宮崎駿監督『風立ちぬ』いざ生きめやも。
宮崎駿監督による「崖の上のポニョ」以来の新作。ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに描く『風立ちぬ』主人公・堀越二郎の声には『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督。里見菜穂子に瀧本美織、他に西島秀俊、野村萬斎、西村雅彦、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、スティーブン・アルパート。
物語・大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという想いを抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子と再会。ふたりは恋に落ちるが、菜穂子が結核を患ってしまう。(YellowTurquoise部分、シネマトゥデイより抜粋)
誰(だれ)が風を 見たでしょう
僕(ぼく)もあなたも 見やしない
けれど木(こ)の葉を 顫(ふる)わせて
風は通りぬけてゆく
誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立(こだち)が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく
注・いくつかのシーン、台詞をメモ書きからおこしているため間違い、ニュアンス違いなどがあると思います。
※Memo1
●カプローニ氏と夢の中での会話。
(要所要所に登場して二郎を導くかのようなメンター的ポジション。重要な台詞のほとんどが、この会話の中に盛り込まれている)
●「センスは時代を切り拓く。技術はその後だ。」
●矛盾についてカプローニ氏との会話
(これはラストにも関わってくる)
「君はピラミッドのある世界とない世界、どちらが好きかね?
空を飛びたいという人類の夢は呪われた夢でもある。
飛行機は殺戮と破壊の道具になる宿命を背負っている。
それでも私はピラミッドのある世界を選んだ。君は?」
●ラスト
「ここは私達が初めてお会いした草原ですね」
「我々の夢の王国だ」
「地獄かと思いました」
「ちょっと違うが、同じようなものだ。
君の10年はどうだったかね?力を尽くしたかね?」
「はい。終わりはズタズタでしたが…」
「美しいな。良い仕事だ」
「一機も戻ってきませんでした」
「飛行機は美しくも呪われた夢だ」
菜穂子が現れる。
「あなた。生きて!」
そしてカプローニによる本当の最後の台詞
「君は生きねばならない。
その前にちょっと寄っていかないか
いいワインが入ったんだ」
※Memo2
●明るい台詞
「ナイスキャッチ」
「お絹さんとふたりの王子様なんだから」
●「エッ二郎くんが窓から?」
慌てて菜穂子の部屋へ向かう父・里見
二郎「今度は明るいうちに玄関から入ってきます」
奈緒子「窓からの方が嬉しいわ」
このシーンの前、菜穂子「喀血」の電報を受けポタポタと涙をこぼしながら最終の汽車に間に合うように準備をし、車中でも計算尺片手に計算し図面を引く、その紙の上にもポタポタと涙が落ちるシーンはグッとくる。
●サナトリウム(高原の病院)を抜け出す菜穂子。知らせを受け駅に向う二郎。この駅での再会シーンが、またよいのだなー。(もし、映画撮るなら絶対やってみたい場面。「旅情」も「昼下がりの情事」も「レッズ」など心に残る駅での名シーンの数々。)
「帰らないで」
「ここで一緒に暮らそう」
●そして本作中、最もハッとさせられた美しい4人だけでの婚礼の儀のシーン。
渡り廊下を歩いて行く介添人(上司・黒川の妻)と菜穂子。この幽玄的な色彩。そして二郎と黒川の待つ部屋の前で口上。
「申す
七珍万宝投げ捨てて
身ひとつにて山を下りし
みめうるわしき乙女なり
いかーに」
返す黒川の口上
そして
「夫婦の契り
とこしなえ」
灯りを消して部屋の障子が開けられたとき
瞬間、広がっていく
菜穂子の着物の色鮮やかなこと。
●菜穂子との会話
仕事をする二郎。片手で菜穂子の手を握っている。
「片手で計算尺を使う大会があったら優勝だな」
「煙草、吸いたいな‥ちょっとだけ離していいかな」
「だめ」
