ジブリの原点「王と鳥」公開
高畑勲・宮崎駿をアニメーションへと誘った、アンデルセン原作(「羊飼い娘と煙突掃除人」)の「王と鳥」(ポール・グリモー監督)が、7月29日に東京・渋谷のシネマ・アンジェリカで公開されます(日本語字幕・高畑勲)。尚、同日ジブリの最新作「ゲド戦記」も公開されます。
「王の鳥」の前身となる作品「やぶにらみの暴君」(ポール・グリモー監督・詩人のジャック・プレヴェール脚本参加)は1947年に製作が開始され、プロデューサーの手によって1953年に2人の納得のいかない形で公開された。(1955年には日本でも公開され、その年のキネマ旬報ベスト10の第6位に他の実写映画にまじって選ばれている)。その後、1967年、作品の権利とネガフィルムを買い取り修正作業が加えられて、1979年に題名を改めて「王と鳥」として完成する。今回の公開が劇場初公開となります。
映画「王と鳥」
劇場初公開記念
ポール・グリモー展開催中
会場・東京日仏学院ギャラリー
料金・入場無料
6月30日〜8月31日まで
(夏期休館等有り)
映画「王と鳥」公式サイト
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