美しい「フラガール」
常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人々の奇跡の実話、というシノプシスを最初に聞いたとき、プロジェクトXみたいな話?とか南海キャンディーズのしずちゃん(好演 !)がClose Upされていたために少しいろもの的要素(失礼)映画かと「ややノーマーク」でプレス試写をパスしていたところ、あれよあれよというまに評価が高まっていった「フラガール」。見ている途中「あ〜これは松雪泰子の映画だなぁ」と思ったこと、そして「なんて綺麗な人なんだろう」間違いなく代表作になる傑作が誕生したんだなぁということ、蒼井優はやっぱり、うまいなぁとかダンスシーンの撮り方、カット割りの美しさ、集団劇としてのウルウルものの盛り上がり方などなど…。色々なことが頭を駆けめぐった文句なく現時点での今年見た日本映画中トップ ! 懐深い泣かせどころ(人によってウルッとくる場所が違う、その落としどころの多さ)をもった希有な映画でもあります。
撮影においてこのBlogでも何度か取り上げているスキップブリーチ(銀残し)が使用されていました。松雪泰子の衣装やフラガールのダンスシーンでのビビットな色づかいとの対比がとても見事でした。
映画「フラガール」オフィシャルサイト
http://www.hula-girl.jp/
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» 『フラガール』鑑賞! [☆★☆風景写真blog☆★☆healing Photo!]
『フラガール』鑑賞レビュー!
感動の映画化だっぺ!観てくんちぇ!
フラ、踊っぺ!
人生には降りられない舞台がある…。
常磐ハワイアンセンター
★(現・スパリゾートハワイアンズ)の
誕生を支えた人々の奇跡の実話
まちのため、家族のため、友のため
そして自分の人生のために
少女たちはフラダンスに挑む
感動の映画化!
(T_T) タオル必需品〜!
炭鉱の危機に立ち上がれ!
愛と勇気のエンタテインメントショー
制作国::::2006... [続きを読む]
受信: 2006-09-29 04:17
» 『フラガール』 [試写会帰りに]
『フラガール』試写で鑑賞。真っ直ぐな作りに初めは「ちょっとクサイかな?」と思いましたが、その後何度か泣かされました(T_T) 常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人々の奇跡の実話。シンプルだけど、実話なだけあって素直な良い話です..... [続きを読む]
受信: 2006-09-29 08:22
» 『フラガール』 [ラムの大通り]
※映画の核に触れる部分もあります。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
「まいったな。
まさか、李相日監督の映画で涙が出るとは思わなかった」
----『69 sixty-nine』のこと、
いつもよく言わなかったものね?
でも、これもあの映画と同じ60年代の映画じゃない?
「うん。日本の基幹産業が石炭から石油に移行し、
大幅な人員削減を余儀なくされた常磐炭鉱がその舞台。
町を救うため、会社側... [続きを読む]
受信: 2006-09-29 10:43
» フラガール [まぁず、なにやってんだか]
公開一週間でとても評判がいいようなので、「フラガール」を観に行ってきました。
評判どおり、とてもいい映画で、見終わったあとの満足感もあり、あたたかい気持ちになれて、泣けて笑えて大満足でした。
出演者の啖呵のかっこいいこと。平山まどか(松雪泰子)のぶちきれた時の啖呵、常磐ハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)の方言で意味がわからないけど立て板に水のような啖呵、紀美子の母(富司純子)の頼りがいのある啖呵、紀美子(蒼井優)のかわいい啖呵、みんな素敵でした。
フラガールのみなさんの踊りも素晴... [続きを読む]
受信: 2006-09-29 16:43
» ☆ 映画 『フラガール』 ☆ 今年72本目 ☆ [honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜]
フラダンスを習ってる母に観せてあげたくて参加した試写会だったので、私としては全然期待してなかった。
でも、それは間違い、大間違い。良かった、感動したぁ〜〜〜!!
