2021-10-24

『DUNE/デューン 砂の惑星(DUNE: PART ONE)』ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、他

デューン 砂の惑星
DUNE: PART ONE

監督 : ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 : ティモシー・シャラメ
レベッカ・ファーガソン
オスカー・アイザック
ジョシュ・ブローリン
ステラン・スカルスガルド
ジェイソン・モモア
ハビエル・バルデム
ゼンデイヤ、他


Dune001




Dreams are messages from the deep.




Memo1
キャスティングが素晴らしい。
予備知識を入れずに見たので「エッ?!この人がこの役を」と驚くことしきり。
(特にシャーロット・ランプリング)
冒頭、眠くなるかなぁと思って見ていたドラマ部分の丁寧さは、むしろ好感。
このテイストのまま完結してほしい。
予定されている3部作+女性だけの組織ベネ・ゲセリットの事を描くドラマシリーズ。(まさに後述、女性側のストーリー)
いわゆる、英雄・貴種流離譚。
ティモシー・シャラメ演じる主人公、ポール・アトレイデス。
登場した時のシルエットの細さがプリンスであり、のち(PART TWO)に展開される砂漠の民フレメンのリーダーたる姿への変容を考えても、よい配役。
随分、昔に原作読んだので忘れてたけど惑星生態学者カインズ博士が女性に変更されていた。
母、教母、博士、フレメンのチャニ。
インタビューでも「女性側のストーリーを語るんだ」と答えている通り、やはりヴィルヌーヴの作家性が滲み出た作品となっている。
特に母、ジェシカのポールに対する視線は独特だ(続きで何か原作と変えるかも?)
『アラビアのロレンス(Lawrence of Arabia)』との類似。
(これは他作品含め監督自身も発言している)
「砂漠では2種類の生き物しか楽しめない。ベドウィンと神々だ」
ドライデン顧問(クロード・レインズ)の台詞。
デューンでのフレメンはまさにベドウィンだ。
アカバ攻略の際の死の砂漠横断とアラキス山脈へ抜けるために越える砂嵐(コリオリの嵐)やロレンスが初めて人を殺すことになるガシムとの件(くだり)と「今まで、誰も殺していない」と言うポールが挑まれる決闘。それによって部族に受け入れられる展開。

ラスト、サンドワームを乗りこなしているフレメンの姿を横目に移動を開始するポール、ジェシカとフレメンたち。チャニ(ゼンデイヤ)の台詞にあるとおり「始まったばかり

Dune002

Memo2
タイトルデザイン > PRODIGAL PICTURES / DANNY YOUNT
(現時点でタイトル動画なし。以前、手がけたブレードランナー2049 スタジオロゴなど有り
https://prodigalpictures.com/work/
Crafting Music & Creating the World of Arrakis in Dune | Discover it in Dolby Cinema
3分45秒あたりからサンドワーム出現シーン
https://www.youtube.com/watch?v=od0w9OhvFI0
(一度、アナログ化) ノーラン監督が行っているフィルム撮影ではなく、この工程で行われている。
→Alexa IMAXカメラによるデジタル撮影→編集→ポスプロでデジタル映像をフィルム撮影→ネガを作成→そのネガをスキャンし直してデジタル形式に戻す。
ICGMagazine October 2021 Digital Edition
32P-49Pにわたって『DUNE』特集。
(無料で閲覧できます)
https://www.icgmagazine.com/web/october-2021-digital-edition/
オーニソプター(Ornithopter)の図面、出ていないかと検索するも今のところなし。
7人乗りと2人乗りでデザインが違うのもよい。(実際、この実物サイズを製作したらしいオーニソプターを見られただけで入場料の元は取った、と思ったぐらい。まあ見た感じがアレとかアレに似てるという指摘も多々ありそうだけれど、インダストリアルデザインとして実物が作れるぐらいに細部が美しい)
あのロケ地はどこ?
Where was Dune filmed? Guide to All the Filming Locations
(アトレイデス家の拠点、惑星カラダン > ノルウェーのKinn (island) 大きな二股の岩、など対比して掲載)
https://www.atlasofwonders.com/2021/10/where-was-dune-filmed.html

余談 >>>
ティモシー・シャラメが昨年8月の追加撮影の時にオスカー・アイザックらと『狼たちの午後』を一緒に観た話、好き。

Dune003

Memo3
『DUNE/デューン 砂の惑星』
パンフレット
「ブレードランナー2049」と同一判型/40P
人物相関図、キーワード、監督&ティモシー・シャラメ/クロストーク、キャストインタビュー。DUNE HISTORY、批評、コラム、プロダクションノート、など。

Dune

Memo4
デイヴィッド・リンチ監督『砂の惑星(Dune)』(1984年)
タイトルデザイン
(Title Lettering by : Robert Schaefer /Titles by : Title House)

