2024-09-04

2024_BEST MOVIE (上半期お気に入り映画)

2024年上半期映画ベスト10
外国映画
① オッペンハイマー
② 瞳を閉じて
③ コット、はじまりの夏
④ Here
⑤ パスト ライブス/再会
⑥ 恋するプリテンダー
⑦ WAKE UP
⑧ 関心領域
⑨ 異人たち
⑩ プリシラ

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2024年上半期映画ベスト10
日本映画
① 悪は存在しない
① 夜明けのすべて
① ルックバック
④ デデデデ 前章/後章
⑤ 水深ゼロメートルから
⑥ バジーノイズ
⑦ 彼方のうた
⑧ 辰巳
⑨ 蛇の道
⑩ 碁盤切り

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2024年上半期映画ベスト10
番外編 : 配信ドラマ
① ポーカー・フェイス
① シュガー
① リプリー
④ 三体 : Netflix版
⑤ トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー
⑥ The Curse/ザ・カース
⑦ 寄生獣 グレイ
⑧ フォールアウト
⑨ スティーヴ!
⑩ SHOGUN 将軍

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2024-01-17

2023_BEST MOVIE (お気に入り映画)

2023年映画ベスト10
外国映画
① マエストロ:その音楽と愛と
① TAR/ター
① 別れる決心
④ 呪呪呪 死者をあやつるもの
⑤ 小説家の映画
⑥ キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
⑦ モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
⑧ SHE SAID/シー・セッド
⑨ 枯れ葉
⑩ テイラー・スウィフト: TET

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2023年映画ベスト10
日本映画
① キリエのうた
① ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
① 少女は卒業しない
④ リバー、流れないでよ
⑤ ほつれる
⑥ 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
⑦ コーポ・ア・コーポ
⑧ 山女
⑨ 君は放課後インソムニア
⑩ 北極百貨店のコンシェルジェさん

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2023年映画ベスト10
女性映画監督作品ベスト
あしたの少女
夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく
オマージュ
SHE SAID/シー・セッド
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
君は放課後インソムニア
モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
ポッド・ジェネレーション
波紋
ファースト・カウ
(順不同)

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2022_BEST MOVIE (お気に入り映画)

2022年映画ベスト10
外国映画 ベスト10
① トップガン マーヴェリック
② NOPE ノープ
③ 秘密の森の、その向こう
④ ユンヒへ
⑤ ドント・ウォーリー・ダーリン
⑥ X エックス
⑦ アネット
⑧ アフター・ヤン
⑨ リコリス・ピザ
⑩ グリーン・ナイト

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2022年映画ベスト10
日本映画 ベスト10
① 恋は光
② LOVE LIFE
③ ケイコ 目を澄ませて
④ ある男
⑤ かがみの孤城
⑥ ミューズは溺れない
⑦ 冬薔薇
⑧ 麻希のいる世界
⑨ マイ・ブロークン・マリコ
⑩ 四畳半タイムマシンブルース

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2022年映画ベスト10
女性映画監督作品ベスト10
(順不同)
コーダ あいのうた
秘密の森の、その向こう
ミューズは溺れない
マイ・ブロークン・マリコ
ドント・ウォーリー・ダーリン
ベルイマン島で
Ribbon
川っぺりムコリッタ
よだかの片想い
左様なら今晩は

2022年映画ベスト10
追記 :『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』(1975)『WANDA ワンダ』(1971) 日本初公開なので新作扱いなのだが、かつて日本で1966年公開となった『市民ケーン』(1941)がその年のベストテン上位に並んでいた時のことを思い出し、別枠ベスト。








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2022-09-05

2021_BEST MOVIE (お気に入り映画)

2021_BEST MOVIE (お気に入り映画)

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外国映画 ベスト10
① パワー・オブ・ザ・ドッグ
② プロミシング・ヤング・ウーマン
③ ショック・ドゥ・フューチャー
④ ドント・ルック・アップ
⑤ アメリカン・ユートピア
⑥ DUNE
⑦ 逃げた女
⑧ 最後の決闘裁判
⑨ ラストナイト・イン・ソーホー
⑩ エターナルズ

Netflixなど配信系映画は劇場鑑賞作品のみ。

外国映画
マルチバースに存在する10本
天国にちがいない
クーリエ:最高機密の運び屋
モーリタニアン 黒塗りの記録
レミニセンス
クルエラ
マグリナント
ボストン市庁舎
ハンズ・オブ・ゴッド
モンタナの目撃者
1秒先の彼女

