2021-02-28

遅ればせながらの2020年コミックお気に入りベストと気の早い話。

2020年コミックお気に入りベスト
(遅ればせながらの2月末に)
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まぁ、何と言っても『薔薇はシュラバで生まれる』と『水は海に向かって流れる』が"お気に入り双璧"

1位『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮戦記』
2位『水は海に向かって流れる』
3位『スインギンドラゴンタイガーブギ』
4位『ランド』
5位『北極百貨店のコンシェルジュさん』

『薔薇はシュラバで生まれる 70年代少女漫画アシスタント奮戦記』(笹生那実・著)
「このマンガを読め!2021」「このマンガがすごい!2021」共にランクイン。
著者が美内すずえ先生はじめ多くのアシスタントをされていた頃のエピソード(シュラバ 笑)の数々。
カンヅメ旅館に残された飛び散った墨汁の跡や当時のアシスタントあるある「眠気覚ましに怖い話をする」笑ったー。
あと山岸凉子先生『天人唐草』エピソードのようないい話や三原順先生の元での一度だけの『はみだしっ子』(9作目「そして門の鍵」の時)話も。
ちょうど『ガラスの仮面』を1巻から再読中だったので、いろいろ被って、それがまた楽し。
『水は海に向かって流れる』(田島列島・著)
こちらも「このマンガを読め!2021」(◀︎昨年もランクインしているから合わせると1位かも)「このマンガがすごい!2021」共にランクイン。
今年、沖田修一監督に夜映画作品が公開予定の前作『子供はわかってあげない』も超絶傑作だが、こちらはさらに傑作(まあ、とにかく読んで)

まだ連載中だった際の田島列島さんのインタビュー
 (2019/10/17)
https://manba.co.jp/manba_magazines/8901

『スインギンドラゴンタイガーブギ』(灰田高鴻・著)
ジャズ漫画にして戦後芸能史ストーリーとなっていくかもと期待。ある意味、ナベプロを想起。もっとランク上位でいいと思うのだが。描線も好み。プレイリストがSpotifyとApple Musicで公開されている。
『ランド』(山下和美・著)はずっと読んでいた漫画が完結。しかも、このスケールで。
『北極百貨店のコンシェルジュさん』(西村ツチカ・著)はイラストレーターでもある氏の絵が好き。


さて気の早い話だけれど、こちらは2021年漫画ベストテンに確実に入ってきそうな作品▼あ、もちろん個人的お気に入りベストには既にランクイン。
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熊倉献『ブランクスペース
スイちゃん、ショーコちゃん、
ガールミーツガールものにして奇妙なるSF青春漫画。
(配信型漫画だが、紙で読んだ方が百倍以上すごくなる。これはコマ割りとの関係性もあるのかも?)
ただの高校生の日常物語かと油断していると超巨大破壊巨編になってしまうかもしれない?危うさが隠れている。
あー、早く続きが読みたい!!!




 

 

 

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2021-02-27

手塚治虫先生の命日に宝塚市立手塚治虫記念館へ

●2月9日手塚治虫先生の命日に宝塚市立手塚治虫記念館に行ってきました。
その際の写真メモ。
Osamushi
入り口すぐに飾られている写真。
お花が添えられていました。
Hinitori
火の鳥モニュメント
W3
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記念館前の手形、足型。
こちらは『W3』
プッコ、ノッコ、ボッコ
年数経ってきたので、かなりかすれてきた?

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最近はずっとエレベーター横に鎮座しているレオ。
割とちらり目線でよく目が合う。
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2階、特別展示エリア。
カプコンVS手塚治虫
(特別展示は撮影禁止ですが、こちらのパネル前はOK)
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同じく2階に展示されているロボットフィギュア。
この時代のデザイン、ときめく。



※番外編
こちらは『メトロポリス』パンフレット
40P オールカラー(2001年5月26日発行)
原作 : 手塚治虫
監督 : りんたろう
脚本 : 大友克洋
(最近、BS12で放送されて、やっぱり個人的にはこのメトロポリスが最も手塚治虫先生アニメ化作品で好きだなぁ、と再確認)
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2021-02-26

映画チラシあれこれ『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』のこと、他

映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』と持っているチラシとで答え合わせ(とは言わないか)。
600作品中、200〜300作品ぐらい。
70年代のものは館名後刷りトンボ付きが多くセンター束のような状態。
それにしても凄い量と質だ。ますます畏敬の念。
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まもなくデジタルリマスター版が上映される『マンディンゴ(Mandingo)』公開時のチラシ(檜垣紀六氏デザイン)
続編『ドラム(DRUM)』未使用前売り券。
それぞれリチャード・フライシャー監督スティーヴ・カーヴァー監督
原作は2作品ともカイル・オンストット。
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ここからはデザイナーは別ですが、相対的に珍しい映画チラシを順次アップ予定。
初見チラシ劇場ブログ版_1
ノスタルジア
アンドレイ・タルコフスキー監督
於 : 梅田コマ・シルバー
旧・梅田コマ劇場併設の映画館。1Fはコマ・シルバー、地下にコマ・ゴールド。
タルコフスキー監督作品を一般の映画館で見たのは初めて。
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No2_f
こちらは『ストーカー』
旧・フェスティバルホールでの限定公開。
(3000名近い収容のホールというあたりが凄いですが)
Cta
『惑星ソラリス』『鏡』は、そのフェスティバルホール地下にあったSABホール(名称はリサイタルホールに変更、600名収容)





