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2011-10-31

ウディ・アレン監督、ミラ・ソルヴィーノ主演『誘惑のアフロディーテ』

ウディ・アレン監督・主演、ミラ・ソルヴィーノがアカデミー助演女優賞を受賞した『誘惑のアフロディーテ』。今年遂に日本初DVD化されました。他にヘレナ・ボナム・カーター、F・マーレー・エイブラハム、ピーター・ウェラー

物語・生まれたばかりのベビーを養子に迎えたワインリブ夫妻。ルックス、IQ、性格の三拍子揃った息子マックスの成長ぶりに、夫レニー(ウディ・アレン)は鼻高々。しかし一方で夫婦仲は崩壊寸前。そこでちょっとした浮気心から息子の実の母親探しに熱中し始めたレニーは、驚くべき真実と直面する。(ピンク部分、ビデオ解説より抜粋)

アフロディーテ…Aphrodite
ギリシャ神話に登場する愛と美の女神。其の美しさに魅せられた神々は、みな彼女を妻に望んだという。

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Memo
探し当てた母親(実は娼婦、でも純粋)を演じたミラ・ソルヴィーノとアレンのやりとりが最高におかしい。オチもきいていて素晴らしい。
ミラ・ソルヴィーノのあっけらかんとした下ネタにドギマギすねウディ・アレンも。
そういえば今年(2011年)公開されたアレン『人生万歳!』も、ある種、偶然と幸運についての素敵な考察でした(エヴァン・レイチェル・ウッドとミラ・ソルヴィーノのキャラもダブってるし♫)
オープニングはギリシャの円形劇場。古代ギリシャ劇のように舞台にあがる合唱隊(この合唱隊が本編の中にも登場して場面場面を歌う)。
撮影はカルロ・ディ・パルマ。ウォームトーンの画面がとてもよい。

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公開時のパンフレット(上記)
横長の版型にエッセイ、ジャズ・ピアニスト/ディック・ハイマン(ウディ・アレンの多くの作品に参加。「マンハッタン」「ラジオ・デイズ」「ハンナとその姉妹」「ブロードウェイと銃弾」などのサントラの中にピアノでクレジットされています)のインタビュー、シナリオ採録も掲載。

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