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2015-09-30

『スポコン展!』あしたのジョー、エースをねらえ!、アタックNo.1、巨人の星

デパート催事系展覧会『スポコン展!』(あしたのジョーエースをねらえ!アタックNo.1巨人の星)を見てきました!!
まあ、やたらと!!!を入れたくなる濃いなー、熱いなー型漫画とそれに伴うアニメーション。1960年代から70年代にリアルタイムで読んで見た世代には直球ど真ん中な企画展。

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『アタックNo.1』の漫画原画。ほとんどが個人蔵になっているのがちょっと驚き。(←い、いったいどのような経緯で…)
猪野熊監督がトレードマークであるヒゲとサングラスがなくなって、つるんと爽やかな姿で現れるシーンの原画はウケた(展示1枚前ではヒゲ、サングラスあり原画でほとんど使用前、使用後状態)
『エースをねらえ!』『あしたのジョー』の2作品。アニメーション作品がどちらも出崎統監督ということで、その点についての言及もある展示になっていました。
『巨人の星』は大リーグボール1〜3号ごと、『あしたのジョー』は対戦相手ごとの展示。(なんともかゆいところに手の届く見せ方!開催地によって若干、展示変更があるのか大リーグボール3号原画がなかったのが残念←ラストの「ビシッ」という音が鳴る"あのシーン"の)
『あしたのジョー』展示で高森朝雄(梶原一騎)さんの自筆原稿、初めて見ましたが意外な丸文字度合い!!!!(ビックリマーク4つ分ぐらいのビックリ度)
『巨人の星』や『あしたのジョー』ぐらいに連載期間が長いと漫画原稿の技術的変遷(或いは画材的変遷)も垣間見られて楽しい。例えば心理状態を表す背景やスクリーントーンの登場、(ある時期流行った)ガーゼを使用して描く模様、単行本化に際しての薄墨指定の青鉛筆あと、ホワイトの使い方など。
展示ラストは予想通りのあのシーン、あの一枚。
あまりにも有名な『あしたのジョー』ラストページ。

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ココ撮影ポイント。レシーブを取るポーズで一緒に記念撮影する人、多そう。

『スポコン展』公式サイト
http://www.asahi.com/event/spokon/

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2015-09-09

『2015 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』と『世界の絵本作家たち(ショーン・タン、デイヴィット・ウィズナー、クリス・ヴァン・オールズバーグ、モーリス・センダック、他』

2015 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』と『世界の絵本作家たちⅣ(4) ART×絵本
西宮(香櫨園)と京都、ふたつの絵本原画展に行ってきました。

まずは夏の恒例、写真がほぼ定点観測的になってきた2015 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展から。

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玄関脇のパネル

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チケット売り場横のパネル

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入口入ってすぐの恒例・記念撮影コーナー

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今年の特別展示はカタリーナ・ソブラル。手間のかかった手法のメイキング部分もわかって楽しい。
図録のBook designが今年からPIETRO CORRAINI & CORRAINISTUDIOに変わっていました。
http://www.corraini.com/en/home
裁ち切りメインのデザインはかなり好み!

続いては京都で開催された「世界の絵本作家たちⅣ(4) ART×絵本」会期が短くてホントにすべりこみで見られてよかった(今までの寒冷からするとおそらく今後、全国巡回されるとは思いますが)。

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会場はJR京都駅すぐの伊勢丹7階に隣接。こちらは京都タワー

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入口横通路のパネル。上から酒井駒子、長新太、モーリス・センダック

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ベーメルマンスのマドレーヌちゃんと記念撮影スペース

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2003年、2006年、2010年と続いているシリーズの第4弾。
クリス・ヴァン・オールズバーグの映画化された『ジュマンジ』や『急行「北極号」』(ポーラー・エクスプレス)などの原画やモーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』習作からアーノルド・ローベルの小学校の国語教科書にも出てきた「がまくんとかえるくん」シリーズなど盛りだくさん。
そしてデイヴィット・ウィズナー(David wiesner)の原画が素晴らしかった!「セクター7」は実際の絵本とかなり色が違っていて実物に感激!
作家ブログには「2001年宇宙の旅」や「E.T.」などが掲載されています。
http://www.davidwiesner.com

