ジェイソン・シーゲル&エイミー・アダムス&ウォルター&カーミット&ミス・ピギー&More…『ザ・マペッツ』(The Muppets)
ジム・ヘンソンが生み出し「セサミストリート」「マペット放送局」「マペット・ショー」年代を超えて愛され続けているマペットたちの(ありえないのですが、ありえないこともないと思えてしまう)楽しい映画『ザ・マペッツ』主演は製作総指揮・脚本も兼ねたジェイソン・シーゲルとエイミー・アダムス、そしてもちろんマペットたち。監督はジェームズ・ボビン。第84回アカデミー賞主題歌賞受賞作。
物語・マペットのウォルターと兄弟のゲイリー(ジェイソン・シーゲル)、そしてその恋人メアリー(エイミー・アダムス)らは3人でロサンゼルス旅行へ。ウォルターの目的は大好きなTV「マペットショー」のマペットスタジオを訪ねること。ところが、そのスタジオが買収の危機に。ウォルターはカーミットらマペットたちと買戻しに必要な費用のためにショーを行おうと計画する。そして…
※Memo1
●エッ!ジェイソン・シーゲル、意外と若い…と、ビックリ。本作全体をいいトーンに包み込んだのは脚本にも関わった彼のおかげかも(あくまでも主役はマペットたちというスタンス)。そしてエイミー・アダムスとの組み合わせもいいなぁー。
●(カメオ出演中のカメオ出演)ジャック・ブラックがジャック・ブラックで登場したとき「おぉぉ」と思ったと同時にマペット達が霞まないかと思ったら後半、ずっと椅子に縛られたままで笑った(と、いうか、この辺りにも製作陣のマペット愛を感じる)
あと、これだけでもお得なクリス・クーパーが子どもが泣き出さない程度の程よい悪役で登場w(しかも、唄う!→"Let's Talk About Me")
●いやー、いっぱい出てるなー(カメオ出演にオドロキ)
ザック・ガリフィナーキス、ウィリー・ネルソン、アランアーキン、そしてミッキールーニー!
●他にもTV局の重役を演じたラシダ・ジョーンズやエミリー・ブラントとジョン・クラシンスキーが(役は別々だが夫婦)仲良く出ていたり。(調べると)ビリー・クリスタルの(本人名)カメオシーンやダニートレホの囚人シーンがカットされていて残念。
●そして楽曲
お馴染みの"Life's a Happy Song”が頭の中をループして巡る楽しさ!
本作のキーポイントと思う曲が"Man or Muppet" 鏡に写るゲイリー、ウォルターがそれぞれにマペットと人間として浮かび上がる中、歌われる楽曲。
そしてショーを行うため寂れてしまっていた劇場を掃除するシーンにはスターシップの「シスコはロック・シティ"We Built This City"」 や募金集めのマペットショーでニワトリたちの唄う"Forget You"と懐かしい曲も。
※Memo2
●Main & End TitlesはPIC AGENCY
ゲイリーとウォルターの成長を描くオープニングシークエンスが秀逸。(身長を記録する柱のしるし。伸びないウォルター。どんどん大人になっていくゲイリー。テレビで「マペッツショー」を発見して喜ぶウォルターなど)
http://www.picagency.com/
TOP→THE MUPPETS→PLAY MAIN TITLEで動画としてタイトルシークエンス全編見られます。
(鑑賞後のマペット愛増幅にどうぞ・QuickTimeによる再生)
●テレ朝で放送された『マペット・ショー』でのカーミットの吹替が山田康雄さん。1981年の放送なので是非パッケージ化を希望( ´ ▽ ` )
映画「ザ・マペッツ」公式サイト
http://www.disney.co.jp/movies/muppets/
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