2021-10-07

写真メモ『ザ・フィンランドデザイン展』兵庫陶芸美術館

ザ・フィンランドデザイン展
兵庫陶芸美術館
2021年9月11日〜11月28日

丹波焼の里に2005年、オープンした兵庫陶芸美術館。
道路の西側に多くの窯が並ぶ。

へルシンキ市立美術館(HAM)監修のもと、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸の他、陶磁器や家具など約250点の作品と約80点の関係資料を展示。
巡回展。(既に会期終了となっている鳥取、北九州に続いて12月7日から東京・Bunkamura ザ・ミュージアム)

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美術館への目印

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な、何かが?!
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エントランス
(この横に入場券売り場があり、そこからエレベーターで階上へ)

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展覧会入り口(撮影可能エリア)

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展示棟への渡り廊下
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展覧会場はBF 1F 2Fの3エリア
エレベーターで移動できるが横の階段の採光が良く、歩いて降りていくのもオススメ。
なんといっても「インターステラー」的。

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庭園にも陶器がいっぱい。
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茶室もある(要予約制)

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展望エリア


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近くにある丹波焼最古の登り窯
1895年(明治28年) 現在も使用されている。


兵庫陶芸美術館
https://www.mcart.jp/

ザ・フィンランドデザイン展
Bunkamura ザ・ミュージアム
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_Finland/


 

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2021-09-26

『2021 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』西宮市大谷記念美術館。

2021 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
西宮市大谷記念美術館。
1978年から開催されてきた恒例の展覧会(昨年は中止)。

定点観測のような3点画像を。
2点目画像はおなじみの記念撮影パネル。

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西宮市大谷記念美術館に通うようになって既に15年経過。(半券並べて、しみじみ)
今、思うとショーン・タン(2009年当時はシャウン・タン表記)の原画(Tales from Outer Suburbia)を初めて見たのも『ボローニャ国際絵本原画展』でした。
今年(2021年)はロシア、韓国の入選作家が多かったし、印象にも残った。

ここの美術館は庭園も有名。
緑も鮮やかだが、紅葉の季節はまた格別の美しさに。
時節柄、彼岸花が。

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香櫨園駅。
旧駅舎の駅名が保存されています。
真下を流れる夙川。
(春には川沿いのがとても綺麗です)
美術館への道。
(落ち着いた住宅地を通っていく。アスファルト道路ではない所もこだわりありの路)

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2021-06-06

『マンガで世界を変えた男 手塚治虫のクリエーション展』

マンガで世界を変えた男
手塚治虫のクリエーション展
最終日、すべりこみで展観。
こちらは入り口横のバネル。
場内での記念撮影コーナーがなかったので、会場周辺のパネルを数点。
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いやー、行ってよかった。
なんとなく規模と宣伝状態から、まぁ複製原画も多いのだろうと思っていたら、さもありなん。
全体の枚数は少ないですが有名なシーンの直筆原稿が多数展示されていました。
『メトロポリス』ラストシーンや『火の鳥 未来編』が多数、直筆原稿で展示されていてビックリ。
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『アドルフに告ぐ』のラストシークエンスも初。
トキワ荘展に出品されている『ジャングル大帝』カラー原稿なども。

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番外編
最初に買った『火の鳥』
黎明編と未来編。
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とりわけ「未来編」の衝撃を超える小説、コミックには出会えていない。
それほど、この時点で描かれた時間軸の壮大さは凄い。






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2021-02-27

手塚治虫先生の命日に宝塚市立手塚治虫記念館へ

●2月9日手塚治虫先生の命日に宝塚市立手塚治虫記念館に行ってきました。
その際の写真メモ。
Osamushi
入り口すぐに飾られている写真。
お花が添えられていました。
Hinitori
火の鳥モニュメント
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記念館前の手形、足型。
こちらは『W3』
プッコ、ノッコ、ボッコ
年数経ってきたので、かなりかすれてきた?