なんといっても素晴らしかったのは、ダンス・シーン。
撮影前に3ヶ月間猛特訓しただけあって、松雪...... [続きを読む]
受信: 2006-09-29 20:10
» 映画「フラガール」 [いもロックフェスティバル]
映画『フラガール』を観に行った。 男女問わず年齢層問わず、人にオススメできる映 [続きを読む]
受信: 2006-09-30 18:16
» 『フラガール』 [**Sweet Days**]
監督:李相日 CAST:松雪泰子、蒼井優、豊川悦司 他
昭和40年、福島県の炭坑に誕生したハワイアンセンターにまつわる実話を映画化。
福島県いわき市、常磐炭坑は時代の流れと共に閉山の危機に追い込まれていた。そんな中、「ハワイアンセンター」の計画が持ち上がり、東京からフラダンスの講師としてダンサーの平山まどか(松雪泰子)が招かれる・・・・
この作品、見に行くつもりはなかったのですが、またおすぎに釣られてしまいました・・・
「今年最高よ!」と叫んでたので、つい。特におすぎの評価に頼っ... [続きを読む]
受信: 2006-10-01 15:19
» フラガール [UkiUkiれいんぼーデイ]
今年、私の観た中で第1位に輝きました!
良いとは聞いていましたが、これほど感動できるとはっ!
脚本、監督、撮影監督、美術監督、音楽、もちろんキャストも含めて全てが最高だ!
特筆したいのは、それぞれがバッチリ適役だった俳優陣です。
とにかく蒼井優ちゃん、巧すぎるぅ!
さすが『アニー』で1万人から選ばれた実力はありますねぇ。
福島の方言を交えたセリフがとても自然なリズムで聞こえてきます。
若手女優の中では、彼女がダントツじゃないでしょうか。
そして何と言っても、ソ... [続きを読む]
受信: 2006-10-01 16:17
» 『フラガール』 [京の昼寝〜♪]
人生には降りられない舞台がある・・・。まちのため。家族のため、友のため、そして自分の人生のために、少女たちはフラダンスに挑む。
■監督・脚本 李相日■キャスト 松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、山崎静代(南海キャンディーズ)、富司純子、岸部一徳、高橋克美□オフィシャルサイト 『フラガール』 昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。 「求む、ハワイアンダンサー」の貼り紙を見せなが... [続きを読む]
受信: 2006-10-01 17:21
» 「フラガール」今年の邦画は大豊作 [ももたろうサブライ]
監督 李相日(り・さんいる) 昭和40年、エネルギーが石炭からしだいに石油に変わる中、炭鉱の合理化(要するに首切り、今で言うリストラ)が進められていた。 福島県の炭鉱町で会社が生き残りと雇用の創出をねらってハワイアンセンターを建設することになる。仕事に...... [続きを読む]
受信: 2006-10-01 19:40
» フラガール/松雪泰子、豊川悦司、蒼井優 [カノンな日々]
南海キャンディーズのしずちゃんが一人で踊っていた劇場予告編はかなり以前から見せられていたので、全容が掴めないものの何だか気になる作品だったわけですが、公開が目前にして宣伝量も一気にアップしていくに従って前評判おグングンと高まっていきましたね。いつの間にか....... [続きを読む]
受信: 2006-10-01 21:54
» 「フラガール」 人を育てるということ [はらやんの映画徒然草]
先頃までフジテレビ系列で放送していた「ダンドリ。」はチアダンス。 チアダンスに一 [続きを読む]
受信: 2006-10-07 23:39
» フラガール [八ちゃんの日常空間]
一部、ベタだ、ベタだ、という意見もあるだろうが、ベタでなければ映画ではない。「プロジェクトX」のようなドキュメンタリーになってしまうだろう。
映画だからこそ、笑いあり、涙ありでいいのだ。
スーパーマン・リターンズを抜いて今年ナンバーワン!... [続きを読む]
受信: 2006-10-08 09:07
» 映画『フラガール』 [コラムニスト宣言]
これは、まさに「躍る=踊る」フィルムだ。
歴史的役割を終えつつある炭坑に見切りをつけ、女たちが躍り出る。男を支える、という役回りからも舞い降りる。教師のダンスを初めて間近に見た女たちの胸は躍り、フラダンスに自分たちの夢を託す。女たちは、愛を囁くように希望を語るように、フラダンスを踊る。
