ブラッド・バード監督『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
注・内容に触れています。
トム・クルーズが製作・主演を務めるシリーズの第4弾『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。監督は『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』で2度のアカデミー長編アニメーション賞に輝いたブラッド・バード。出演はサイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン他。
物語・IMF
エージェントのイーサン・ハントはロシアのクレムリンに潜入し、コバルトという男の情報を取り戻すというミッションに参加する。しかし、彼らの潜入中に何者がクレムリンを爆破してしまう。IMFの犯行とみなすロシアとの関係悪化を恐れ米国は“ゴースト・プロトコル”を発動しIMFの機能を停止させ
た。しかし、コバルトが核戦争の勃発を計画している事に気付いたイーサンはチームの4人だけでコバルトを追うのだった…。(ブルー部分、goo映画より抜粋)
※IMF(Impossible Mission Force)
※Memo
●オープニングタイトルはきっちりとラロ・シフリンの音楽に「これから見ることになる劇中シーン」の数々を散りばめるオリジナルを踏襲した素晴しい仕上がり。これぞ「スパイ大作戦」!そして前作に登場したイーサン・ハントの婚約者ジュリアとの(その後の)事も描かれていて全体への目配せが効いている。
●チーム戦の面白さ(特に最後の「せ〜の!」という感じで核弾頭無効化に至る誰かひとり欠けても達成出来ないミッションシーン)やスパイグッズ(ガジェット)の数々(実際にありそうなものから、ツッコミ入れたくなるものまで実に楽しい♫)
●最近は「Prologue Films」でプロデューサー表記が多いカイル・クーパー(Kyle Cooper)がTitle Designerとしてクレジットされていました。
●ドバイのブルジュ・ハリファでのメイキング映像を見ると巨大なIMAXカメラが使用されているのが確認できます。スゴイのはカメラをモーションコントロールできるようにアームに取り付けて外へ出してトム・クルーズのアクションシーンを撮影していること。(もちろんトム・クルーズの驚愕のスタントあってのこと)
●核ミサイルの起動コードファイルを奪った暗殺者モロー役のレア・セイドゥ(Léa Seydoux)。祖父が(フランスの映画会社)パテの会長で大叔父がゴーモンのCEOって(なんだか)スゴイ…。(ウディ・アレン「Midnight in Paris」にも出演)
●衣装デザイナーはマイケル・カプラン。今年公開された『バーレスク』のゴールドチェーンとスワロフスキークリスタルの衣装や最初の作品となる『ブレードランナー』レイチェルのクラシカルなスーツは印象的。他に『フラッシュダンス』『アルマゲドン』など。『ファイトクラブ』のブラピ衣装や『Mr.&Mrs.スミス』アンジェリーナ・ジョリー衣装も。
●BMWの新型車が次々と登場(しかも惜しげもなく、あんな事に!)。
●イーサン・ハント今日のつぶやき(ブルジュ・ハリファにて)
「おいおいマジかよ」
映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
オフィシャルサイト
http://www.mi-gp.jp/
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