「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」そして「耳をすませば」『この男がジブリを支えた。近藤喜文展』阪急うめだギャラリー
『この男がジブリを支えた。近藤喜文展』
会場 : 阪急うめだギャラリー
●2014年地元新潟から始まった巡回展(昨年夏に香川県、秋から今年にかけては石ノ森萬画館で開催)。
やっと見ることができた!!!
「赤毛のアン」〜「名探偵ホームズ」〜途中で制作が途絶えてしまった「リトルニモ」(←パイロットフィルムあり)〜ジブリでの「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」そして「耳をすませば」
展示数500点の大ボリューム。
(量が多いので最初からジーッと見続けると後半、疲れてしまうほどの数。原画、スケッチ、ストーリーボード、キャラ設定資料、ポスター原画など)
●実現しなかった幻の作品『退魔戦記』(原作・豊田有恒)の彩色スケッチや画文集「ふとふり返ると」のスケッチに感激!(鉛筆によるスケッチとそれを元に色鉛筆で彩色された連載時の原稿と両方が展示されています)
「おもひでぽろぽろ」の口パク部分の発声に応じた口の動き、顔のシワの入れ方などが細かく指示された資料。
●実際にパラパラできる作画。
(しばらく、ずっとパラパラしてしまった!)
「もののけ姫」の刀を振り切るシーン。
その腕の動き!
「平成狸合戦ぽんぽこ」のモブシーン。
もう、狸、ひと組ひと組ごとの動きのバリエーションのすごさ、面白さ。
(↑見ているだけで楽しくなる)
●最近の展覧会定番の撮影コーナーも。
「耳をすませば」で、主役の月島雫と猫のムーンが電車の中で出逢うシーンの再現。
(電車の椅子と帽子"←2点あり"ムーンをはさんで記念撮影が可能)
5月9日(月)まで
※最終日は午後6時閉場
| 固定リンク