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2015-09-03

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION)』"You know how to find me." クリストファー・マッカリー監督、トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、他

注・内容、台詞に触れています。
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION
監督・脚本 : クリストファー・マッカリー
脚本:ドリュー・ピアース / ウィル・ステープル
出演:トム・クルーズジェレミー・レナー
サイモン・ペッグレベッカ・ファーガソン
ヴィング・レイムスショーン・ハリスアレック・ボールドウィン

物語・正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

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予告編で使われていた輸送機ドア掴まって離陸、ぶら下がりシーンがアヴァンタイトルで出てくるとは予想外でビックリ!
しかも登場の仕方が素晴らしい。
まず草むらに現れる周囲と色があっていない隠れ蓑をつけたサイモンペッグがひょこっと顔を出す。「絶対に輸送機を離陸させてはいけない」レナーの指示。あわや飛び立つ寸前、画面端からスーツを着たイーサン・ハントがすっと現れるかっこ良さ!
ショーン・ハリス演じる本作の敵側黒幕、ソロモン・レーン。
冒頭のロンドンIMF拠点のレコード店でしっかりと試聴室にいる姿(横向き)が捉えられている。(これ、最初から気づいた人、いるのだろうか??)
顔を合わせるのは、この時だけ。あとは人を介しての遠隔ボイスだけでラストの皮肉たっぷりな台詞を交えての大団円シーンのみまで直接面と向かわせないという粋さ。
「我々はIMFだ」
「紹介しよう。彼がソロモン・レーンです」
(ちなみに彼がかけている印象的な、そして冷徹ぶりなキャラクターイメージを決定づけている眼鏡はMYKITA(マイキータ)のDECADES RUBYだそうです。)
IMF >「International Monetary Fund」(国際通貨基金 International Monetary FundもIMFですが…)
そのIMFチームは中盤まで顔を合わせることが無い。で、モロッコでのチェイスシーンでのユーモア溢れる(サイモンペッグのワーキャー助手席で叫んだ挙句の転倒→気絶→起きる瞬間のシーンが場内、ドッと笑いをよんだ場面)
謎の女スパイ、イルサ役で一躍注目のレベッカ・ファーガソン。同じスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル(『コードネームU.N.C.L.E.』『エクス・マキナ』)も時折ジャクリーン・ビセットに見える時があります。どちらもスパイ映画に出ている点も。
IMDbでチェックすると撮影中作品にスティーヴン・フリアーズ監督『Florence Foster Jenkins』(メリル・ストリープ、ヒュー・グラント共演.面白そう。公開されるかな?)
レベッカ・ファーガソンはヴィキャンデルよりも、もう少しクラシカルな雰囲気なのでイングリッド・バーグマン彷彿。
シンジケートの全容が記録されたデータファイルが保管されていた場所がモロッコとわかり、ニヤリとするイーサン・ハント。
(この辺はバーグマン、ボガード「カサブランカ」に対しての意図的な台詞?)
You  know how to find me.
「私を捜せるわね?」
晴れて自由の身となったイルサの次回作への登場も期待させる台詞。
そういえば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 でもエミリーブラントに対してこんな台詞が > Come find me when you wake up.
捜してばかりのトム・クルーズ?

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MAIN TITLE DESIGN > Filmograph
洒落ているのはEnd Title部分のクレジットがカーテンコールデザインになっていること。Soundtrack収録曲のタイトルもズバリ"Finale and Curtain Call"
(イルサ登場シーンにかかる"Turandot"「誰も寝てはならぬ」〜メインテーマ)
本編シーンをはめ込んでのオープニングタイトルシークエンスは3作目から。
END TITLE DESIGN > Matt Curtis

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公式サイト
http://www.missionimpossiblejp.jp/

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