「ヴィクトリア女王 世紀の愛」の衣装デザインでサンディ・パウエルがアカデミー賞
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」でサンディ・パウエルが
「恋におちたシェイクスピア」「アビエイター」に続いて
第82回アカデミー賞で衣装デザイン賞、3度目の受賞となりました。
ちなみに「ベルベット・ゴールドマイン」も「ヘンダーソン夫人の贈り物」もサンディ・パウエルによるもの(共にアカデミー賞ノミネート作品)
※MEMO1
使用された衣装生地はシルクが多く(刺繍がほどこされたものも)、
袖口にはオリジナルアンティークレースが !!
※MEMO2
白いウェディングドレスのイメージが一般に定着していくきっかけは1840年、ヴィクトリア女王の結婚式での白(乳白色)のシルクサテンのドレスといわれています。
※MEMO3
戴冠式の王笏と指輪にはスワロフスキークリスタルが !!
最後に少し物語を。
英国を太陽の沈まない国と呼ばれるほどの最強の帝国に押し上げたヴィクトリア女王。そのビクトリア女王とベルギー国王が王位継承者の座を狙って送り込んだアルバート(しかしそんな策略とは関係なく二人は惹かれていく)との純粋で一途な愛を描いたラブストーリー
※シリーズ・映画の中のシーリングスタンプ
その二人の間で交わされる手紙にはしっかりと封蝋(ふうろう)が。
シーリングスタンプが実際に押されるシーンもあります。
(横向きの獅子が描かれたシンプルなものでした)
また同じサンディ・パウエルがアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した「恋におちたシェイクスピア」の中にもシェイクスピアが書き上げた新作戯曲が、まだ誰も読んでいない証として結びつけた紐の上に封蝋が押されていました。
映画『ヴィクトリア女王 世紀の愛』公式サイト
http://victoria.gaga.ne.jp/
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