Dune1984

4:3アスペクトのアラン・スミシー版『デューン/砂の惑星』(2枚組)引っ張り出してきて見てみた。プロローグ。6041年皇帝支配が始まる以前のことが紙芝居で語られる。本編始まってもナレーションでつないでダイジェスト、見てるみたい。(でも予習、復習には最適かも??)いわゆるデイヴィッド・リンチ監督版を189分のテレビ放映用に再編集したもの。トラブルからアラン・スミシー名義に。


これはSF大作ではない。どちらかというとアートフィルムだと思う。そう言った意味でもヨハン・ヨハンソンの不在は大きい。おそらくワーナー側の思惑からのハンス・ジマーでは?とも思ってしまう。鳴りすぎ感は否めない。ピッタリの楽曲も多いので、その点残念。大振りな構図とミニマムさの狭間がヴィルヌーヴ監督の持ち味。
ワーナー側が(うっすら)発言している通り「パッケージとしてのデューン」の価値がポイント。なのでHBO Maxで製作されると思われるドラマシリーズは、ヴィルヌーヴ監督はショーランナーだけを務めてアクションやドラマツルギーに長けた別監督が起用され、アートフィルムDUNE: PART TWOと合わせて世界観が増幅されるのでは?と、勝手に推測・夢想する。




 













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2021-10-21

『最後の決闘裁判(The Last Duel)』リドリー・スコット監督、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ジョディ・カマー、ベン・アフレック、他

最後の決闘裁判
The Last Duel

監督 : リドリースコット
脚本 : ニコール・ホロフセナー
ベン・アフレック
マット・デイモン
出演 : マット・デイモン
アダム・ドライバー
ジョディ・カマー
ベン・アフレック

Duel

Memo1
各章タイトルカードの出し方(見せ方)が(ある意味)答え。
(10月16日にtwitterへの短評ポストに掲載)
しかも「羅生門」的骨格を利用した「藪の中」ではない現代に問う物語。
巧妙に編まれた脚本。
完璧なキャスティング。
とりわけマルグリットを演じたジョディ・カマーが素晴らしい。
各章、自分の証言部分含め表情、台詞の言い回し、立ち位置、レイプシーンでのル・グリが押し入ってからの明らかに違う動線(2章、3章)を全てを演じ分けている。
冒頭、手伝ってもらいながら着替えているマルグリット。
観客はここでは何が描かれているのかが、わからない。
連れられて台上にあげられる。
そこで初めてタイトルの決闘裁判が行われる場所だということが判明し各章へと移る。
導入部分として凄い。
さらに各章の時間配分がダレることがないようにスピードが上がっていく構成も見事だ。
ジョディ・カマー次回作は再びリドリー・スコット監督。
アナウンスされているリドリースコット監督5本の予定作中の1本、ホアキン・フェニックスがナポレオンを演じる『Kitbag』と、いうことはジョゼフィーヌ役(これは、見たい)
先に記したタイトルカード(第1章、第2章、とそれぞれの物語、或いは言い分。第3章のみ「真実」が画面上に残り、ある意味これが「本当の証言」と強調している。)
ネタバレとは言わないが、見る人それぞれの「発見」の楽しみを奪うかもしれないので鉤括弧付きで(ある意味)と書いたのは本作が「真実」を追求する物語ではないからだ。
暴行は行われたし、3人の人物像もそのままだと思う。
今も変わらぬ男性社会、家父長制に対してのあえて声高ではないように編まれた、しかし確実に心に残る、突き刺さるメッセージ。
当時(14世紀)は、というより夫であるジャン・ド・カルージュの妻、女性に対しての「モノ・所有物」扱いも酷い。勝者となったのち「まるで見世物のように」マルグリットの手を挙げ群衆に晒し者のように引き廻すのだから…
(同じように友人や周囲の人々の裏切り、陰口、事勿れ主義も)

疑問 : ジャン・ド・カルージュの母親がマルグリットをひとりだけ置いて出かけたのは、何か理由があったのか?(ただの嫌がらせだとは思うけれど、ついつい、ル・グリとグル?申し合わせ?とか思ってしまう)
(参考原作、未読なのでこの辺りが書かれているかは不明。見当違い甚だしいかも、です)

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(下記、キネ旬記事より)
1幕と2幕をマット・デイモンとベン・アフレック、3幕を女性の観点からということでニコール・ホロフセナー、と分けて書かれたことも成功の要因だろうなぁ。
それにしても脚本、6週間で書き上げたとは。
キネ旬11月上旬特別号にリドリー・スコット×ジョディ・カマー、ニコール・ホロフセナー×マット・デイモン×ベン・アフレック 脚本家インタビューと作品評(大森さわこ)
パンフレットがないだけに貴重。(敬称略)
このインタビューの締めくくりのベンアフレックの言葉。
「3幕とも描かれているのは明らかにレイプなんだ。何が違うかというとル・グリに取っては、それがレイプだという認識がない、ということ〜中略〜これは反騎士道的な物語なんだ。」