「ここで吸っていいから」
●「明日までに仕上げないといけないんだ」
「もっと近くに来て」
そしてテーブルを近づける構図がちょっと珍しい(本当に近づけていく)。
「わたし、仕事をしている二郎さんを見るのが一番好き」
●二郎の仕事の完成(あとはテスト飛行を残すのみ)を見届けて菜穂子は黒川宅を出て行く(高原病院へと戻っていく)。
ちょうど訪ねてきた二郎の妹、加代。
そして黒川の妻
「美しいところだけ好きな人に見てもらったのね…」
※Memo3
●本庄が堀越二郎に
「なんだ、また鯖か」
「マンネリズムだぞ」
「なあ、
鯖の骨。美しいと思わないか?」
と、翼の構造に似た鯖の骨を見せる。
マンネリズムやアヴァンギャルド、エゴイズムなどが本庄の口癖。
※Memo4
引用
●『魔の山』トーマス・マン
(サナトリウムとその近辺のみが舞台)
「時間が止まったように感じてしまう」場所として、また外界のことを感じさせない場所としての引用。
「ここ忘れるにはいいところ」
(カストルプの台詞)
●「Das gibt's nur einmal」
(「唯一度だけ」)
作詞 - Robert Gilbert
作曲 - Werner Richard Heymann
1931年のドイツ映画『会議は踊る』より
(カストルプの歌と伴奏に二郎、菜穂子の父も加わって歌っている)
例えば「ライトスタッフ」でドイツ人技師たちが酔って「リリー・マルレーン」を歌っていたり「カサブランカ」ボギーの店でのフランス人が揃って歌い出しナチスを追い払うなどのシーンに近い感覚を感じた。
●朗読詩「風」
原詩 - Christina Rossetti
訳詩 - 西條八十
劇中、まずメロディが流れ少し遅れて二郎の朗読がボイスオーバーで被る。
●そして堀辰雄原作「風立ちぬ」冒頭に出てくるポール・ヴァレリー「海辺の墓地」の一節(最後の節、冒頭)「Le vent se reve, il faut tenter de vivre.」(風が立つ,生きようと試みなければならない)
※Memo5
●原作「Model Graphix」に連載されていた宮崎駿監督の原作漫画との違い。
・ユンカース以外にメッサー・シュミットが出ている(引込脚の解説のところでメッサーおじさんの真似はしたくないとか描かれてました)
・登場人物が豚というのは、その前の「紅の豚」原作漫画から引き続きだが、カストルプがクレソンをかっ食らっている絵が「千と千尋の神隠し」での父親が変身した豚の絵にそっくりなのには笑った。
・避暑地ホテルでの二郎・菜穂子の紙ヒコーキのやりとりのシーンが違う。
・菜穂子が紙ヒコーキをお守りのように持っている。
・ラストの台詞が映画に近いが、原作漫画は軽めに終了している。
※Memo6
●2006年ジブリ美術館上映の短編アニメ「やどさがし」で既に行われていた人間の声による音響SEが全編にわたって。プロペラの音、汽車の音、風の音、そして最も効果的であった関東大震災のうねるような地の音。モノラル音声。エンディング「ひこうき雲」の前のブツブツというレコードノイズ、など音響的にも面白い。
●庵野秀明監督による堀越二郎の声。初め違和感があるような感じだが見ていくうちに気にはならなくなった、と、いうか逆にこの朴訥さは声優だとよどみなく流れすぎてしまって(20年ほどのスパンを持つ)時間経過の中に溶けこんでしまったかもしれないとも思うのだが。
それと全く棒読みになっている部分と少し感情が入り気味のところと使い分けている(演出)のような気がするのだけれど、この点も後々、わかってくるかもしれません。(シベリアを近所の子供にあげようとするシーンの棒読み度が特にスゴイ)
●数多くの批評で出てきている黒澤明監督「夢」ゴッホのエピソードが確かにカプローニと二郎をイメージさせられますね。(その事を先に聞いたからか勝手に大正時代の二郎、背負い投げシーンに黒澤監督デビュー作「姿三四郎」もイメージしてしまいましたが)
●朝日新聞7月20日付けの宮崎駿監督インタビューが最も意図(戦闘機を作る矛盾など)について語っていました。
風立ちぬ 公式サイト
http://kazetachinu.jp/
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