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日本映画 ベスト10
① 子供はわかってあげない
② ひらいて
③ いとみち
④ アイの歌声を聴かせて
⑤ 光を追いかけて
⑥ 君は永遠にそいつらより若い
⑦ 偶然と想像
⑧ あのこは貴族
⑨ アーク Arc
⑩ サマーフィルムにのって

日本映画
マルチバース ベスト10
① すばらしき世界
② ドライブ・マイ・カー
③ 由宇子の天秤
④ 彼女が好きなものは
⑤ 空白
⑥ シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇
⑦ 草の響き
⑧ まともじゃないのは君も一緒
⑨ かそけきサンカヨウ
⑩ SAYONARA AMERICA

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番外編 : 2021年 タイトルデザインベスト10
カッコ内は製作もしくはプロデュース スタジオ
① プロミシング・ヤング・ウーマン(Filmograph)
② ドント・ルック・アップ(Picturemill)
③ マリグナント 狂暴な悪夢(Filmograph)

番外編 : 特別上映
アメリカン・ハニー (京都みなみ会館)
(ハル) 森田芳光監督 (シネリーブル梅田)
白蛇伝 (塚口サンサン劇場)

『アメリカン・ハニー』役名通りスター誕生となったサッシャ・レイン(サーシャ・レーン)をスクリーンで見られたことは最大の収穫。

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番外編 : 自立するパンフレット
『すばらしき世界』
(端正なデザイン、写真)
『ムーンライト・シャドウ』
(売上カードを模した”しおり”付き)
『君は永遠にそいつらより若い』
(パンフレット史上最厚 344P)
全てシナリオ付き!







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2021-02-12

NEW YEAR 2021 & 2020_BEST MOVIE (お気に入り映画)

NEW YEAR 2021 & 2020_BEST MOVIE (お気に入り映画)

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お気に入りベスト10
(邦/洋/ミックスモダン)
① Mank/マンク
② TENET テネット
③ 海辺の映画館ーキネマの玉手箱
④ ブックスマート 卒業前夜のパーティー
⑤ スパイの妻
⑥ オン・ザ・ロック
⑦ 私をくいとめて
⑧ おらおらでひとりいぐも
⑨ シカゴ7裁判
⑩ 透明人間

今年、劇場で見た映画は激減(未見多々)。
例年の洋画、日本映画、配信と分けてベスト10を作成するほども見ていないのでミックスモダンで。
配信作品は限定公開されてスクリーン鑑賞作のみ対象。

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『Mank/マンク』はスクリーンで鑑賞して「これはもう大好物のいろいろディテール堪能もの」1週間後に配信開始されるのを楽しみに待つという今までにない気分を体感。(そしてパンフレットあったら嬉しいシリーズ)
配信のみで「スクリーン鑑賞したかったなぁ」代表格がチャーリー・カウフマン監督超野心作『もう終わりにしよう。』
まさに迷い込むとはこのことだ。
もしスクリーンで見ていたらベスト10上位に入れてると思う。
apple配信ソフィア・コッポラ監督の好き好きビル・マーレイ作品『オン・ザ・ロック』
数年前に前フリのような『ビル マーレイ クリスマス(A Very Murray Christmas)』(←ラシダ・ジョーンズも出てるし)がありました。

番外 : タイトルデザイン ベスト3
①『クイーンズ・ギャンビット(The Queen's Gambit)』
Saskia Marka
②『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
Shine
③『透明人間(The Invisible Man)』
Greenhaus,GFX
次点『オールド・ガード(The Old Guard)』ANTENNA CREATIVE
最近の傾向としては配信などのTV Category関連が多い。
その中でFilm Categoryランクインの『透明人間』はやはりというかやっぱりというべき仕上がり。
Greenhaus GFXは『ワンダーウーマン(2017)』のカーテンコール エンドタイトルを制作した会社。




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2020-01-01

NEW YEAR 2020 & 2019_BEST MOVIE (お気に入り映画)

NEW YEAR 2020 & 2019_BEST MOVIE (お気に入り映画)

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2019年_お気に入りベスト10
(邦/洋/配信ミックスモダン)
① 旅のおわり、世界のはじまり
② バンブルビー
③ 蜜蜂と遠雷
④ ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
⑤ 女王陛下のお気に入り
⑥ 君と、波にのれたら
⑦ スパイダーマン スパイダーバース
⑧ ブライドストーリー
⑨ アイリッシュマン
⑩ ジョーカー