Memo2
タイトルデザイン(Main & End titles)は Matt Curtis
音楽のハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。あまり聞き覚えがないので調べてみると「メタルギアソリッド」シリーズへの共同参加。リドリー・スコット監督とは「プロメテウス」「オデッセイ」ベン・アフレックの監督作品「ザ・タウン」「夜に生きる」も。
『プロメテウス』から次回作『ハウス・オブ・グッチ』まで全てダリウス・ウォルスキーによる撮影。リドリー・スコット監督は決まった撮影監督を得たことによってイメージにあったシーンを作れるようになったのかも。
(本作からの初4K撮影着手も)
「ここは広角で」「ダイナミックさが肝心」指示を出し、マーカーで絵コンテを描くリドリー・スコット監督。
メイキング映像。
https://www.youtube.com/watch?v=ckAWcnthAnE






 

 



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2021-10-02

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)』キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、アナ・デ・アルマス、ラミ・マレック、レイフ・ファインズ、他

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
007/No Time to Die

監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ
出演 : 
ダニエル・クレイグ
ラミ・マレック
レア・セドゥ
ラシャーナ・リンチ
ベン・ウィショー
アナ・デ・アルマス
ナオミ・ハリス
ジェフリー・ライト
クリストフ・ヴァルツ
レイフ・ファインズ


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Memo1
最後のダニエル・クレイグによるジェーム・ズボンド。
今までシリーズとして演じるものが変わっても決して死ぬことはなかったボンドの死。(原作小説で行方不明のまま、のような記載もあったが)
全体を覆ったテーマ。
台詞でも出てくる。
「後ろを気にしている」
「過去に追われている」
長いアヴァン。
マドレーヌとのイタリア、マテーラでの蜜月とヴェスパーへの別れ。爆発。
「過去からは逃れられない」

新しい007となったノーミと「この台詞」
「00…?」
(エージェントNoを聞くボンド)
「007」
「永久欠番だと思ってた?」
「ただの数字だ」
アナ・デ・アルマス演じる新米CIAエージェント、パロマ。
飲んで撃ちまくり蹴りまくる暴れっぷりが楽しい。
おっ?!今回はこの「陽」の展開で、と期待していたら標的であるロシア科学者オブルチェフ救出し終えたらジャマイカ・キューバシークエンスは終わり。
「私はここまで」
ドアをバタンと閉めたら本当に終わった。
確実に必要な技術でボンドとMI6をサポートし続ける「Q」例によって巻き込まれつつ「しようがないなぁ」と楽しんでいるように見えるベン・ウィショーは最高だ。
(パロマの「新米はつらいよ・エージェントパロマの長い1日」みたいなスピンオフも有りだが「Q」も面白いスピンオフ、可能なのでは?)
いろいろラストだがジェフリー・ライトが演じてきたCIA局員フェリックス・ライター。(カジノロワイヤルから本作まで)とも本作でお別れ。シガーのことも描かれる。(亡くなることが判っていたら…もう一回、ジャマイカでのやり取り見る)
ボンドがイタリアで襲われたのはマドレーヌの裏切りと勘違いしての、列車での別れ。マドレーヌがそっとお腹をおさえるシーンがあったので、もしや?と思ったら、その通りの展開だった。
やはりヴィランが弱い。
これは007シリーズ、いつものことのように思う。スペクターと本作でのブロフェルド、サフィン。「スペクター」の時も思ったがシルエットで浮かんだブロフェルドの小物感は「う〜ん」と首を捻ったし、サフィンは能面を付けた異形感からか、まだマシな気もした。あと、マドレーヌを助けたこととマドレーヌの娘をあっさり逃したことの心境繋がりがもう少し判りやすければ、とも。

人間味溢れるボンドを描いてきたクレイグ版。
ファミリーを手に入れる。
(朝食の林檎をむく場面。あとで思うと最後の家族が揃ったシーン)
そして、ラストでは死。
過去作からすると「禁じ手」とも言える全てを包み込んで終幕。
これは「イアン・フレミング原作、ダニエル・クレイグによるジェームズ・ボンド」5作品の完結であって、エンドクレジット後に出る「ジェームズ・ボンドは帰ってくる」がシリーズの立ち位置だと思う。
ジェイソン・ボーンやミッション・インポッシブルがシリーズで上映されている時代のボンド。
いつの時代も、その時々の時流(カンフーとか宇宙とかネーミングとか)や社会背景を飲み込んで映画化されてきていることを思うと至極まっとうな有り様だったと思う。
ひとつのシリーズとして完璧なエンディング。


