"Music and ROAD"『ベイビー・ドライバー(Baby Driver)』エドガー・ライト監督、アンセル・エルゴート、リリー・ジェームズ、ケヴィン・スペイシー、他
『ベイビー・ドライバー』
Baby Driver
監督: エドガー・ライト
出演・ベイビー : アンセル・エルゴート
ドク: ケヴィン・スペイシー
デボラ: リリー・ジェームズ
ダーリン: エイザ・ゴンザレス
バディ: ジョン・ハム
バッツ: ジェイミー・フォックス
他
物語・幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。(物語項、シネマトゥデイより抜群)
※Memo1
●ブログタイトルは劇中、台詞にも出てきた"Music and ROAD"で。
例えは全く違うかもしれないけれど(曲も全く関係ないけれど)ニュー・オーダーのAge Of Consent、エンディングでの一回決め打ちギターリフのようなタイミングでポイント、ポイントのリズム、止めがパチッと合ってくる。
●母からプレゼントされたのがiPod!
iPodのクリックホイールを回す音"クリクリクリッ"が懐かしくもあり、アクセントでもあり。
(これがiPhoneではちょいと違う←劇中、奪っていく車にセットアップされていたけれど、これは曲がオーケーだからクリックホイールなくても大丈夫)
●「昔を思いだした」
ケビン・スペイシー演じるボス。
もはやこれまでとなったところでアジトから逃げ出す際にミニチュアカーを鞄につめていくところをみると、かつて相当の走り屋にしてカーマニアだということがわかる一瞬のシーン。
(それにしてもおいしい、いい役だ)
●(こればっかり書いていますが、小林信彦先生の格言"映画は女優で"ということで)リリー・ジェームズが魅力的。
『シンデレラ』『高慢と偏見とゾンビ』やバーバリーの記念フィルムなど、ほとんどがコスチューム劇で、もしかして本作が初の現代劇?
それにしてもアンセル・エルゴートがめちゃくちゃ高長身なので背丈あわせが大変だったろうなぁ、と推測。
●主演、アンセル・エルゴートの身体性の抜群さ。
カーチェイスばかりと思いきや、走って走って走りまくって逃げるシーンの速さ!軽やかさ!
椅子に座っているときは、ちょっとモサーッとした感じなのが動き出すとキビキビしていて素晴らしい!
●ビックリしたポール・ウィリアムス起用は『トランザム7000』の白いスーツから、と監督インタビューで知る。
あー、それにしてもビックリした!
ウー「テキーラ!!」
※Memo2
●オープニング6分間映像。
6-Minute Opening Clip
https://www.youtube.com/watch?v=6XMuUVw7TOM
●あのダイナーや銀行、ラストシーンのロケ地はどこ?
http://www.atlasofwonders.com/2017/06/baby-driver-filming-locations.html
●15年前に制作されたMV
(監督がインタビューで答えていたけれど、この当時からカーチェイスと音楽についてのアイデアがあったということ)
Mint Royale - Blue Song
Directed by Edgar Wright
https://www.youtube.com/watch?v=dfrcZsKcVxU
●Graphics, Main & End Title DesignはMatt Curtis
イギリス絡み(ダニー・ボイル作品はほぼ全て)といえばマット・カーティス。
今年も既に『ファンタスティックビースト』『ミスペレグリン』など多数。
●衣装デザイナー は『ヘイトフル・エイト』『はじまりへの旅』『パロアルト・ストーリー』などを手がけたCourtney Hoffman
http://courtneyhoffmandesigns.com/
『ベイビー・ドライバー』オフィシャルサイト
http://www.babydriver.jp/
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