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2006-10-26

地下鉄(メトロ)に乗って

「地下鉄に乗って」と聞くと吉田拓郎さんが楽曲を提供して猫がうたった名曲(正確には「地下鉄にのって」※THE BEST収録)をイメージしてしまいますが、こちらは浅田次郎原作の「地下鉄(メトロ)に乗って」のおはなし(とはいえ、映画の舞台が丸ノ内線であったり、歌詞の中に「赤坂見附を過ぎて新宿までは、まだまだ云々」という部分が登場しますが…)。いつもの地下鉄を降りると、そこは東京オリンピックに沸いていた頃昭和39年の東京だった。そこから主人公・真次(堤真一)の夢とも現実ともつかないタイムスリップの旅が始まる、そして、そこで若き日の父親と出会うのだが…。原作未読で見たので意外な展開に驚かされましたがタイムスリップもの(特にタイムパラドックスもの)は好きなジャンルなので、少しツッコミつつも「ありよね〜」の一作でした。編集が「グエムル 漢江の怪物」のキム・ソンミンということでザクッザクッとした印象の場面繋がりとなっています。音楽は同じ篠原哲雄監督「深呼吸の必要」に続いて小林武史。主題歌はSalyu(Lily Chou-Chouですね〜)「プラットフォーム」。

MEMO(プレス参考)
美術セットは昭和37年の開通当時の新中野駅(竹橋の駅を夜中に作り替えて撮影された)、昭和39年の鍋屋横町、昭和21年の闇市と大きく3パターン組まれていましたがCGは、ほぼ使用せずに再現されました。

地下鉄(メトロ)に乗って
http://www.metro-movie.jp/

地下鉄(メトロ)に乗って 地下鉄(メトロ)に乗って THE BEST

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受信: 2006-10-26 16:32

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