ナノボットは実際にガン治療などへの期待が寄せられている合成テクノロジー技術。分子・原子・DNAレベルでの物質再構築が可能。これは、言うならば「何でもつくれる」ことになったと言える究極の技術。故に本作のように究極の兵器に転用されてしまうこともあり得る。それによって、ラスト。ボンドはサフィンが「これはマドレーヌへの保険」と手にしていたキーホルダーに仕込まれたナノボットの液体を格闘の最中、割って体に浴びてしまうこととなる。
確かに、二度とマドレーヌと娘に合わなければ彼女へナノボット液体は転写されないが、それより選んだ道は全てを終わらせること。地球上に、この兵器を残さないこと。そしてマドレーヌと自分の娘に”過去から追われること”がないように、と。

「ブルーの瞳よ」
「知ってる」



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Memo2
爆発で耳がキーン。
これは音に対して。一瞬、衝撃で聞こえなくなりボンドの声もくぐもって聴こえる効果。
Dolby Atmos、綺麗に分離して聴こえた。
これ、フォーマットによっていろいろ変わるのかなぁ。
(『ソーシャルネットワーク』クラブシーンで大きく唸る音楽とテーブルで交わす会話がはっきり聴こえた分離以来かも)
タイトルデザインはダニエル・クライマン(Daniel Kleinman)
007初期作品から有名なタイトルシークエンスを創り上げてきたソール・バスと列ぶ大御所、モーリス・ビンダーから引き継いだシリーズも本作で8作品目。
こちらはRATTLING STICK.スタジオサイト。
前作「スペクター」までのタイトルシークエンス動画あり(その他作品含む)
https://www.rattlingstick.com/film-tv/


追記 : キャリー・ジョージ・フクナガってエマ・ストーン、ジョナ・ヒル『マニアック』 の監督って、今気づいた。
21世紀の「カッコーの巣の上で」みたいで瞑想しながら迷走しててよかったけどなぁ。本作のちょっとバラけた感じは、ここからかも。







 

 

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2021-08-28

『オールド(Old)』M・ナイト・シャマラン監督、ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープス、トーマサイン・マッケンジー、他

オールド
OLD
注 : 内容、ラストに盛大に触れています。グラフィックノベル原作は未読。

監督 : M・ナイト・シャマラン
原作 : フレデリック・ペータース
出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル
ヴィッキー・クリープス
ルーファス・シーウェル
アレックス・ウルフ
トーマサイン・マッケンジー、他

Old001

Memo1
さて、今回の「わくわくシャマランランド」は「どっちのシャマランショー」
30分で1年が過ぎる岸壁に囲まれた謎のビーチ。
限定された空間。招待された人々はどこか妙な言動やそぶり。
砂浜に先に訪れていた人が座っている。
もう、その設定だけでシャマランランドである。特に限定空間。
(ヴィレッジもサインもスプリットも)
さらにホテルに到着したガイとプリスカ夫妻、二人の子供を出迎えた際のマネージャーとアテンダー。もう見るからに胡散臭い笑みをもらして「ようこそ」「先にお聞きしたお好みに合わせて作ったスペシャルカクテルでございます」
(これが、キーアイテム)
案内されたビーチへの運転手が(お馴染み)シャマラン監督。
車を止めてビーチへの道へ入っていくところに謎の石が四つ。(ここが境界、目印)
未来志向のガイと後ろ向き過去にこだわるプリスカ(仕事が博物館員)。
それ故に(別の理由にプリスカは腫瘍がある)喧嘩が絶えない。
そして、招待されていた他の人たち。
最初からビーチにいたラッパーのミッドサイズ・セダンは血が止まらない病気。ドクターのチャールズは記憶障害とそこから引き起こされる妄想。その妻は骨に異常がある(後半の折れては治り、折れては治りで「遊星からの物体X」状態で迫ってくるシーン..怖っ)。パトリシアはホテル到着時にも起こっていた癲癇(てんかん)。
プリスカは前述の腫瘍(怖いのは時間が早く進むため良性だった腫瘍が悪性になり、みるみる大きくなっていくところ。傷が直ぐに治るところを逆手にとってドクターに手術を施してもらって助かる)
その後、夫は目が見えなくなっていきプリスカは耳が聞こえなくなる(これは老衰?後述・薬の副作用?)
徐々に老いていく二人。
寄り添いながら…
「今、ここの場所がいい」

