷79歳 !!、岩城31歳)による対談がキネマ旬報2007年3月上旬号に掲載されています。
その対談より
「中心になった色は赤と黒」「照明にとっても赤は難しいんですよ。当てないと色が出ないし、当てすぎるとフラットになっちゃう」「撮影に入る前にSAYURIを二度観たんですよ」など。他にも紅葉のシーンのエピソードやフィルムを使っての直編集(HD上のAVID編集でなく)のことなど興味深い話がいっぱい。
映画「さくらん」公式サイト
http://www.sakuran-themovie.com/
安野モヨコ
オフィシャルウェブサイト 蜂蜜
http://www.annomoyoco.com/
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