と、いうことで(現在は7月だが)2020年のニューイヤーご挨拶
2019年は後半、(いろいろあって)鑑賞数が圧倒的に落ちた。
随分前のことになる前半のことを思い出しつつお気に入りベスト10を。
1位は見た瞬間から、あー、これはいいなぁー、と思っていた
黒沢清監督の『旅のおわり、世界のはじまり
コロナ禍の前と後で印象が変わるかと思いきや、
この2020年の現時点においても、いや、今だからこそさらに素晴らしさが増している気がする。

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2019-01-03

NEW YEAR 2019 & 2018_BEST MOVIE (お気に入り洋画・日本映画)

2018年 洋画・日本映画ベスト10

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2018年_お気に入りベスト10
(邦/洋/配信ミックスモダン)
ROMA/ローマ
寝ても覚めても
③ 万引き家族
④ ア・ゴースト・ストーリー/A GHOST STORY
⑤ モリのいる場所
⑥ ペンギン・ハイウェイ
⑦ 犬ケ島
⑧ バスターのバラード
⑨ リメンバー・ミー
⑩ ボヘミアン・ラプソディ

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2018年_日本映画お気に入りベスト10
寝ても覚めても
② 万引き家族
③ モリのいる場所
④ ペンギン・ハイウェイ
⑤ 犬猿
⑥ 花筐/HANAGATAMI
⑦ 日々是好日
⑧ 愛しのアイリーン
⑨ ちはやふる 結び
⑩ 泣き虫しょったんの奇跡
次点 パンク侍、斬られて候

2018年_洋画お気に入りベスト10
ア・ゴースト・ストーリー/A GHOST STORY
② 犬ケ島
③ リメンバー・ミー
④ ボヘミアン・ラプソディ
⑤ アリー/スター誕生
⑥ ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
⑦ シェイプ・オブ・ウォーターズ
⑧ フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
⑨ ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
⑩ ファントム・スレッド
次点 アンダー・ザ・シルバーレイク

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タイトルデザイン_ベスト3
ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス(FILMOGRAPH)
② 犬ヶ島(Erica Dorn)
③ リメンバー・ミー(Laura Meyer)
括弧内は制作会社もしくはデザイナー
FILMOGRAPHはここ数年必ずベスト3入り。(『ミッション:インポッシブル/ローグネイション』『スプリット』など)。今回の『ザ・ホーンティング~』の醸しだされる物悲しさと美しさの秀逸なこと!

タイトルデザイン1位
Netflix配信『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』
FILMOGRAPHサイト/タイトル部分動画あり
http://www.filmograph.tv/project/the-haunting-of-hill-house

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2018-01-01

NEW YEAR 2018 & 2017_BEST MOVIE (お気に入り洋画・日本映画)

2017年 洋画・日本映画ベスト10

断り書き : カウリスマキ監督『希望のかなた』大林宣彦監督『花筐/HANAGATAMI』と評判の瀬々監督『8年越しの花嫁』未見

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2017年_洋画お気に入りベスト10
ダンケルク
② オクジャ/Okja
③ KUBO 二本の弦の秘密
④ ブレードランナー 2049
⑤ ラ・ラ・ランド
⑥ マリアンヌ
⑦ パターソン
⑧ カフェ・ソサエティ
⑨ 未来よ、こんにちは
⑩ パーソナルショッパー

