『琳派 京(みやこ)を彩る』宗達、光琳、抱一「風神雷神図屏風」揃いぶみのタイミングで。
『琳派 京(みやこ)を彩る』
京都国立博物館・平成知新館
●11月の初旬。
宗達、光琳、抱一「風神雷神図屏風」揃いぶみのタイミング(10月27日〜11月8日)で見てきました。
さすがに三対揃って京都で展示されるのは75年ぶり(昭和15年←戦前!以来)ということで平日昼間でも常に30〜40分待ち。
人が映りこまないよう〜に撮ってきた写真メモレポです。
●下記は平成知新館を外側と中に入って(さらに列!!←長い廊下の、その天井)の写真。列が折り返しになっていて、たどり着いた入場口から3階まで上がり(階段もしくはエレベーターで)階下へ降りていく展示方法。
●期間中、展示替えが多くて全てを見るには2〜3回は必要(三対揃い踏みのタイミングの際は宗達の「風神雷神図」の裏側に描かれていたという抱一「夏秋草図屏風」が見られませんでした)
●「風神雷神図屏風」の展示されていた2F展示室では正面からセンター宗達、レフト抱一、ライト光琳。
まとめて並んでいるのを見ると、それぞれに100年毎の時間差があること、それぞれに師弟関係はなく「模写」によって、かたちを受け継いでいったことを思うと感慨深い。(描線の違いなども見られて眼福)
●また、全期間展示(3F展示)の「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」(本阿弥光悦筆・俵屋宗達画)の13メートル一挙前画面展示は圧巻!(巻き替え無しで展示できるスペースもスゴイですが…)
●こちら絶好の撮影スポット。
(出口を出てすぐにあります。表、裏面)
●余談ですが元々の本館(本来、特別展は常にこちらで開かれてきた。日本画ブームの出発点だった日を増すごとに入場者が増えてきた「若冲展」や「スターウォーズ展」もここでした。名称が明治古都館に変わっている)の表示が休館ではなく閉館になっているのは、少し気がかり。
琳派 京(みやこ)を彩る
琳派誕生四〇〇年記念 [特別展覧会]
http://rinpa.exhn.jp/
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