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最近はずっとエレベーター横に鎮座しているレオ。
割とちらり目線でよく目が合う。
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2階、特別展示エリア。
カプコンVS手塚治虫
(特別展示は撮影禁止ですが、こちらのパネル前はOK)
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同じく2階に展示されているロボットフィギュア。
この時代のデザイン、ときめく。



※番外編
こちらは『メトロポリス』パンフレット
40P オールカラー(2001年5月26日発行)
原作 : 手塚治虫
監督 : りんたろう
脚本 : 大友克洋
(最近、BS12で放送されて、やっぱり個人的にはこのメトロポリスが最も手塚治虫先生アニメ化作品で好きだなぁ、と再確認)
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2021-02-26

映画チラシあれこれ『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』のこと、他

映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』と持っているチラシとで答え合わせ(とは言わないか)。
600作品中、200〜300作品ぐらい。
70年代のものは館名後刷りトンボ付きが多くセンター束のような状態。
それにしても凄い量と質だ。ますます畏敬の念。
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まもなくデジタルリマスター版が上映される『マンディンゴ(Mandingo)』公開時のチラシ(檜垣紀六氏デザイン)
続編『ドラム(DRUM)』未使用前売り券。
それぞれリチャード・フライシャー監督スティーヴ・カーヴァー監督
原作は2作品ともカイル・オンストット。
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ここからはデザイナーは別ですが、相対的に珍しい映画チラシを順次アップ予定。
初見チラシ劇場ブログ版_1
ノスタルジア
アンドレイ・タルコフスキー監督
於 : 梅田コマ・シルバー
旧・梅田コマ劇場併設の映画館。1Fはコマ・シルバー、地下にコマ・ゴールド。
タルコフスキー監督作品を一般の映画館で見たのは初めて。
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こちらは『ストーカー』
旧・フェスティバルホールでの限定公開。
(3000名近い収容のホールというあたりが凄いですが)
Cta
『惑星ソラリス』『鏡』は、そのフェスティバルホール地下にあったSABホール(名称はリサイタルホールに変更、600名収容)





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2021-02-24

道頓堀・松竹座と映画広告デザインの源流

Pen 2004年 No.139
名作がいっぱい 映画のデザイン
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大正12年オープンした大阪・松竹座で独自に配布されていた「松竹座ニュース」は当時、図案家と呼ばれていたデザイナー達による才能発揮の場として機能し、まさに「映画広告の源流」だ。
なかでも山田伸吉による大阪・松竹座封切りの映画ポスターは日本の近代デザインを語る展覧会にはほぼ必ずと言ってよいほど出品されている。
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『芝居画家 山田伸吉の世界 - 関西大学』
33ページの図録がPDFとしてダウンロード可
https://www.kansai-u.ac.jp/Museum/osaka-toshi/img/publication/catalog121201.pdf

こちらの論文(図版あり)のキネマ文字項目はまさに映画広告の源流を知ることができて素晴らしい。
https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/53312/jjsd37_015.pdf

以下抜粋
「その当時、社会的地位は別として大阪には神戸で見られない華やかな図案家の存在があった。そのトップは松竹座美術部の山田伸吉であった。全国に行きわたった映画広告独特のレタリングは、そのオリジナルが彼の創案によるものであった」

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国立映画アーカイブのNFAJ Digital Gallery 第3回〜10回で北野劇場や道頓堀・松竹座、他の戦前前期の写真を見ることができます。もちろん東京や京都などもリンクを辿って見ることができます。
https://www.nfaj.go.jp/onlineservice/digital-gallery/dg20140906_008/
東京・帝国劇場も大阪・松竹座もお披露目作品がエルンスト・ルビッチ作品!