『ダンケルク』次世代レーザーIMAXにて鑑賞。
4K配信が当たり前になっていきNHKの4K/8Kチャンネルが2018年末にはスタートする状態の中、劇場に出かけていくという醍醐味のひとつはここにあるという至福感。
(どんなに設備を整えたホームシアターでもこれは再現不可)
いつもの構築系は好みなのでどうしても1位にしてしまうノーラン監督作品(ここ数回はずっと)
2017年は周りの知人も含めポン・ジュノ監督『オクジャ/Okja』見たさにNetflix沼へ(まさにズブズブ)と突入→後述のオリジナルドラマ3本のクオリティの高さもあり2018年のラインナップ期待値込めて継続中。
大好きなライカ作品『KUBO 二本の弦の秘密』劇場公開スルーされなくてよかった!
そして、ヴィルヌーヴ監督作品としてのバランスは『メッセージ』の方になるのだろうけれど、まるで小説を読むようなリズムを持つ正編が「黒いブレードランナー」とするとこちらは「白いブレードランナー」とも呼べる(或いは対をなす)『ブレードランナー 2049』
2017年、最も多く見た『ラ・ラ・ランド』こちらもバランスは歪だけれど不思議な中毒性(ミュージカルナンバーを切り裂くiPhone着信音!なんたる挑発!挑発?)をもつ作品。
『マリアンヌ』古典的なメロドラマ骨格をゼメキス監督が現代のケレン味で描いた秀作。
『未来よ、こんにちは』イザベル・ユペール演じるナタリーがスタスタスタと前を向いて歩いて行く姿が、もうとにかくカッコイイ!この姿だけで原題のL'avenirを体現している。そしてフィルム撮影による光のゆらめきのなんと美しいこと!
『カフェ・ソサエティ』は撮ればお気に入りベストテンに入れるウディ・アレン枠。ストラーロ撮影による色め(色彩)も好み。

2017年_洋画(パラレルワールドの
もうひとりの自分が選んだ)ベスト10
(順不同)
20センチュリー・ウーマン
マンチェスター・バイ・ザ・シー
ありがとう、トニ・エルドマン
ローガン
モアナと伝説の海
サラリーマン
ベイビー・ドライバー
エル ELLE
ドリーム
SING/シング

これはこれで完結する。ベスト10とは並べてみて上下とか関係なく、しっくりくる絵面(えづら)のようなものがあると思う。仮に次の日本映画ベスト10。大林宣彦監督作品を鑑賞していてベスト10を選ぶとまるっきり違う順番になってしまいそうな気さえする。

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2017年_日本映画お気に入りベスト10
夜は短し歩けよ乙女
夜明け告げるルーのうた
③ 美しい星
④ 散歩する侵略者
⑤ 三度目の殺人
⑥ 勝手にふるえてろ
⑦ PとJK
⑧ 彼らが本気で編むときは、
⑨ あゝ荒野 前編/後編
⑩ 3月のライオン 前編/後編

1~5はご贔屓監督作品がズラリと並んだ。
湯浅政明監督の新作が続けて見られる驚きの年。そして、それは2018年年明け早々のNetflix配信『DEVILMAN crybaby』へと続いていく。
1と2はどちらも大好きな動きとテンション。湯浅監督が作ってくれたことによって普通のアニメーションにならないでよかったーと感激した『夜は短し歩けよ乙女』をちょっと贔屓めに。
1962年発表の先鋭的な三島由紀夫原作を現代に置き換えた超越脚色による『美しい星』
「もぉ、しようがないなぁー」とプンスカしながらスタスタと歩く長澤まさみが素晴らしくよかった『散歩する侵略者』
是枝監督作品とは少し趣きの違った『三度目の殺人』しかし底流には目にみえないものといったモチーフも垣間見える。
そしてそして、2017年最後に見た『勝手にふるえてろ』が超傑作。
感想ブログメモは数日後にアップ。
『あゝ荒野 前編/後編』菅田将暉(お父さん、めちゃくちゃ拓郎ファンなんですねー)の年としての代表作。

2017年_タイトルデザイン_ベスト3
スプリット(Filmograph)
アトミック・ブロンド(Ivar Edding)
ワンダーウーマン(Greenhaus GFX)

『スプリット』昨年の秀逸な『10 クローバーフィールド・レーン』タイトルデザインに続く(勝手にこう呼んでいる→)ソール・バス系デザイン。
Filmographはジェームズ・ワン監督の一連の作品や『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』カーテンコール(Curtain Call Sequence)デザインなどを手がけている。2017年は他に『ジョンウィック2』『パワーレンジャー』も。
『アトミック・ブロンド』ステンシル系フォントにグラフィティアート・スプレー処理された時代設定に合わせたデザイン。エンドタイトルの古いコンピュータ(ブラウン管タイプ)にチラツキも再現して映しだされたクレジットも秀逸。
『ワンダーウーマン』まさにガル・ガドットありきの作品に相応しいかっこ良さをもつ王道的 Main-On-End Title

2017年Netflixドラマ
ストレンジャー・シングス
ゴッドレス
マインドハンター

3作品ともに一気見してしまった傑作。
エピソードによって時間可変が可という点が一挙配信の利点。
(例えば最終話の1話前を長くしたり短くしたりと創作側が意図的なリズムを作り出せる)

