「やだ、ここから始める?」『クルエラ(Cruella)』クレイグ・ガレスピー監督、エマ・ストーン、エマ・トンプソン、マーク・ストロング、他
『クルエラ』Cruella
監督 : クレイグ・ガレスピー
エマ・ストーン
エマ・トンプソン
ジョエル・フライ
ポール・ウォルター・ハウザー
ジョン・マクリー
エミリー・ビーチャム
マーク・ストロング
※Memo1
●まさにエマ・ストーン劇場。
予備知識なしで見たので70年代 使用楽曲にいちいち反応してしまった(リスト後述)。
細かいところでは35ミリと65ミリが使用された撮影も素晴らしい。
(この質感は劇場スクリーンでこそ堪能できる!)
●「やだ、ここから始める?」
エステラ/クルエラ(エマ・ストーン)のモノローグから始まる。
しかも逆さまで 笑
「まだ1964年。女の時代はもう少し先」
学校で浮くエステラ。
この辺りをエマ・ストーンのややハスキーな声でかぶせてスムーズに綴っていく手際よさ、面白さ。
そしてロンドンでの2人と一匹(眼帯してるチワワ、カワイイ)との出会い。
●「エステラは無理。クルエラは達成する」
ふたつの人格をファッションとヘアメイク、動作、発音で見せていく。
●IMDb、RottenTomatoともに初日評価より上がっていくパターン。
見た人が増えてヴィラン誕生譚だけでは語られない作品であることが浸透し始めたのかも、と勝手に予測。
●クルエラとジャスパー、ホーレスがドナルド・E・ウェストレイクの『ホットロック』他のドートマンダーとその仲間たちのような、『アントマン』のスコット窃盗団のような、ドロンジョとドロンボー一味のような。
アーティ(ブティック店主、ファッションショー協力者)ともう一人(実は味方→)ジョンも加えるとさらに一味感が増す。
●この顔ぶれで続編も作れるなぁ。
刑務所に入ったバロネス(エマ・トンプソン)が脱獄してクルエラに復讐しようとする...って、なにやら『ピンクパンサー』シリーズのクルーゾーとドレフュス署長みたいな 笑
※Memo2
●ファッションがキー。
ということでパンフレットが写真とイラストとコラージュで彩られた新機軸スタイル。
ネタバレとなるラストシークエンスだけ最終ページに記載しているのも親切設計。
●衣装デザイナー、ジェニー・ビーヴァンのパンフレット掲載インタビューにエステラの外見の発想はニーナ・ハーゲン(!)の写真から始まったとある。
●コスチューム制作秘話。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/cruella-costume-designer-jenny-beavan-interview-cnihub
●タイトルデザイン
Main on End Titles and Newspaper Headlines Designed by ELASTIC DESIGN
End Crowl SCARLET LETTERS
●使用楽曲全リスト
Cruella soundtrack: All the songs featured in the Disney prequel movie
https://www.radiotimes.com/movies/cruella-soundtrack-music-movie/
『クルエラ』公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/cruella.html
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