『セッション(Whiplash)』デイミアン・チャゼル監督、マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ
注・内容、台詞、ラストに触れています。
『セッション』
Whiplash
監督・脚本 : デイミアン・チャゼル
出演 : マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ
物語・名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)
※Memo
●そもそもが音楽映画のようで実は音楽映画ではない。
(異形なタイプの音楽映画を意図していたのでは?などとも思ってしまう、と書いたところで監督自身がアクション映画、戦争映画云々語っているインタビューがいろいろなところで見受けられるので、まさにそうなのですね。参考にした映画になんと『レイジング・ブル』が入ってる!)
そこに描かれるのは鬼教官(教師)としごかれる有能だと思しき新兵(新入生)←(結局のところフレッチャーは伸ばそうとしていたのではなくニーマンを潰しにかかっていたと見受けられる)
そしてスピルバーグ監督『激突』でのタンクローリーとたまたま追い越してしまったがために追われ続ける乗用車のような1対1のシンプルな構図。
●フレッチャーは冒頭の会話から既に底意地が悪さが。
(以下、正確な字幕再現ではありませんが)
ドラムを練習するニーマン。
部屋に入ってきたフレッチャーに気づく
「何故、演奏を止める」
叩き始めるニーマン
「誰が初めて良いと言った」
「すみません」
「わたしは何故演奏を止めたかを聞いただけだ」
「プレイを見せてみろ」
また叩き始めるニーマン。
ドアの閉まる音(←おいおい聴かずに出て行くの??)
また入ってくるフレッチャー
「ジャケットを忘れた」
これはニーマンが練習に加わってからもテンポが早いと遅いを繰り返してプレイし続けさせるシーンに増幅。(さらには口でリズムを刻ませフレッチャーはビンタの応酬をする、愛のムチを通り越したシゴキ)
とにかく、このJ・K・シモンズ(アカデミー賞受賞は衆目の一致するところ)演ずるフレッチャーの一挙一動リストを作ってもいいぐらいにスゴイ(練習時間に一秒のズレもなくジャスト9時にやってきて、すっと帽子や服をかける、そこの部分だけで既に圧倒される)
●監督でもあるデイミアン・チャゼルによる脚本
(PDFで読めます)
whiplash screenplay
http://www.sonyclassics.com/awards-information/whiplash_screenplay.pdf
若干、映画とはシーン入替やカットもあるけどドラムプレイなど細かく書かれていて驚く。
●それにしてもニーマン。
自分から声をかけておきながら、あまりに身勝手なニコル(メリッサ・ブノワ)への態度。
「僕は音楽に打ちこみたい」
「もっと練習がしたいから別れてくれ」って、どないなっとんねん(と、あえて関西弁で言いたいぐらいにどないなっとんねん)
で、前述の脚本の話。
ニーマンがニコルをデートに誘うシーンの順番が脚本と完成本編では入れ替わっていた。
フレッチャーに「明日の朝、6時30分。遅れるな」(←これも嘘の時間で実際には9時開始)と選ばれたことに意気揚々としたシーンのあとになっているが脚本では逆になっていて、実際の本編順番の方が"気分が盛り上がって声をかけた感"が高くなっている。
多くの方が指摘するようにニコルとのエピソードはなくても成立していたかも(実際ニコルとのデートシーンはピザを食べに行くところぐらいで、あとは前述別れてくれシーンになってしまうので唐突さが高い←故にニーマンの思い込み度を表してるとも言えるのだが)
ちなみに父親との関係性を表す数々のシーンはニーマンの(最低限わかっていないといけない)バックグラウンドとして必要だと思います。
●ラスト
全てを覆す約10分弱のエンディング。
ニーマンは退学。
フレッチャーは学校を追われての再会。
カーネギーホールでのプロによるジャスバンドに参加しないかと声をかけられドラムセットにつくニーマン。
練習してきた「Whiplash」と「Caravan」だから大丈夫だと言われていたにも関わらず告げられたタイトルは「UPSWINGIN」
まんまとフレッチャーに騙されたと気づくニーマン。
しかし譜面もなく練習をしたこともない曲を叩けるわけもなくボロボロに。
「お前が告げ口したんだろ?」
舞台を降り父親とハグしてそのまま帰るのかと思いきや、再びステージにあがりフレッチャーを無視して「Caravan」を叩きはじめる。
これは自分のための演奏と言わんばかりに。
ここからの、まさにボクシングの世界タイトルマッチを見せられているような一戦は劇場で見てこそ味わえる高揚感。
ドラムソロに至って、ついにはある種のつながりが。
お互いの目のアップ。
ジャンと演奏が終わりエンドタイル(このタイミングは絶妙!)
映画『セッション』公式サイト
http://session.gaga.ne.jp/
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