定点観測 変わる風景_1 映画館の窓口とフェスティバルホール
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『江口寿史 イラストレーション展 彼女』
明石市立文化博物館
2019年4月6日〜5月19日
新作を含む約300点のイラスト作品。
●見た!見た!見た!
見たで〜!!(←関西弁)
全展示室(1階と2階)撮影OKということで「撮った撮った撮ったよ〜!」展でもあります。
あるいは画集(印刷)ではわからない原画(線画)の勢いや止め、筆先の抜けまで見られて「眼福眼福展」でもあります。
●以下、写真メモ。
●全五章のブロックに分けての展示。
まずは等身大パネルのお出迎え。
●習作のスケッチも展示。
●拓郎さんのCD『一瞬の夏』のイラストも。
●過去ブログメモ記事
2016年『江口寿史展 KING OF POP 京都編』
京都国際マンガミュージアム
https://color-of-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/king-of-pop-214.html
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『クリスチャン・ボルタンスキー展』
Christian Boltanski
[ Lifetime ]
国立国際美術館
●2016年、東京都庭園美術館以来の大規模展覧会。
● ↓ その際の過去ブログメモ
"品のよいゴースト"
『アール・デコの花弁/ボルタンスキー』
東京都庭園美術館
https://color-of-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-562e.html
●会場によって全く趣が変わるボルタンスキー作品。
(サイズ表記が可変のもの多数)
会場展示すべてが作品であることから東京、長崎と続く展覧会がどのように変容していくのかも興味深い。
●会場で配布されたマップに撮影可能エリア(ピンク色の部分)を記載 ↓
(このガイドマップは作品紹介も兼ねていて秀逸)
マップを手がかりに会場内を歩く。
しばし、足を止め左右ぐるりと見渡して視線(動線)を戻す。
いつしか、どこにいるのかがわからなくなる時、
まさに、張り巡らされたコード類のようにうねうねと迷宮の中に吸い込まれた作品の一部となるのだ。
● ↓ 本展のために制作された「黒いモニュメント、来世」(2018)
黒い構造物の中に浮かび上がるLED電球の文字。
ふと、「ブレードランナー」的世界を思い起こした。
6月12日より国立新美術館
10月18日(予定)より長崎県美術館
クリスチャン・ボルタンスキー展覧会HP
https://boltanski2019.exhibit.jp/
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最近のタイトルデザインやロケ地をまとめて
■アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督
『アベンジャーズ/エンドゲーム(Avengers: Endgame)』
タイトルデザイン(Opening Title Sequence and Main Title Design)
PERCEPTION
http://www.experienceperception.com/titles-branding-storytelling.html
(多くのマーベル作品を手がけていますが、本作のタイトル部分動画は現時点では公開されていません)
■トラヴィス・ナイト監督
『バンブルビー(Bumblebee)』
タイトルデザイン(Main-on-End sequence)
Picturemill (エンドタイトルシークエンスの動画あり)
http://picturemill.com/bumblebee/
■ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン監督
『スパイダーマン:スパイダーバース(Spider-Man: Into the Spider-Verse)』
タイトルデザイン
OPENING LOGOS BY DEVASTUDIOS,INC.