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※オマケ
映画は女優でという小林信彦先生の教えに従って『ブレードランナー 2049』ジョイ役が魅力的だったアナ・デ・アルマスの他作品をNetflixでチェック。2017年末現在、キアヌ・リーヴスがノックアウトされた『ノック・ノック』と同じくキアヌ主演『エクスポーズ 暗闇の迷宮』ジョナ・ヒル主演の『ウォー・ドッグス』そして主演サスペンス『サイレント・ウェイ』(←タイトルシークエンス最高!)の4作品が配信中。

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2017-01-01

NEW YEAR 2017 & 2016_BEST MOVIE (お気に入り洋画・日本映画)

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2016年 洋画・日本映画ベスト10

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2016年_お気に入りベスト10 (邦洋ミックスモダン)
この世界の片隅に
ダゲレオタイプの女
キャロル
④ 永い言い訳
⑤ ブルックリン
⑥ シング・ストリート
⑦ ソング・オブ・ザ・シー
⑧ シン・ゴジラ
⑨ リップヴァンウィンクルの花嫁
⑩ 教授のおかしな妄想殺人
次点・ちはやふる上の句/下の句

『キャロル』『ダゲレオタイプの女』そして年末に「映画術」ドキュメンタリー『ヒッチコック/トリュフォー』と『めまい』4K上映と結果ヒッチコック三昧な1年。
日本映画は近年稀にみる激戦。
それも超ヒット作から小品ながら衝撃的なものまで、さらには映画史に残る傑作も誕生した。

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2016年_洋画お気に入りベスト10
キャロル
② ダゲレオタイプの女
③ ブルックリン
④ シング・ストリート
⑤ ソング・オブ・ザ・シー
⑥ ブリッジ・オブ・スパイ
⑦ トランボ
⑧ イレブン・ミニッツ
⑨ ハドソン川の奇跡
⑩ 教授のおかしな妄想殺人
次点・スポットライト 世紀のスクープ

ちなみに10位は例年通りのウディ・アレン枠 (新作が公開されれば無条件ベスト10入り。)
或いはエマ・ストーン枠?2017年は見る前からベスト10入り確定の『ラ・ラ・ランド』もあるし( ╹◡╹ )
さらに、そういう意味で言えばイーストウッド枠、 スピルバーグ枠(『BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』もよかった!エンドクレジットの"For our Melissa"にジーンとした)もあるに等しいかも…。
『ダゲレオタイプの女』はフランス映画扱いということで洋画お気に入りベスト10に。
ミックスモダンと洋画のみとでは順番を入れ替えてみた。
(『エクス・マキナ』は昨年の変則ベスト10で1位にあげているので、今年はあえて外しました)

2016年_日本映画お気に入りベスト10
この世界の片隅に
② 永い言い訳
③ シン・ゴジラ
④ ちはやふる上の句/下の句
⑤ リップヴァンウィンクルの花嫁
⑥ ふきげんな過去
⑦ モヒカン故郷に帰る
⑧ 淵に立つ
⑨ 葛城事件
⑩ 海よりもまだ深く
次点・君の名は。

11月に突如『この世界の片隅に』の登場でそれまでイメージしていた、こんな感じかな?と思っていたベスト10の骨格自体がぐらぐらと覆されてしまうほどの衝撃度。
『君の名は。』は時間が経過してみないとわからないので再考ということでとりあえずの次点。 他に気分によって入れ替え作品として『聖の青春』『湯を沸かすほどの熱い愛』
『ローグ・ワン』は時間が経った方がお気に入り、というか好きになるタイプの映画かも?と予想

2016年_タイトルデザイン_ベスト3
10 クローバーフィールド・レーン(Filmograph)
クリムゾン・ピーク(IAMSTATIC)
デッドプール(Blur Studio)

10 クローバーフィールド・レーン』は2015年『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』カーテンコールシークエンスを作ったFilmographが、いわゆるソール・バス系(という呼称は正確ではないが)のシンプルなデザインが好みで1位に。『クリムゾン・ピーク』は作品世界そのままにブレのない美しさで。
デッドプール』は作品のノリを最初から決定づけるツッコミオープニングタイトルに。
そして2016年も多くの作品にMatt Curtisの名前があがっていた。
日本映画だとファンタジスタ歌麻呂による『ちはやふる』のタイトル部分のアニメーションが最高!
http://fantasistautamaro.com/CHIHAYAFURU