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『天国にちがいない(IT MUST BE HEAVEN)』エリア・スレイマン監督・脚本・製作・主演、ガエル・ガルシア・ベルナル

天国にちがいない
IT MUST BE HEAVEN

監督・脚本・製作・主演
エリア・スレイマン
出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル

物語・映画監督のエリア・スレイマンは故郷ナザレを後にし、新作映画の企画を売り込もうとパリとニューヨークを目指す。彼は最初に訪れたパリで、ルーヴル美術館やノートルダム大聖堂などに魅せられる。次の訪問先のニューヨークでも企画はボツ。しかし、彼は行く先々で祖国との類似点を発見していた。(シネマトゥディより抜粋)
Heaven
※Memo1
エリア・スレイマン監督が本人役。
監督が出くわすシーンはどこかヘンテコリンで目を丸くしてしまうことばかり。
もう、これが可笑しくて可笑しくて。
遭遇を通り越して、もはや呼び込んでいる?
(レモンを取る隣人、追いかけられる人、サングラスを交換しながら運転している警官、ワルツを踊るように隊を組むセグウェイに乗った3人、突如目の前を横切る戦車、誰もかれもが銃を肩にかけている町‥)
しかし、そこに加担することはなく傍観者として見続けているだけ。
(バスターキートンのように)笑わないのかな?と思っていたらホテルの部屋に小鳥が舞い込んで水を小皿であげるシーンは監督ともどもほっこりにっこりと思わず頬が緩んでしまった。
(エンドクレジットにCGチームが記載されていたので、この小鳥はCG?)
あと機上の窓から見える翼のぶれぶれは怖いなぁ(それでも他の乗客は全く気にしていない。このあたりもズレが描かれて別の意味で怖い)
(関係ないけれど機上の上の怪物が怖かったトワイライトゾーンがありました)
いくつものユーモアやシュールなシーンのバックボーンに流れる気配がパレスチナ人への見えない恐怖も内包していて逆にすごい。

※Memo2
あまり予備知識を入れず見てガエル・ガルシア・ベルナルの登場にビックリ。
そのシーン、パンフレットでも圷滋夫氏が書かれていたが「Heaven Can Wait」はやはりルビッチ監督「天国は待ってくれる」を想起。
Title
※蛇足
それにしても風貌が誰かに似てるなぁー、と思って途中で「あ、松尾スズキさんだ 笑」と気づいて以来、そう見えて仕方なかった(それはそれでニコニコでニマニマだが)


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『レイニーデイ・イン・ニューヨーク(A Rainy Day in New York)』ウディ・アレン監督、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス

レイニーデイ・イン・ニューヨーク
A Rainy Day in New York

監督 : ウディ・アレン
出演 : ティモシー・シャラメ
エル・ファニング
セレーナ・ゴメス
リーヴ・シュレイバー

物語・学校の課題として著名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)のインタビューをマンハッタンですることになった大学生のアシュレー(エル・ファニング)。彼女と恋人のギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、それを機に週末をマンハッタンで楽しむことに。ニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内しようと張り切るが、次々と予想もしていなかった出来事が起きる。(物語項、シネマトゥディより抜粋)

Arainydayinnewyork00

Memo
いろいろ(すったもんだ)あったウディ・アレン監督最新作。
もうお蔵入りされてしまって見られないものかと諦めていたけれど、まずは公開されてひと安心。
と、いっても(すったもんだ)あったことについては、これもまた書きにくく、話しにくくもある。
で、始末の悪いことに本作。近作の中では先祖がえり的傑作であったりして困ったものである。
そして、これまたわざわざにして意図的でもあるニューヨーク名所観光ムービーになっていたりもする。
さらに相当遅ればせながらアップした当メモ記事。
(と、いうことで後述リンクNew York Film Locationsもいつものウディ・アレン作品より控えめ)

キャスティングがさりげなく豪華。
ティモシー・シャラメ演じるギャツビーの母役、チェリー・ジョーンズとの対話シーンは「あぁ怖ぁぁぁ(ぶるぶる)」
撮影はカフェ・ソサエティ、女と男の観覧車に続いて3作目となるヴィットリオ・ストラーロ

最新作公開記念。ウディ・アレンに緊急インタビュー!
https://casabrutus.com/culture/145657
Woody Allen
http://annyas.com/screenshots/directors/woody-allen/
ON THE SET of NY
New York Film Locations
http://onthesetofnewyork.com/19012020.html


Ny
木内達郎さんイラスト、大島依提亜さんデザインによる日本オリジナルポスターが美しく飾られたロビー。

Rdiny

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