アンサンブルコメディの傑作。グレン・フィカーラ&ジョン・レクア監督『ラブ・アゲイン』
注・内容、台詞に触れています。
妻から突然離婚を切り出されたことで巻き起こる騒動を描くアンサンブル・ラブコメディ『ラブ・アゲイン』。監督は「フィリップ、きみを愛してる!」のグレン・フィカーラとジョン・レクア。出演はスティーブ・カレル、ジュリアン・ムーア、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、マリサ・トメイ、ケビン・ベーコンほか
物語・真面目な40男・キャル(スティーブ・カレル)は、妻・エミリー(ジュリアン・ムーア)から突然離婚を提案される。なんと、エミリーは同僚と浮気をしたというのだ。ショックを受けたキャルは家を出て毎日バーに通い愚痴をこぼしていた。そんなキャルに(いかにもな)プレイボーイのジェイコブ(ライアン・ゴズリング)が声をかけてきて「男らしさを取り戻す力を貸す」と言う。キャルはファッションや会話術を学び徐々に洗練されていく。そして、エミリー以外の女性と初めてベッドを共にするが…(ブルー部分、goo映画より抜粋)
※Memo1
●いろいろな台詞
最初、エミリーが離婚を切り出したあとに出てきた台詞の1つ→「実は仕事と言って嘘をついて、ふと入って見た映画が「トワイライト」で、これがひどい出来で」(さらに落ち込んだ理由にされてる…w)
ジェイコブと初めて本気で好きになったハンナ(エマ・ストーン)との会話
「何、その身体
Photoshopで修正済み?」
「ダーティ・ダンシング」のリフトネタ
なんとエマ・ストーンがリフトされるw
(インタビューで本番で上手くいかなくて結局スタントの人になった、と語っています。確かにカメラがロングショットのまま)
ジェイコブがキャルへレクチャーする時の会話2つ
「スニーカー?」
「ニューバランス」
「お前はスティーブ・ジョブズか」
「Appleの経営者か」
「その年齢でスニーカーを履いていいのはジョブズだけだ」
「これも「ベスト・キッド」修行か」
(原文でミヤギって言ってますw)
※Memo2
●エーッというオチで終わると思いきや1回全てがバラバラになってラストにもう一度締めるというエンディングは新鮮。「魂の伴侶を見つけたと思ったら諦めたらダメだ」この台詞がいきてくるラスト。
●もうひとつの「THIS IS LOVE」。息子ロビーとベビーシッター、ジェシカの年の差片思い。ふたりを演じたジョナ・ボボとアナリー・ティプトンが素晴しい。そして先の台詞「魂の伴侶を見つけたと思ったら諦めたらダメだ」が効くラストへと繋がる(また、実は両親もハイスクール時代に付き合い始めているという事にも)
●マリサ・トメイとケビン・ベーコンのキャラポジションが面白い(特にマリサ・トメイは爆笑もの、こ、コワイ…w)
●エマ・ストーンとライアン・ゴズリングは2012年全米公開予定の「Gangster Squad」で再び共演。こちらはコメディではなくクライムドラマ。
※追記 : さらにさらに『ラ・ラ・ランド』でも共演
映画『ラブ・アゲイン』オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/crazystupidlove/
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