Old002

Memo2
脱出手段
元の道を引き返すと身体が対応できずに気絶してしまう。
周囲を岸壁。登ってくが、やはり上に行くに従って身体が順応できず15歳になったチャールズの娘は落下してしまう。
海からの脱出。波が荒いが泳ぎが得意だということでジャリンが試みるが同じ結果に…
6歳から中年(24時間で48歳なので、丸一日経っていないとして40歳前後?)を体験するガイとプリスカ夫妻の子供、トレントとマドックス。
到着時に知り合ったホテルマネージャーの甥っ子(ん?!甥っ子?)から、もらった暗号が脱出のヒントに。
「叔父さんは珊瑚礁が嫌い」
(マドックスが思いついていた金属で身体全体を覆えばビーチと外界との耐性が緩むはず)
珊瑚を潜っていけば…
やがて判明する製薬会社による治験会場としてのビーチの意味。
確かに新薬の治験に必要な時間は何年もの年数がかかるが、このビーチでは二日間でほとんどの人が亡くなってしまう。まさにうってつけな訳だ。
(ウェルカムドリンクが新薬)
時折、山の上に見えていたのは製薬会社の監視者(シャマラン監督、オイシイ役)
どんでん返し云々がずっと言われ続けるシャマラン監督だが実際は、そんなに驚くような「ちゃぶ台返し」や「オチ」がある作品ばかりではなく、ほとんどが途中の見せ方に魅力がある。
本作は、そう言った意味でも正攻法の語り口で飽きずにラストまで見られて面白かった。
(何故?このようなビーチが…については、まあ、そういう場所があったというぐらいで良いと思う。何でもかんでも説明付き過ぎると理詰めになりかねないので)
磁場がテロメアに直接作用、とかいろいろ理由は作れそうですけど。

Old

Memo3
スプリット、ミスターガラスに続いてFilmographによるタイトルデザイン(Main Title Sequence & Main on End Title Sequence)。文字によるモーショングラフィック・タイトルシークエンスが最近のシャマラン傾向。
他の監督作品に先日公開「プロミシング・ヤング・ウーマン」やジェームズ・ワン監督関連多数。
タイトル部分の動画あり
http://www.filmograph.tv/project/old
撮影監督もスプリット、ミスターガラスに引き続きマイク・ジオラキス。「イット・フォローズ」「アス」なども。こちらもシャマラン監督に合ったルック。顔の撮り方がよいなぁ。あとスコープサイズの使い方。
『DVD&動画配信でーた』シャマラン監督・興収&批評&自己愛の変遷グラフが「いつみても波乱万丈」みたいだ。
シャマラン監督twitterをたどると2020年9月27日が撮影ファーストショットの日になっている。それから考えると1年足らずでポスプロ含め、完成させているのだから結構早いかも。
マーロンブランドとジャックニコルソンが出ていた映画。判った人はスクリーンに向かって、それ「ミズーリブレイク」やー、って呟いたと思う。(タイトルの意味がミズーリ川流域のエリアを指しているので、ビーチと関連してチャールズが記憶の底から思い出したのかも?)









 

 

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2021-06-06

「やだ、ここから始める?」『クルエラ(Cruella)』クレイグ・ガレスピー監督、エマ・ストーン、エマ・トンプソン、マーク・ストロング、他

クルエラCruella

監督 : クレイグ・ガレスピー

エマ・ストーン
エマ・トンプソン
ジョエル・フライ
ポール・ウォルター・ハウザー
ジョン・マクリー
エミリー・ビーチャム
マーク・ストロング

Cr1

Memo1
まさにエマ・ストーン劇場
予備知識なしで見たので70年代 使用楽曲にいちいち反応してしまった(リスト後述)。
細かいところでは35ミリと65ミリが使用された撮影も素晴らしい。
(この質感は劇場スクリーンでこそ堪能できる!)
「やだ、ここから始める?」
エステラ/クルエラ(エマ・ストーン)のモノローグから始まる。
しかも逆さまで 笑
「まだ1964年。女の時代はもう少し先」
学校で浮くエステラ。
この辺りをエマ・ストーンのややハスキーな声でかぶせてスムーズに綴っていく手際よさ、面白さ。
そしてロンドンでの2人と一匹(眼帯してるチワワ、カワイイ)との出会い。
「エステラは無理。クルエラは達成する」
ふたつの人格をファッションとヘアメイク、動作、発音で見せていく。
IMDb、RottenTomatoともに初日評価より上がっていくパターン。
見た人が増えてヴィラン誕生譚だけでは語られない作品であることが浸透し始めたのかも、と勝手に予測。
クルエラとジャスパー、ホーレスがドナルド・E・ウェストレイクの『ホットロック』他のドートマンダーとその仲間たちのような、『アントマン』のスコット窃盗団のような、ドロンジョとドロンボー一味のような。
アーティ(ブティック店主、ファッションショー協力者)ともう一人(実は味方→)ジョンも加えるとさらに一味感が増す。
この顔ぶれで続編も作れるなぁ。
刑務所に入ったバロネス(エマ・トンプソン)が脱獄してクルエラに復讐しようとする...って、なにやら『ピンクパンサー』シリーズのクルーゾーとドレフュス署長みたいな 笑