時代は変わるが、人はそう簡単には変わらないし、変われない。だからこそ、人が変わっていく姿、成長を遂げていく有り様を見事に描いてくれれば、そこに映画としての感銘が生まれる。
決して混ざり合うことは... [続きを読む]
受信: 2006-10-15 22:29
» 『フラガール』 [Simply Wonderful ‐Cinema&Diary‐]
「いくぞ! フラガール!」
ハワイアンのメロディと、情熱的なフラダンスに、魅了されっ放しの約2時間。
身も心もすっかりハワイの気分です。(笑)
東北発の炭鉱娘のハワイ行き物語は、実に面白くて、嬉し泣き・悔し泣き…、涙、涙のサクセスストーリーで、私たち観客も、彼女たちを応援しつつ、一緒に涙を流してしまいます。
時は、昭和40年代、黒いダイヤと言われた石炭の時代は終わりを迎え、石油がエネルギーの中心へと移っていく頃。
炭鉱�... [続きを読む]
受信: 2006-10-16 22:13
» フラガール 06年205本目 [猫姫じゃ]
フラガール
2006年 李相日 監督松雪泰子 、豊川悦司 、蒼井優 、山崎静代 、岸部一徳 、富司純子
久しぶりに、姉君とデイト。 彼女はスネーク何とかって言う飛行機の映画をご所望でしたが却下。で、今、今年見た映画をざっと見返したのですが、、、
今年見た中...... [続きを読む]
受信: 2006-10-25 02:45
» NO.177「フラガール」(日本/李相日監督) [サーカスな日々]
邦画のエンタテイメント・シネマの最高峰として、
堂々とアカデミー(外国作品)賞を競えばいい!
僕がとても注目している映画の、製作・配給会社にシネカノンがある。
代表は李鳳宇。1960年生まれの彼は、1989年にシネカノンを立ち上げ、「シュリ」「ブラス」「地雷を踏んだらサヨウナラ」など数々の名作を90作以上配給している。「月はどっちに出ている」「のど自慢」「パッチギ」などの映画製作・プロデュースも行っている。
シネカノン有楽町はじめいく... [続きを読む]
受信: 2006-11-08 15:11
» フラガール by 李相日 [東京右往左往]
かなりの評判と聞いていそいそと。 常磐ハワイアンセンターといえば、子供の頃からち [続きを読む]
受信: 2006-11-11 02:18
» あおいゆうちゃん可愛い~ [独り言日記]
蒼井優ちゃんおめでとう!出演した「フラガール」という映画での演技で「新人賞」を受賞。お見事です。蒼井優ちゃんの演技、一際目立っていましたよね。目立っていたというか存在感がありました。若干21歳の蒼井優ちゃん。それでももう...... [続きを読む]
受信: 2006-12-05 15:43
» 映画『フラガール』に涙する♪♪ [ラスタ・パスタのレレ日記]
『フラガール』をようやく映画館で見てきた。おおまかな設定は知っているつもりだったが、思ったよりもグット胸に来て、何回も涙しそうになった。ストーリーは、昭和40年(1965年)福島県いわき市の炭鉱町が、鉱山の閉山の危機にあり、5000人の炭鉱夫のうち4割の2000人が...... [続きを読む]
受信: 2006-12-05 21:42
» フラガール = 日本 [a day on the planet]
未来をあきらめない
北国を常夏の楽園へ。40年の時を越え語られる奇蹟の実話。
カッコイイ!!
今年の映画の中でも、特にいい!! [続きを読む]
受信: 2006-12-28 11:49
» フラガール−(映画:2007年25本目)− [デコ親父はいつも減量中]
監督:李相日
出演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子
評価:96点
公式サイト
先日、第30回日本アカデミー賞を受賞。
蒼井優は助演女優賞を受賞。
評判どおりの素晴らしい映画だった。
しかし、しずちゃんの汚い泣き顔にもらい泣き....... [続きを読む]
受信: 2007-02-24 21:26
コメント
TBありがとう。
「かもめ食堂」なんかは、じわじわと超ロングランになったわけですが、この映画は、あっという間に、評判を呼びましたね。クチコミも馬鹿に出来ません。
投稿: kimion20002000 | 2006-11-18 17:52