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2016-01-01

NEW YEAR 2016 & 2015_BEST MOVIE (お気に入り洋画・日本映画)

Cinema_2016

2015年_洋画・日本映画ベスト10

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2015年_洋画お気に入りベスト10
(ベストテンは2種類、1位は4種類)
・次元違いのベスト1
マッドマックス 怒りのデス・ロード
・宇宙違いのベスト1
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・公開していたら間違いなくベスト1
エクス・マキナ
・お気に入りベスト10
ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール
② ミッション : インポッシブル/ローグ・ネイション
③ アントマン
④ 草原の実験
⑤ トゥモローランド
⑥ はじまりのうた
⑦ ラブ&マーシー 終わらないメロディー
⑧ アデライン、100年目の恋
⑨ 薄氷の殺人
⑩ マジック・イン・ムーンライト
次点・マイ・ファニー・レディ

2015年_洋画(パラレルワールドの
もうひとりの自分が選んだ)ベスト10

(順不同)
雪の轍
サンドラの週末
イマジン
フレンチアルプスで起きたこと
黒衣の刺客
サンローラン
アメリカン・スナイパー
アンジェリカの誘惑
さらば、愛の言葉よ
クリード チャンプを継ぐ男

さささっと選んだパラレルワールド・もうひとりの自分が選んだ洋画ベスト10がきれいな並びになっていたりもして不思議。
「イマジン」のラストはホント、好きだなー。(「アラビアのロレンス」のシナイ半島を横断してスエズ運河に到着した時の"あのシーン"のようだった!)
オリヴェイラ監督作品は(誰もがそう感じるように)シーン、シーンが全て絵画のようにきまっていて、まさに目のごちそう。

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2015年_日本映画お気に入りベスト10
海街Diary
② 岸辺の旅
③ 幕が上がる
④ 味園ユニバース
⑤ さよなら歌舞伎町
⑥ 百日紅~Miss HOKUSAI~
⑦ あん
⑧ 花とアリス殺人事件
⑨ バクマン
⑩ 百円の恋
次点・ロマンス

洋画は近年稀にみる難題。
起点の場所に折り返して戻って行く"行きて戻りし物語"をアクションで紡ぐ巨大な一本の映像の詩『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をベスト10にはめ込むと他が納まらなくなるという稀な事態。
さらに困ったのが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』んー、どこに!?置けば…。(見事なブリッジと新しいキャスティングの魅力をここまでバランスよく配されると一位でもいい感じ…と、いうことで宇宙違いのベスト1に)

そして(小林信彦さん曰く"女優で見るか監督で見るか"で振り返ると)女優の年。
『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』で『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』以来、ピタリときた役のエミリー・ブラウニング、『コードネーム U.N.C.L.E.』『エクス・マキナ』アリシア・ヴィキャンデルと『ミッション・インポッシブル/RN』レベッカ・ファーガソンのスウェーデン出身のふたり、『マイ・ファニー・レディ』で魅力開花した(というか初めて、そのコメディエンヌぶりを知った)イモージェン・プーツ、『アデライン、100年目の恋』ブレイク・ライヴリー、そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』デイジー・リドリーの身体性の高さ(走り方、抜群!)

是枝裕和監督『海街diary』に続いて最近読んだばかりの 綿矢りさ『手のひらの京(みやこ)』(新潮2016年1月号) とまもなく放送の木皿泉・脚本『富士ファミリー』(2016年1月2日放送)と3(4)姉妹ものが繋がっている最近。

幕が上がる、味園ユニバース、さよなら歌舞伎町と並べると三作とも経緯は知らないけれども(おそらく)最初にキャスティングオーダーがあって、それを見事に作品として昇華させた監督の手腕に。

日本映画お気に入りベスト10から(おそらく数々の映画ベストテンに入ってくるであろうことが予測できる、そして確かに力強い作品も多いが)意図的に外した作品が多々。それは、また時間経過した時の来年、再来年に再考。

2015年_タイトルデザイン_ベスト3
エクス・マキナ(Matt Curtis)
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(Filmograph)
トゥモローランド(yU+co)
Matt Curtisは「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」「博士と彼女のセオリー」など超多作ということも含めて1位。「ミッション:インポッシブル/RN」はカーテンコール・シークエンスとしてのタイトルデザインのかっこよさに(←Matt Curtisもかかわっている)。「トゥモローランド」はレトロフューチャー・モダンなアニメーションがピッタリのデザインに。

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