ドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』
ウディ・アレンのこれまでの足跡、創作過程、出演してきた多くの俳優インタビューなどで綴るドキュメンタリー『映画と恋とウディ・アレン』。監督・脚本・共同編集・製作はロバート・B・ウィード。
※Memo
●ダイアン・キートンがウディ・アレンを初めて見たときに「なんてカワイイ(cute)人なの」「結局、彼は手に入れられなかったけど今でも親友よ」発言していて、素敵な関係でいいなぁー♫
●「たくさん撮ると、そのうち名作が生まれると思うんだ」とか、いつか「市民ケーン」のような作品がとか、いかにもという発言も多数(こんな感じの監督役、前に演じていたような…w このどこから現実かわからない感はアレンのアレンたるところ)。
●時系列に並べて構成されているのでフィルモグラフィーとして、当時の時勢と共にわかって面白い(例の事柄も)。「ラジオデイズ」が自伝的映画なのでぴったりはまっていた。
●以前BSで放送されたリチャード・シッケル構成ドキュメンタリー【ウディ・アレン 映画と人生】(Woody Allen : A Life in Film←こちらを元に書籍化されています)と【映画と恋とウディ・アレン】どちらにも「スリーパー」のロボット頭引っこ抜きシーンが出てた(結構ウケていたので、これを機にスクリーンで…、っていかが?←誰に)
●編集室でのウディ・アレン(この部屋、よくDVD特典に入っているインタビューにも登場していますね)。画面にアンソニー・ホプキンスが映っているので、こちらはおそらく「恋のロンドン狂騒曲」を編集中のシーン。一緒に映っているのはアレン作品編集でお馴染みのアリサ・レプセルター?
●実際に作成されたドキュメンタリーはこちらより90分長い(未見)。「地球は女で回ってる」「スコルピオンの恋まじない」「おいしい生活」「メリンダとメリンダ」辺りがバッサリと省略されているのでそちらにも触れてるのかな。ただ劇場で公開する映画としては調度よい長さでポイントも押さえられていて過不足ない仕上がりになっています。
●下記、画像はパンフレット(特に版型バリエーション多様化以降。背景に鎮座しているのは、おそらく世界最大サイズのパンフレット「セレブリティ」を開いたところ)
『映画と恋とウディ・アレン』公式サイト
http://woody-documentary.jp/
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