MAIN ON END TITLES BY ALMA MATER
END CRAWL BY SCARLET LETTERS
●メインタイトルのメイキングについて「Art OF THE TITLE」の素晴らしい記事。
(動画あり)
https://www.artofthetitle.com/title/spider-man-into-the-spider-verse/
■ピーター・ファレリー監督
『グリーンブック(Green Book)』
タイトルデザイン(Main-on-end title sequence)
Filmograph
(メインロゴ、使用フォントはKarnak)
注・エンドクレジット画像で構成されています)
http://annyas.com/screenshots/updates/green-book-2018/
●エンドクレジットのベース部分の下地。
よーく見ると本編に出てくる事柄に関係していてすごく洒落ています。
■スパイク・リー監督
『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』
タイトルデザイン
Randy Balsmeyer
http://annyas.com/screenshots/updates/blackkklansman-2018/
■スティーブン・ケイプル・Jr.監督
『クリード 炎の宿敵(CREED II)』
●タイトルデザイン(Main on End Title Sequence)
yU + co (動画あり)
https://www.yuco.com/works/creed-ii
ロブ・マーシャル監督『メリー・ポピンズ リターンズ(Mary Poppins Returns)』のタイトルデザイン(Main Title Sequence Design)もyU + coによるもの
■ルカ・グァダニーノ監督
『サスペリア(Suspiria)』
タイトルデザイン(GRAPHICS AND TITLE DESIGNER)は大御所 DAN PERRI
●ダン・ペリ(DAN PERRI) その輝かしいタイトルデザインの数々。
こちらは4分40秒のインタビューとメイキング(2016年のもの)
Title Design: The Making of Movie Titles
https://www.youtube.com/watch?v=Ggw8Gqi4-Z0
●Title sequence - typography and Closing credits + The End
(注・『サスペリア』のタイトルシークエンス画像で構成されています)
http://annyas.com/screenshots/updates/suspiria-2018/
●『サスペリア』あのシーンのロケ地はどこ?
Filming Locations of Suspiria
https://www.atlasofwonders.com/2018/10/suspiria-2018-filming-location.html
■ジェームズ・ワン監督
『アクアマン(Aquaman)』
●タイトルデザイン(Main on End Title Sequence)
FILMOGRAPH
(注・エンドタイトル動画と画像あり)
http://www.filmograph.tv/project/aquaman
●あのシーンのロケ地はどこ?
https://www.atlasofwonders.com/2018/11/aquaman-filming-location-where-filmed.html
■デイミアン・チャゼル監督
『ファースト・マン(First Man)』
●タイトルデザイン(Title Design)
Shine(注・タイトルカード画像あり)
『ラ・ラ・ランド(La La Land)』タイトルデザインも
http://shinestudio.com/projects/first-man/
●使用カメラ(16mm、35mm、IMAX、レンズ)や照明(太陽を模した単一光源ライトなどいろいろ詳細)、モーションベースとLEDスクリーンのこと、そして3Dプリンターで作成されたミニチュアのことなどが記載された記事
https://ascmag.com/articles/moon-walk-first-man
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『女王陛下のお気に入り』
The Favourite
監督 : ヨルゴス・ランティモス
出演 : オリヴィア・コールマン
エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ
物語・18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王(オリヴィア・コールマン)の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来る。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)
※Memo1
●まあ癖あるヨルゴス・ランティモス監督。
その魚眼レンズの多様さ(なんとVR的な!)。
悪意ある暴露的画面。
そののぞき見世界の中での演者3人の素晴らしさ!
●ラスト、悪夢のうさぎが画面を覆い尽くす。
(何故、うさぎを飼っていたのかの趣意はまさに悪夢)
今年のアカデミー賞・衣装デザイン賞プレゼンターで登場したメリッサ・マッカーシーのうさぎ「ずりずり」ファッションには笑った(てっきりサンデー・パウエルが取るものと思ってたけど、結果は周知の通り)
※Memo2
●監督のこだわりの一貫(と思うけれど)タイトルカードやエンドクレジットでの使用フォント(多分、Copperplate)の均等幅スクエア流し込みのスタイルにも驚いた(←読みにくいけど)。
タイトルデザイン → Vasilis Marmatakis
(注・タイトルカードやエンドクレジット画像で構成されています)
http://annyas.com/screenshots/updates/the-favourite-2018-yorgos-lanthimos/
●この世界に拮抗する衣装を作り上げたサンディ・パウエル、さすがです。
黒白はっきりつけたらどないやねん(←関西弁)的な与党、野党の意図的ステレオタイプな衣装の分け方。
こちらはケンジントン宮殿での衣装展示。
https://www.hrp.org.uk/kensington-palace/explore/the-favourite-costume-display/
こちらはハンプトンコート宮殿での展示
https://www.hrp.org.uk/hampton-court-palace/explore/the-favourite-costume-display/
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