映画雑記_1「大阪ミナミ映画祭」、フィンチャー監督のデジタルワークフロー、TSUTAYA・発掘良品・第3弾「潮風のいたずら」
10月に行われた「大阪ミナミ映画祭」。会場のひとつが「道頓堀・今井」という老舗のお店でした。開催時期は少し暑かったのですが、いよいよ寒くなってきたので「うどん寄せ鍋」なんかがよいなあ。ほくほく。で、この映画祭、劇場も精華小劇場、ウインズ道頓堀など特色があったけれど作品も。「青い山脈」「めし」「わが町」「のらくろ伍長・ほか五篇」「細雪(市川崑・監督)」「兵隊やくざ」「右門六番手柄 仁念寺奇談」(無声映画・活弁士付き)の12作品。
※大阪ミナミ映画祭は、現在のなんばマルイの場所にあった南地演舞場(現在はTOHOシネマズなんば・一階エレベーター横に碑文あり)で1899年に日本で初めて興行として映画が上映されたことを顕彰するため、2005年から毎年開催されています。
完全なフィルムレスで制作するからこそのDLP環境。そのベストな状態で製作されたデビッド・フィンチャー監督【ソーシャル・ネットワーク】。最終ポストワークでの18メートル・スクリーンと4Kデジタルプロジェクター!驚きました!(この時点での劇場DLP環境と同じかそれ以上の状態でチェックされている)。『ゾディアック』の時点で既に一線画す映像質感だったのが頷ける。(「ソーシャル・ネットワーク」公開は2011年1月15日)
PRO NEWS・新センサー搭載RED ONEカメラで撮影の映画作品をフィルムレスに近いDI環境で制作
http://www.pronews.jp/news/1010151645.html
ソーシャル・ネットワーク -オフィシャルサイト-
http://www.socialnetwork-movie.jp/
10月28日にスタートしたTSUTAYA・発掘良品・第3弾。『パララックスビュー』『マラソンマン』『グロリア』←もちろんカサベテスや『ガルシアの首』『シーラ号
の謎』など渋いチョイスに混じってゴールディ・ホーンとカート・ラッセル『潮風のいたずら』が!ゴールディ・ホーンの最初と最後の変わりっぷりがキュート。以前からレンタルリリースされていましたが広く目にとまる特集棚に置かれることによって、まさに発掘良品。あ、世界三大見たら歯医者に行きたくなくなる映画の一本w 『マラソンマン』も。
| 固定リンク