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2019-05-23

『江口寿史 イラストレーション展 彼女』明石市立文化博物館

江口寿史 イラストレーション展 彼女
明石市立文化博物館
2019年4月6日〜5月19日
新作を含む約300点のイラスト作品。

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見た!見た!見た!
見たで〜!!(←関西弁)
全展示室(1階と2階)撮影OKということで「撮った撮った撮ったよ〜!」展でもあります。
あるいは画集(印刷)ではわからない原画(線画)の勢いや止め、筆先の抜けまで見られて「眼福眼福展」でもあります。
以下、写真メモ。

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全五章のブロックに分けての展示。
まずは等身大パネルのお出迎え。

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習作のスケッチも展示。

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拓郎さんのCD『一瞬の夏』のイラストも。

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過去ブログメモ記事
2016年『江口寿史展 KING OF POP 京都編』
京都国際マンガミュージアム
https://color-of-cinema.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/king-of-pop-214.html


 

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2018-09-13

『2018 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』西宮市大谷記念美術館

夏の恒例、写真がほぼ同じ角度で定点観測的になってきた『2018 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』へ、西宮市大谷記念美術館に行ってきました。

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入り口の横長タイトルパネルはイランのアリレザ・ゴルドゥズィヤン
おなじみ入口はいって直ぐの記念撮影コーナー。(4枚目の画像)
スペインのジュアン・ネグレスコール「動物たちの町」(デジタルメディア)
印象な残ったのはスロヴェニアのアンドレヤ・ペクラール「わたしのお月さま」や作風が変化していて最初わからなかったけれど常連のシモーネ・レアによる「ロリス」
図録のBook designは2015年より担当しているPIETRO CORRAINI & CORRAINISTUDIOが引き続き担当。
(スゴク好みのデザイン。しばらく続きそうで嬉しい!)
カタログ表紙イラストレーションはルトウィヒ・フォルベーダ。線画が素晴らしく美しい。
西宮市大谷記念美術館では9月24日まで。
主幹事の板橋区立美術館は終了。
三重、石川、鹿児島に巡回。

西宮市大谷記念美術館
Home Page
http://otanimuseum.jp/home/index.html

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2017-08-24

『2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』西宮市大谷記念美術館

夏の恒例(最近はほぼ初日)、写真がほぼ定点観測的になってきた『2017 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』へ炎天下のもと、西宮市大谷記念美術館に行ってきました。

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●入口入ってすぐの恒例・記念撮影コーナー

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欧州各国が多い(特にフランス、そしてポーランド)
逆に昨年、増えたなぁと思っていた中国が減っている(巡回展は2018年に6ヶ所で行われるそう)
今回、特に印象に残ったベネズエラのラモン・パリス(Ramon paris)さんのサイト。
墨とデジタル彩色で描かれた作品の印刷ではほぼ出ないであろう黒の美しさに惹かれた。
IMDbにショートアニメーション作品の記載もある。
http://www.ramon.paris/
図録のBook designは2015年より担当しているPIETRO CORRAINI & CORRAINISTUDIOが引き続き担当。
(と、いうかスゴク好みのデザインなのでしばらく続けて欲しい)
カタログ表紙イラストレーションはロートラウト・ズザンネ・ベルナー
9月24日まで。
主幹事の板橋区立美術館は終了。
愛知県高浜市、石川県七尾市に巡回。

西宮市大谷記念美術館
Home Pagehttp://otanimuseum.jp/home/index.html

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2017-01-05

『ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~(LOUVRE No.9)』グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~
LOUVRE No.9
グランフロント大阪 北館
ナレッジキャピタル イベントラボ

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諸説ある芸術の序列、その9番目の芸術としてのBD(バンド・デシネ)=漫画をとりあげた展覧会。その大阪展(東京は昨年終了、2017年福岡、名古屋に巡回)写真メモ。
(撮影OKポイントのみを順に)

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入口すぐにある16通りの「ルーブル美術館 BD プロジェクト」参加漫画家。(画像はダブり部分あり)

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「サモトラケのニケ」と漫画がコラボレーションしたインスタレーション(これは各会場におけるメインビジュアル。会場の規模によって印象、変わりそう…)

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いわゆる記念撮影コーナー(空いているコマ部分に入り込んでパチリ)

ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~
| Manga-9Art
http://manga-9art.com/

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