Cruella_p
Memo2
ファッションがキー。
ということでパンフレットが写真とイラストとコラージュで彩られた新機軸スタイル。
ネタバレとなるラストシークエンスだけ最終ページに記載しているのも親切設計。
衣装デザイナー、ジェニー・ビーヴァンのパンフレット掲載インタビューにエステラの外見の発想はニーナ・ハーゲン(!)の写真から始まったとある。
コスチューム制作秘話。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/cruella-costume-designer-jenny-beavan-interview-cnihub
タイトルデザイン
Main on End Titles and Newspaper Headlines Designed by ELASTIC DESIGN
End Crowl SCARLET LETTERS
使用楽曲全リスト
Cruella soundtrack: All the songs featured in the Disney prequel movie
https://www.radiotimes.com/movies/cruella-soundtrack-music-movie/

『クルエラ』公式サイト
https://www.disney.co.jp/movie/cruella.html




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2021-02-26

映画チラシあれこれ『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』のこと、他

映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』と持っているチラシとで答え合わせ(とは言わないか)。
600作品中、200〜300作品ぐらい。
70年代のものは館名後刷りトンボ付きが多くセンター束のような状態。
それにしても凄い量と質だ。ますます畏敬の念。
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まもなくデジタルリマスター版が上映される『マンディンゴ(Mandingo)』公開時のチラシ(檜垣紀六氏デザイン)
続編『ドラム(DRUM)』未使用前売り券。
それぞれリチャード・フライシャー監督スティーヴ・カーヴァー監督
原作は2作品ともカイル・オンストット。
Man1_f
Man2_f

ここからはデザイナーは別ですが、相対的に珍しい映画チラシを順次アップ予定。
初見チラシ劇場ブログ版_1
ノスタルジア
アンドレイ・タルコフスキー監督
於 : 梅田コマ・シルバー
旧・梅田コマ劇場併設の映画館。1Fはコマ・シルバー、地下にコマ・ゴールド。
タルコフスキー監督作品を一般の映画館で見たのは初めて。
No1_f
No2_f
こちらは『ストーカー』
旧・フェスティバルホールでの限定公開。
(3000名近い収容のホールというあたりが凄いですが)
Cta
『惑星ソラリス』『鏡』は、そのフェスティバルホール地下にあったSABホール(名称はリサイタルホールに変更、600名収容)





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2019-07-08

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla: King of the Monsters)』マイケル・ドハティ監督、カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、サリー・ホーキンス、渡辺謙、他

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
Godzilla: King of the Monsters

監督 : マイケル・ドハティ
出演 : カイル・チャンドラー
ヴェラ・ファーミガ
ミリー・ボビー・ブラウン
サリー・ホーキンス
渡辺謙チャン・ツィイー

物語・神話の時代に生息していた怪獣のモスラ、ラドン、キングギドラが復活する。彼らとゴジラとの戦いを食い止め世界の破滅を防ごうと、生物学者の芹沢(渡辺謙)やヴィヴィアン(サリー・ホーキンス)、考古人類学者のアイリーン(チャン・ツィイー)らが所属する、未確認生物特務機関モナークが動き出す。(物語項、シネマトゥディより抜粋)

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Memo1
金子修介版ゴジラ『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』の立場逆バージョン
それにしてもモナークという響きがなんとも可愛らしいというかブルボンのお菓子みたいなというか…まあ、最も近いのは「そごう」のロゴを横にしたらこうなったロゴ。
瓦は飛ばないが町(村)ごと全部吹っ飛ぶラドンの飛びっぷり。
飛翔系のモスラとラドンのバトルがとりわけ素晴らしい!
(見たことないパターン)

G2

Memo2
タイトルデザイン
ギャレス版と同じくPROLOGUE FILM / Kyle Cooper
(本作該当タイトル部分はまだアップされていません。こちらはギャレス版タイトル)
http://www.prologue.com/portfolio/godzilla/
サウンドトラック・メイキング(注・音楽についてのネタバレが含まれています)
Godzilla KOTM - Making the Music - Bear McCreary (official)
https://www.youtube.com/watch?v=YINrERKAR4A
なおサウンドトラックはSpotify他で配信スタートしていますが、こちらのWaterTower Musicサイトで視聴可能
https://www.youtube.com/user/WaterTowerWB/videos

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト
https://godzilla-movie.jp/

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2019-05-05

タイトルデザインやロケ地のこと_3 『アベンジャーズ/エンドゲーム』『バンブルビー』『スパイダーマン:スパイダーバース』『グリーンブック』『ブラック・クランズマン』『クリード 炎の宿敵』『サスペリア』『アクアマン』『ファーストマン』

