『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION)』"You know how to find me." クリストファー・マッカリー監督、トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、他
注・内容、台詞に触れています。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
MISSION:IMPOSSIBLE ROGUE NATION
監督・脚本 : クリストファー・マッカリー
脚本:ドリュー・ピアース / ウィル・ステープル
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー
サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン
ヴィング・レイムス、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン
物語・正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”をひそかに追っていたIMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性と、3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。拷問が開始されようとしたとき、その女性は思わぬ行動に出る。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)
※Memo1
●予告編で使われていた輸送機ドア掴まって離陸、ぶら下がりシーンがアヴァンタイトルで出てくるとは予想外でビックリ!
しかも登場の仕方が素晴らしい。
まず草むらに現れる周囲と色があっていない隠れ蓑をつけたサイモンペッグがひょこっと顔を出す。「絶対に輸送機を離陸させてはいけない」レナーの指示。あわや飛び立つ寸前、画面端からスーツを着たイーサン・ハントがすっと現れるかっこ良さ!
●ショーン・ハリス演じる本作の敵側黒幕、ソロモン・レーン。
冒頭のロンドンIMF拠点のレコード店でしっかりと試聴室にいる姿(横向き)が捉えられている。(これ、最初から気づいた人、いるのだろうか??)
顔を合わせるのは、この時だけ。あとは人を介しての遠隔ボイスだけでラストの皮肉たっぷりな台詞を交えての大団円シーンのみまで直接面と向かわせないという粋さ。
「我々はIMFだ」
「紹介しよう。彼がソロモン・レーンです」
(ちなみに彼がかけている印象的な、そして冷徹ぶりなキャラクターイメージを決定づけている眼鏡はMYKITA(マイキータ)のDECADES RUBYだそうです。)
●IMF >「International Monetary Fund」(国際通貨基金 International Monetary FundもIMFですが…)
●そのIMFチームは中盤まで顔を合わせることが無い。で、モロッコでのチェイスシーンでのユーモア溢れる(サイモンペッグのワーキャー助手席で叫んだ挙句の転倒→気絶→起きる瞬間のシーンが場内、ドッと笑いをよんだ場面)
●謎の女スパイ、イルサ役で一躍注目のレベッカ・ファーガソン。同じスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル(『コードネームU.N.C.L.E.』『エクス・マキナ』)も時折ジャクリーン・ビセットに見える時があります。どちらもスパイ映画に出ている点も。
IMDbでチェックすると撮影中作品にスティーヴン・フリアーズ監督『Florence Foster Jenkins』(メリル・ストリープ、ヒュー・グラント共演.面白そう。公開されるかな?)
●レベッカ・ファーガソンはヴィキャンデルよりも、もう少しクラシカルな雰囲気なのでイングリッド・バーグマン彷彿。
シンジケートの全容が記録されたデータファイルが保管されていた場所がモロッコとわかり、ニヤリとするイーサン・ハント。
(この辺はバーグマン、ボガード「カサブランカ」に対しての意図的な台詞?)
●You know how to find me.
「私を捜せるわね?」
晴れて自由の身となったイルサの次回作への登場も期待させる台詞。
そういえば『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
でもエミリーブラントに対してこんな台詞が > Come find me when you wake up.
捜してばかりのトム・クルーズ?
※Memo2
●MAIN TITLE DESIGN > Filmograph
洒落ているのはEnd Title部分のクレジットがカーテンコールデザインになっていること。Soundtrack収録曲のタイトルもズバリ"Finale and Curtain Call"
(イルサ登場シーンにかかる"Turandot"「誰も寝てはならぬ」〜メインテーマ)
本編シーンをはめ込んでのオープニングタイトルシークエンスは3作目から。
END TITLE DESIGN > Matt Curtis
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公式サイト
http://www.missionimpossiblejp.jp/
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