2024-09-04

2024_BEST MOVIE (上半期お気に入り映画)

2024年上半期映画ベスト10
外国映画
① オッペンハイマー
② 瞳を閉じて
③ コット、はじまりの夏
④ Here
⑤ パスト ライブス/再会
⑥ 恋するプリテンダー
⑦ WAKE UP
⑧ 関心領域
⑨ 異人たち
⑩ プリシラ

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2024年上半期映画ベスト10
日本映画
① 悪は存在しない
① 夜明けのすべて
① ルックバック
④ デデデデ 前章/後章
⑤ 水深ゼロメートルから
⑥ バジーノイズ
⑦ 彼方のうた
⑧ 辰巳
⑨ 蛇の道
⑩ 碁盤切り

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2024年上半期映画ベスト10
番外編 : 配信ドラマ
① ポーカー・フェイス
① シュガー
① リプリー
④ 三体 : Netflix版
⑤ トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー
⑥ The Curse/ザ・カース
⑦ 寄生獣 グレイ
⑧ フォールアウト
⑨ スティーヴ!
⑩ SHOGUN 将軍

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2024-01-17

2023_BEST MOVIE (お気に入り映画)

2023年映画ベスト10
外国映画
① マエストロ:その音楽と愛と
① TAR/ター
① 別れる決心
④ 呪呪呪 死者をあやつるもの
⑤ 小説家の映画
⑥ キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
⑦ モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
⑧ SHE SAID/シー・セッド
⑨ 枯れ葉
⑩ テイラー・スウィフト: TET

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2023年映画ベスト10
日本映画
① キリエのうた
① ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
① 少女は卒業しない
④ リバー、流れないでよ
⑤ ほつれる
⑥ 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
⑦ コーポ・ア・コーポ
⑧ 山女
⑨ 君は放課後インソムニア
⑩ 北極百貨店のコンシェルジェさん

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2023年映画ベスト10
女性映画監督作品ベスト
あしたの少女
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
オマージュ
SHE SAID/シー・セッド
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
君は放課後インソムニア
モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
ポッド・ジェネレーション
波紋
ファースト・カウ
(順不同)

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2022_BEST MOVIE (お気に入り映画)

2022年映画ベスト10
外国映画 ベスト10
① トップガン マーヴェリック
② NOPE ノープ
③ 秘密の森の、その向こう
④ ユンヒへ
⑤ ドント・ウォーリー・ダーリン
⑥ X エックス
⑦ アネット
⑧ アフター・ヤン
⑨ リコリス・ピザ
⑩ グリーン・ナイト

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2022年映画ベスト10
日本映画 ベスト10
① 恋は光
② LOVE LIFE
③ ケイコ 目を澄ませて
④ ある男
⑤ かがみの孤城
⑥ ミューズは溺れない
⑦ 冬薔薇
⑧ 麻希のいる世界
⑨ マイ・ブロークン・マリコ
⑩ 四畳半タイムマシンブルース

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2022年映画ベスト10
女性映画監督作品ベスト10
(順不同)
コーダ あいのうた
秘密の森の、その向こう
ミューズは溺れない
マイ・ブロークン・マリコ
ドント・ウォーリー・ダーリン
ベルイマン島で
Ribbon
川っぺりムコリッタ
よだかの片想い
左様なら今晩は

2022年映画ベスト10
追記 :『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(1975)『WANDA ワンダ』(1971) 日本初公開なので新作扱いなのだが、かつて日本で1966年公開となった『市民ケーン』(1941)がその年のベストテン上位に並んでいた時のことを思い出し、別枠ベスト。








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2023-02-22

『ベネデッタ』ポール・ヴァーホーベン監督

『ベネデッタ』
Benedetta
ポール・ヴァーホーベン監督

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傑作。
17世紀に実在した同性愛主義で告発された修道女ベネデッタ。ヴァーホーベン監督らしい”えげつなさ”もあるが、実は表面には出ない教皇大使や教会のおこなっていたことの”ほのめかし”描写こそ当時の男社会、権力、組織そのものを語っている。エネルギッシュにして理知的。
予言のち、蔓延するペストに対して修道院長としてベネデッタが出した指示。これは冒頭、幼少の頃のある小さな出来事ともつながる偶然?奇跡?演じることと憑依すること。虚か実か。ウソから出たまこと。自作自演と人心掌握術。演じたヴィルジニー・エフィラの見事さ。
宗教画のようなショット。町がピンク色に染まる彗星出現場面、ロウソクの灯りのみで撮られた修道院、クライマックスのベネデッタ演劇空間からのシスター・フェリシタ(今月、2作目のシャーロット・ランプリング!)登場への展開。編集もすごいと思ったら『エル ELLE』と同じヨープ・テル・ブルフでした。
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パンフレット。
表紙の裏にはベネデッタとバルトロメア、表4めくるとシスター・フェリシタ写真。これは護符のよう。ヴァーホーベン監督とヴィルジニー・エフィラ インタビューが縦組み小さい文字でビッシリ。みうらじゅんさんの漫画と辛酸なめ子さんコラムが最高。キーワードと年表も。
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2022-09-12

『NOPE ノープ』ジョーダン・ピール監督

NOPE ノープ
ジョーダン・ピール監督

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予告編を見て「おぉっ!未知との遭遇」と「見せものUFO映画」を期待して、まんまと見に行く行為そのものがテーマ。「俺の後ろに立つんじゃねー」「目を合わせるんじゃねー」「見せ物じゃないんだぞー」今後、全作品紹介記事とか出てきそうなほどの膨大映画レファレンスをどうする?
骨格は『ジョーズ JAWS』トーンは西部劇。SFにミステリー、テレビホームドラマと映像史を織り交ぜていく。
「マイブリッジ」の馬から始まった映画はラストのピッタリとフレームに収まるOJ(ダニエル・カルーヤ)。指差すジュピターパークのキャラクター。
冒頭の一節「NAHUM 3.6」検索してチェック。そのまま「~(略)~AND MAKE YOU A SPECTACLE. 」と出てくる。「見世物にしてやる」と。
1:1.43への縦への視線の拡がり。重要なシーン(主に見せ場)は全て、このアスペクト比。
もし「撮っていいよ」と言われたら絶対、やってみたい2階室内窓枠から風景を撮ったカメラがそのまま、スーッと戸外に出て上下にパッと広がるフルIMAXならではのショット。
メインタイトルやチャプターカードが映されるシーンに舞台のフットライトのような光が常に画面下にある。1:1.43の比率だとさらに効果的。ショーの始まり。あと四角というフォルムも収まり具合が変わる。

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パンフレット
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ジョーダン・ピール監督インタビュー、キャストインタビュー。レビューが1本。背景、登場人物、正体不明の現象などの解説でもあるプロダクションノートが素晴らしい。その中に含まれるロケ地・プロダクションデザイン、撮影(ホイテ・ヴァン・ホイテマとIMAX)について。

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Memo3
タイトルデザイン(Main & End Titles Designed and Produced) > FILMOGRAPH (注 : リンク先にタイトルシークエンス動画/タイトルカード静止画あり)
https://www.filmograph.tv/project/nope
Universal Studios Hollywood内にジュピターパーク(Jupiter’s Claim)を再現。スタジオツアーの一環だから日本のUSJでは無理かなぁ。
ジュピターパーク
https://www.jupitersclaim.com/
撮影監督ホイテ・ヴァン・ホイテマはコダックのラージフォーマットフィルムをどのように活用したのか。
https://www.kodakjapan.com/motionjp-mag195

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