最近のタイトルデザインやロケ地をまとめて

A_end
■アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督
アベンジャーズ/エンドゲーム(Avengers: Endgame)
タイトルデザイン(Opening Title Sequence and Main Title Design)
PERCEPTION
http://www.experienceperception.com/titles-branding-storytelling.html
(多くのマーベル作品を手がけていますが、本作のタイトル部分動画は現時点では公開されていません)

Bum
■トラヴィス・ナイト監督
バンブルビー(Bumblebee)
タイトルデザイン(Main-on-End sequence)
Picturemill (エンドタイトルシークエンスの動画あり)
http://picturemill.com/bumblebee/

Spider
■ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン監督
スパイダーマン:スパイダーバース(Spider-Man: Into the Spider-Verse)
タイトルデザイン
OPENING LOGOS BY DEVASTUDIOS,INC.
MAIN ON END TITLES BY ALMA MATER
END CRAWL BY SCARLET LETTERS
●メインタイトルのメイキングについて「Art OF THE TITLE」の素晴らしい記事。
(動画あり)
https://www.artofthetitle.com/title/spider-man-into-the-spider-verse/

Greenbook
■ピーター・ファレリー監督
グリーンブック(Green Book)
タイトルデザイン(Main-on-end title sequence)
Filmograph
(メインロゴ、使用フォントはKarnak)
注・エンドクレジット画像で構成されています)
http://annyas.com/screenshots/updates/green-book-2018/
●エンドクレジットのベース部分の下地。
よーく見ると本編に出てくる事柄に関係していてすごく洒落ています。

Black
■スパイク・リー監督
ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)
タイトルデザイン
Randy Balsmeyer
http://annyas.com/screenshots/updates/blackkklansman-2018/

Creed
■スティーブン・ケイプル・Jr.監督
クリード 炎の宿敵(CREED II)
●タイトルデザイン(Main on End Title Sequence)
yU + co (動画あり) 
https://www.yuco.com/works/creed-ii
ロブ・マーシャル監督『メリー・ポピンズ リターンズ(Mary Poppins Returns)』のタイトルデザイン(Main Title Sequence Design)もyU + coによるもの

Susp
■ルカ・グァダニーノ監督
サスペリア(Suspiria)
タイトルデザイン(GRAPHICS AND TITLE DESIGNER)は大御所 DAN PERRI
●ダン・ペリ(DAN PERRI) その輝かしいタイトルデザインの数々。
こちらは4分40秒のインタビューとメイキング(2016年のもの) 
Title Design: The Making of Movie Titles 
https://www.youtube.com/watch?v=Ggw8Gqi4-Z0
●Title sequence - typography and Closing credits + The End
 (注・『サスペリア』のタイトルシークエンス画像で構成されています) 
http://annyas.com/screenshots/updates/suspiria-2018/
●『サスペリア』あのシーンのロケ地はどこ? 
Filming Locations of Suspiria
https://www.atlasofwonders.com/2018/10/suspiria-2018-filming-location.html

Aqua
■ジェームズ・ワン監督
アクアマン(Aquaman)
●タイトルデザイン(Main on End Title Sequence)
FILMOGRAPH
(注・エンドタイトル動画と画像あり) 
http://www.filmograph.tv/project/aquaman
●あのシーンのロケ地はどこ?
https://www.atlasofwonders.com/2018/11/aquaman-filming-location-where-filmed.html

First
■デイミアン・チャゼル監督
ファースト・マン(First Man)
●タイトルデザイン(Title Design)
Shine(注・タイトルカード画像あり)
『ラ・ラ・ランド(La La Land)』タイトルデザインも
http://shinestudio.com/projects/first-man/
●使用カメラ(16mm、35mm、IMAX、レンズ)や照明(太陽を模した単一光源ライトなどいろいろ詳細)、モーションベースとLEDスクリーンのこと、そして3Dプリンターで作成されたミニチュアのことなどが記載された記事
https://ascmag.com/articles/moon-walk-first-man


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2019-05-03

『女王陛下のお気に入り(The Favourite)』 ヨルゴス・ランティモス監督、オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ

女王陛下のお気に入り
The Favourite

監督 : ヨルゴス・ランティモス
出演 : オリヴィア・コールマン
エマ・ストーンレイチェル・ワイズ

物語・18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王(オリヴィア・コールマン)の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来る。(物語項、シネマトゥデイより抜粋)

Favo01

Memo1
まあ癖あるヨルゴス・ランティモス監督。
その魚眼レンズの多様さ(なんとVR的な!)。
悪意ある暴露的画面。
そののぞき見世界の中での演者3人の素晴らしさ!
ラスト、悪夢のうさぎが画面を覆い尽くす。
(何故、うさぎを飼っていたのかの趣意はまさに悪夢)
今年のアカデミー賞・衣装デザイン賞プレゼンターで登場したメリッサ・マッカーシーのうさぎ「ずりずり」ファッションには笑った(てっきりサンデー・パウエルが取るものと思ってたけど、結果は周知の通り)

Favo02

Memo2
監督のこだわりの一貫(と思うけれど)タイトルカードやエンドクレジットでの使用フォント(多分、Copperplate)の均等幅スクエア流し込みのスタイルにも驚いた(←読みにくいけど)。
タイトルデザイン → Vasilis Marmatakis
(注・タイトルカードやエンドクレジット画像で構成されています)
http://annyas.com/screenshots/updates/the-favourite-2018-yorgos-lanthimos/

この世界に拮抗する衣装を作り上げたサンディ・パウエル、さすがです。
黒白はっきりつけたらどないやねん(←関西弁)的な与党、野党の意図的ステレオタイプな衣装の分け方。
こちらはケンジントン宮殿での衣装展示。
https://www.hrp.org.uk/kensington-palace/explore/the-favourite-costume-display/
こちらはハンプトンコート宮殿での展示
https://www.hrp.org.uk/hampton-court-palace/explore/the-favourite-costume-display/

 

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2019-01-03

Netflix『マニアック(MANIAC)』キャリー・ジョージ・フクナガ監督、エマ・ストーン、ジョナ・ヒル、ジャスティン・セロー、ソノヤ・ミズノ、他

注・内容、ラストに触れています。
マニアック
MANIAC

監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ
出演 : エマ・ストーン
ジョナ・ヒル
ジャスティン・セロー
ソノヤ・ミズノ

物語・この世界に似た別の世界、そして現代に似た別の時代が舞台の「マニアック」では、それぞれ異なる事情から謎めいた新薬の臨床試験の最終段階に参加したアニー・ランズバーグ (エマ・ストーン) とオーウェン・ミルグラム (ジョナ・ヒル) の物語が繰り広げられます。母と姉妹との破綻した関係に執着し、不満を抱きながら目的もなく生きているアニー。ニューヨークの裕福な実業家夫婦の5男で、疑わしくも統合失調症という診断にずっと苦しめられているオーウェン。まともな人生を求める2人は最先端の新薬を使った治療を耳にします。発案者のジェームズ・K・マントルレイ医師 (ジャスティン・セロー) は、数個の錠剤を服用するだけで、精神疾患から失恋による傷心まで、心の不調はすべて治療可能と宣言し、これに魅せられた2人とその他被験者10人がネバーディン製薬バイオテック社の施設に集まり、3日間の臨床試験に参加します。合併症も副作用もゼロで、心の問題を永久に根絶できると言われた彼ら。しかし計画通りには進まず…。(物語項、Netflix メディアセンター記載分より)

Maniac

Memo1
●迷走(瞑想)の果てにたどり着いた帰着点。
変則型ボーイ・ミーツ・ガールものとも言えるかも?
ただ一筋縄でいかないのは振り幅の大きさ。
その振り幅(揺れ幅)はどこから来ているのか?
●50年代のビート、60年代のヒッピー、70年代のサイケデリック、80年代のサイバーカルチャー、そして90年代のバーチャルリアリティとティモシー・ リアリーが提唱(合わせて、まさにこのドラマのようなニューロポリティクス)それらに現代の人工知能と(まさにラストはこれ→)「カッコーの巣の上で」ミックスモダン。
(もちろんフィリップ・K・ディックのトリップ感やウィリアム・ギブスン風味も)
●そのティモシー・リアリーが特集(TV電話インタビュー、テキストなど)された「ET PLUS」(1990年・刊)のページが本作の冒頭イメージ。

Et

●マニアック : 日本での和製英語としてのことばと実際の英語の意味合いの違い。
●笑ったのは支払いに使えるアドバディ。
ずっと真横に暑苦しい〜オッサンが寄りそって広告を話し続ける、なんとも皮肉な味付け(「あなたにおすすめ」をリアルカウントで行ったら、こうなる?笑)
●鑑賞後感(後味)がよいのはラスト近くでのアニーのことば「友達だから」が効いている。
●いろいろな役柄を演じるエマ・ストーンが見られるのもファンとして嬉しい。(まさかのエルフものまで!)

Memo2
●元となった2014年のTVシリーズ『Maniac』(IMDb)
https://www.imdb.com/title/tt3714902/
●はられた伏線やフリのようなものが
『マニアック(Maniac)』を視聴した人が見逃しているかもしれない15の事柄
https://www.net-frx.com/2018/09/netflixmaniac15.html

マニアック | Netflix 公式サイト
https://www.netflix.com/title/80124522

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